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入園、進級。新生活に向けて親は子どもにどう関わる?

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笑顔と母娘
TAGSTOCK1/gettyimages

春は入園、進級の季節。入園の場合は、これまでの“おうち中心”の生活から毎日園に通う生活へ、進級の場合は、担任の先生やクラスが変わり、新しい生活へと、取り巻く環境が変化します。この時期、親は子どもにどう関わればよいのでしょうか。子育てアドバイザーの長島ともこさんと一緒に考えていきましょう。

関連:もうすぐ保育園の入園式!印象をアップするには何を着たらいいの?

長島ともこ
フリーエディター、ライター。育児、妊娠&出産の分野を中心に書籍、雑誌、WEBの編集、執筆に携わる。著書『PTA広報誌づくりがウソのように楽しくラクになる本』、新刊に『卒対を楽しくラクに乗り切る本』がある。認定子育てアドバイザー、All About「子育て・PTA情報」ガイド。2児の母。
長島ともこホームページ

新生活スタートを控えた子どもに親ができること

子どもの入園を控え、園グッズの準備などが始まると、親は、新生活が始まるワクワク感と同時に「うちの子、園になじめるかしら」「お友だちができるかしら」など、不安な気持ちも芽生えてくることと思います。

この時期はどうしても、「言葉がおそい」「着替えが苦手」「やんちゃでおちつきがない」など、親からみたわが子の「気になる部分」のほうに目がいってしまいがち。しかし、子どもたちは、園生活を通してたくさんのことを吸収し、体も心も成長していきます。

親はあまりナーバスにならず、「うちの子、園生活が始まったらどんな風に成長していくのだろう」など、子どもの入園を前向きに、おおらかにとらえることが大切です。そして、「園に行くの、楽しみだね!」「お友だちがたくさんできるといいね!」など、子どもに対しポジティブな声かけを心がけましょう。

園バッグや上履きケース、ランチ袋などの園グッズは、園から指定されたルールの範囲内で、子どもが好きな色や柄を一緒に選び、用意するのもおすすめです。「これを持って、早く園に行きたいね!」など、さりげなく“入園気分”を盛り上げてあげるのもいいですね。

進級の場合も同様です。「お兄さん(お姉さん)クラスになるね。何組になるのか、楽しみだね!」「新しいお友だちができるといいね!」など、新生活が始まるのが待ち遠しくなるような声かけを心がけましょう。

入園前、親が子どもについやってしまいがちなNG行動

入園前に、親が子どもに対してついやってしまいがちなNG行動を紹介します。

親から見た子どもの「苦手なこと」を、無理に練習させようとする

「着替えが遅い」「靴をはくのに時間がかかる」など、親からみた子どもの「苦手なこと」。いろいろあると思いますが、入園までに無理やり改善させようとすると、子どもはその理由が理解しきれず、混乱してしまいます。着脱しやすい服や靴を用意するなど、子どもがとりかかりやすい環境を整えることから始めましょう。

「そんなことすると、園に入れないわよ!」などとおどかす

家で遊んでいるときにかんしゃくを起こした際などに、「そんなことしていると、園に入れないわよ!」「先生に怒られるわよ!」と叱ってしまうと、子どもは園に対してマイナスのイメージをもってしまいます。叱り言葉に「園」を用いることは避けたいものです。

毎日のように園のことを話題にする

上述したように、「園に行くの、楽しみだね!」など声をかけるのはOKですが、毎日のように園のことを話題にすると、子どもは聞き流すようになってしまうこともあります。ふとしたときに話題にするくらいの感覚で。

トイレトレーニングを焦ってしまう

オムツはずれの時期は、子どもによってさまざまです。保育園の場合は園でトイレトレーニングしてくれますが、幼稚園の場合はそうとも限りません。幼稚園入園前までにはずれていないと親は焦ってしまい、子どもに無理強いさせ結果的にこじれてしまいがちです。トイレトレーニングが終わっていない場合でも、園は対応に慣れていますので、必要に応じ、園と相談を。

子どもの新生活に向けての親の心構え

これから入園する子どもにとって、「園での生活」は未知の世界です。
プレ幼稚園などに通った経験があったとしても、「園という場所に、“毎日”通って先生やお友だちと過ごす」という経験は、初めてです。
慣れるまでは喜びや楽しさよりも、緊張や不安が伴うことでしょう。「親と離れるときに泣いてしまったり、園バスに乗りたがらなかったりするのは当たり前」と肝に命じ、笑顔で見送ってあげたいですね。

入園後、「登園しぶりが長く続く」など、心配なことや不安なことがあったら、園の先生に早めに相談しましょう。先生を信頼し、良好な関係を築くことも大切です。

子どもの入園を機に、仕事復帰するママもいることと思います。親子そろってスムーズに新生活に移行したいところですが、突然子どもが発熱して園から呼び出しの電話がかかってきたり、育児、家事、仕事に追われて心身ともに疲れきってしまったりなど、大変なことも多いでしょう。
そんなときは、ママ一人で抱え込まず、ファミリーサポートやベビーシッター、病児保育、家事代行サービスなど、頼れるものはどんどん頼りましょう。パパやパートナーはもちろん、おじいちゃん、おばあちゃんが「頼って」と言っている場合は手を借りるのもひとつです。ただし、孫疲れという言葉もあるように過度に頼るのは禁物。お互い話し合って温度差がないようにしておきましょう。

関連:幼稚園入園まであと半年、子どもと親がしておきたいことは3つだけ!

子どもはもちろん、親もドキドキの入園。ママが緊張や不安な気持ちでいると子どもにもそれが伝わってしまいます。親はどんと構え、「いってらっしゃい!」と笑顔で送り出してあげましょう。帰ってきたら、思い切り抱きしめてあげましょう。

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