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三つ子ママ漫画家も共感!悪気はないのに双子ママを傷つけてしまうNGワード

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BorupFoto/gettyimages

あなたの周りに双子を持つママはいますか? 同い年の子ども2人、もしくはそれ以上の人数の子どもを、同時にお世話するママの本音を知る機会は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられた、双子ちゃんを持つママが傷ついたNGワードをご紹介。また、たまひよONLINEで『三つ子まみれな毎日』を連載している、宮瀬とまとさんからご自身の体験談を聞かせてもらいました。

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私には絶対に双子ムリ〜!

「支援センターでたまに会うママさんに、よく動くようになって大変だという話をしていたとき、『いやーっ!私には絶対(双子を育てるのなんて)ムリ~!!』と笑いながら言われました。別に私だって『双子いける!』と思って双子だったわけじゃないんだけど思い、『ははは……』としか言えませんでした」

わぁ!見せて!

「わが子は男の子と女の子のミックスツインです。突然『わぁ!見せて!』と言われると、見せ物ちゃうわと思います。年配の人に多いひと言は『上手いこと男女で産んだね~』『今は大変でも一気に済むから楽やね』私シングルですし、死ぬまで大変ですから!」

自然なの?

「うちは三つ子なのですが治療系はよく聞かれます。確かに治療をして授かった子たちなのですが、『自然なの?』みたいに聞かれると、『うちの子たちは不自然ですか?』とイラッとします」

私も双子欲しい、おそろいの服着せられるし

「双子が欲しかったワケじゃなく、今だに双子じゃなかったら、1人だったら…と思うこともあります。だからかもしれませんが『いいなー私も双子欲しいー!お揃いの服着せられるし。いいやんー』といった類の言葉がイヤです。どんな大変な思いしてここまできたと思っているのか…。お揃いの服着せたいとかそんな理由で、双子欲しいとか言わないでほしい」

やっぱり性格は似てるの?

「最近なぜか妙に心がざわつくのが『やっぱり性格は似てるの?』です。自分でもなぜイラッとくるのかは分からないのですが……」

どっちがお姉ちゃん?

「『どっちがお姉ちゃん?』今これにピークでイライラします。近所のおじいちゃんが毎回聞いてきます。可愛がってくれるんですけど、それそんなに重要ですか?」

年子より楽

「一番腹が立つのは『(不妊)治療?』ですね。次に腹が立つのはやっぱ『年子より楽』です。もちろん年子も大変だと思いますし、その人が年子も双子も両方育てた経験があるのならいいですが、聞いてみるとどっちも育ててない人ばっかりで『なぜ、こんなに自信満々に断言できるのだろう…』と思います」

双子も年子も“どちらも大変”

このように悪気はなくても何気なく言ってしまったひと言が、双子ちゃんママの心にグサッと突き刺さってしまうことがあるようですね。今回は、2012年産まれの三つ子のお母さんであり、たまひよONLINEで『三つ子まみれな毎日』を連載中の宮瀬とまとさんにご自身の体験談をお聞きしました。

ーー(宮瀬さん)
「ツインベビーカーで幼児3人を連れて外に出たら、それはもう声をかけられる機会の多いこと!次々と声をかけられるのでなかなか前に進みません(笑)。
『ママ頑張ってるね』『えらいね』『三つ子ちゃん可愛いね』と言ってもらえることも多くてありがたかったのですが、なかには『うーん』と思う声がけもありました。

私の場合、不妊治療かどうかは毎回毎回当たり前のように聞かれました。どうしてそんなデリケートな話を、初対面の人と話さなきゃいけないのか疑問に思っていました。仲良しの間柄ならともかく、初対面で話す内容ではないと思います。元気に産まれてきたのなら、不妊治療で授かっても、自然妊娠でも、どちらでもいいと思います。
三つ子や双子のママ友はたくさんいます。しかし、そのママ友たちの間でそんな話はしませんし、どちらで産まれてきたかも知りません。デリカシーのないこの質問は本当にやめてほしいと思っていました……。

『年子の方が大変よ』『年子より楽だからいいよわよね』『私は3人年子だったんだから大変だったのよ!一度に育つからいいじゃない!』多胎児と年子は、なぜか比べられることが多いです。 年子を育てている仲良しのママ友と『どっちもそれぞれ大変で比べるものじゃないよね』と、いつも話をしています。
3人年子と声をかけてきた方は、もちろん想像がつかないくらい大変だったと思います。だからって三つ子と比べる必要があるのでしょうか? “どちらも大変”それでいいと思うのです。

声をかけてくれる方たちは、皆さん共通して悪気がないんです。ただの世間話、お天気の話をするかのように声をかけてくれます。それはわかるのですが、やはりその話の内容は道端でそして初対面の方に話す内容かどうか、もう少しだけ考えてから声をかけてほしいですね。

もちろん、前向きなお声がけや、子どもたちを可愛い!と言われるのはいつでも大歓迎です!」

何気なく言ってしまいそうな言葉も双子ちゃんママにとっては、傷ついたり、不快に思う場合も。多胎ちゃんは可愛いので、見かけるとついつい話しかけちゃいますが、相手の状況や気持ちを思いやって接したいですね。(文・清川優美)

■文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです

■関連:[三つ子まみれな毎日#23]三つ子とヤキモチ

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