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悩む母親が集う「お母さんのためのおちんちん講座」ママ泌尿器科医

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幸せな笑顔新生児男の子
Melpomenem/gettyimages

関連:“赤ちゃんの性器に異変!?” 受診の目安と考えられる病気とは?

泌尿器科って、どんなところか知っていますか?

みなさんはじめまして。今月から連載を担当することになりました、泌尿器科医の岡田百合香です。2歳の息子の子育て真っ最中でもあります。

さて、みなさん「泌尿器科」ってご存じですか? 子育て中のお母さん、お父さんたちにとって、産婦人科、小児科、皮膚科などは割と身近だと思うのですが、泌尿器科って一体何をしているところ? どんなときに行くの? という方も多いのではないでしょうか。

1回目の今回は泌尿器科と私のお仕事について紹介させてくださいね。

泌尿器科というのは、尿(おしっこ)と男性生殖器(おちんちんやたまたま)に関するトラブルや病気を扱う科です。「頻尿や尿漏れとか? 年配の人に多い病気かな?」と思われがちですが、実は子育て中の皆さんにとっても、非常に大切な科なのです。

「お母さんのためのおちんちん講座」を開いています

私は今、総合病院の泌尿器科に勤務しながら、近所の助産院で「お母さんのためのおちんちん講座」という教室を開いています。きっかけはお世話になっている助産師さんに「男の子の性器のことで悩んだり困ったりしているお母さんたちがすごく多いの。でもなかなかまわりにも聞きづらいみたいで…」と相談を受けたこと。

私も多くの性器のトラブルで困っている患者さんを診ていて、「小さいころから自分の性器について知っておくことって大切だな」「お母さんたちにも正しいことを知ってほしいな」と常々思っていました。

講座では「男の子の性器の構造」「洗い方」などの基本的なことをお伝えし、あとは「包皮をむく?むかない?」「どんなときに病院に連れて行くべき?」「よく性器を触るんだけど大丈夫?」など、お母さんたちの疑問や悩みにお答えしています。

不安があれば、気軽に受診してほしい

病院に連れて行く基準は、迷いがちですよね。性器や排せつに関する気になる症状や不安については、それほど症状が強くなくても、積極的に医師に相談してもらうのがいいと思っています。というのも、発熱や湿疹(しっしん)など、よくある症状については情報を得られる機会も多いですが、性器まわりのことは保護者の方が参考にできるような情報が圧倒的に少ないのが現状です。

試しにネットで「子ども 湿疹」と調べるとたくさんの皮膚の写真が出てきますが、「子ども おちんちん 赤い」で検索しても写真はほとんど出てきません。

なので、「少しでも気になる症状があれば、気軽にかかりつけの小児科や泌尿器科(この2つの選び方はまた次回以降触れますね)に相談してみてください」とお伝えしています。

講座のあとには「知れてよかった!」「聞きづらかったモヤモヤが解消された!」といった感想がとても多く、子育てと性に関するテーマは、みんな「興味はあるけど学ぶ場所がない」というのが現状なんだなとあらためて感じました。


この連載が、みなさんにとって「学べる場」となるよう、これからさまざまな情報を発信していきますね。

ママ・パパにとって、性や排せつはずっと大切なテーマ

性器のことや排せつのことって、「恥ずかしい」という気持ちが先に立って、心配事や気になることがあっても、相談や受診をためらってしまいますよね。
その気持ち、とってもよくわかります。
けれど、いずれも私たちが元気に生きていく上で欠かせない、とっても大切なお仕事をしてくれているからだのしくみです。
「なんか恥ずかしい気がするから・・・見ない!触らない!考えない!」じゃもったいない。
幼少期の性器のケアやトイレトレーニングから始まり、学童期、思春期、妊娠、子育て、その後も、性や排せつのことってずっとずっと、大切なテーマです。

お母さんお父さんやお子さんたちが、性や排せつのことをポジティブにとらえられるように、楽しく学んだり考えたりできるように、ぜひ泌尿器科医として協力させてください。

次回からはよくあるお悩みや疑問にお答えしたり、お子さんに伝える際におすすめの絵本を紹介したりしていきたいと思います。
男の子の性器のこと、おしっこに関すること、子育てと性に関すること、お悩みや疑問などなど。

それではまた次回お会いしましょう。

(構成/ひよこクラブ編集部)

関連:赤ちゃんの泌尿器・性器の病気 尿路感染症の症状とケア【医師監修】

育児雑誌『ひよこクラブ』 でも、おちんちんやおまたの特集はとても関心が高いコンテンツ。誌面に寄せられたお悩みも取り上げながら、性器や排せつについて深く掘り下げた記事を紹介していきます。


■監修・文/岡田百合香先生(泌尿器科医)

岡田百合香先生

愛知県在住。総合病院の泌尿器科に勤務する傍ら、乳幼児の保護者を対象にした「おちんちん講座」や、思春期の学生向けの性に関する授業などを行っている。現在2歳男児の子育て中。

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