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【月齢別遊び・8~9カ月ごろ】記憶力も発達するころ。手指や体を使った遊びを楽しみましょう

7~8カ月ごろの赤ちゃんは、言葉の意味はわからなくても、ママやパパが話しかけたことに反応するようになります。記憶力がさらに育ってくるので、「いないいないばあ」など、結果が予測できる遊びも楽しめるように。また、指の使い方がうまくなり、はいはいやずりばいをする子も多くなるので、物で遊んだり、体を動かして遊んだり、遊び方が広がる時期です。そこで、赤ちゃんの成長に合わせた遊びを相模女子大学学芸学部子ども教育学科・准教授の金元あゆみ先生に聞きました。

【赤ちゃんの心と体の発達】はいはいが上手になり、人見知りがピーク

体重の増加より身長の伸びが著しく、しだいにほっそりとした体形になってきます。おすわりがさらに安定して、おすわりしたまま体をねじって振り向いても、倒れなくなります。おなかを持ち上げて両手、両ひざを床につく、「はいはい」をする子も多くなります。また、指の使い方が上手になり、親指とそのほかの指で物をつかめるように。左右の手を別々に動かしたり、両手を打ち合わせることもできるようになります。
身近な人への愛着心がいっそう強くなり、人見知りがピークに。記憶力が発達し、自分の予測どおりに物が出たり消えたりすることに夢中になります。言葉の意味はまだ理解していませんが、名前を呼ぶと振り向くなど、徐々に大人の話しかけに反応するようになります。

【遊びの大切さとポイント】たたく、転がすなど手を使ったり、全身を使った遊びがおすすめ

人見知りがピークになるころですが、それはママやパパなど身近な人への愛着心が強くなり、記憶力も発達してきた証拠。記憶力が育ってくると、自分の予測通りに物が出たり消えたりすることに夢中になります。「いないばあ」やおもちゃをタオルで隠して見つける遊びなどを繰り返しやりたがるので、大人も積極的にかかわって一緒に遊びを楽しみましょう。
物で遊ぶことで、たたく、つまむ、転がすなど、手の動きも多様になっていきます。気になるおもちゃや日用品に興味を持って遊ぶようになるので、空き箱や段ボールを太鼓のおもちゃがわりにして、たたいて遊ぶのもおすすめです。とくに自分が何かをすると変化するものに、とてもおもしろさを感じます。
少しずつはいはいやずりばいで移動できるようになってくる時期なので、それを遊びに取り入れて、追いかけっこなどをしてみましょう。全身の筋肉を使う運動になるので、体遊びはぜひ積極的にしてみて。

空き箱でタンタン太鼓

おうちにある空き箱や段ボールを利用し、太鼓のようにたたいて遊びましょう。最初はママやパパが手を添えてあげて楽しくリズミカルに。ママやパパと赤ちゃんとで、太鼓の音で会話するように、1つの箱を交互にたたき合うのも楽しいやりとりになります。

ママ・パパ、どーこだ?

赤ちゃんの近くで、ソファの後ろなど物陰に隠れて、赤ちゃんの名前を呼んだり、「ママ(パパ)、ど~こだ?」などと声をかけて、かくれんぼを楽しみましょう。わざと少し見えるように隠れるのが遊び方のポイントです。ほかにも、おもちゃなどにタオルやハンカチをかぶせて、「あれ、どこ行っちゃった?」などと赤ちゃんに声をかけ、ものを見つける遊びもおすすめ。自分で隠れたものを探しますよ。

おいでおいで、まてまて~

ママやパパもはいはいの姿勢になって赤ちゃんと追いかけっこをして、楽しく体遊びをしましょう。
ママやパパは、はいはいの姿勢で移動をし、「おいでー」と誘います。ぬいぐるみやパペットで誘うのもいいでしょう。赤ちゃんが近づいたら、わざと逃げて「こっちだよ~」と誘ったり、逆に近づいていったりすると、赤ちゃんはワクワクします。遊びに慣れてきたら、今度はママやパパが逃げる赤ちゃんを追いかけてみましょう。

段ボール箱のトンネルくぐり

段ボール箱の底を内側に折ってトンネルを作り、そのなかを赤ちゃんがはいはいやずりばいでくぐる遊びです。トンネルの反対側から「おーいで」とママやパパが声をかけ、はいはいやずりばいを誘ってみましょう。赤ちゃんがママやパパのほうに来ることができたら、ギュッと抱きしめながら「よくできたね~」「すごい、すごい」などといっぱいほめてあげて。

落としっこゲーム

ママやパパがやわらかいものを落として、赤ちゃんがそれを拾う、目と手で楽しめる遊びです。逆に、赤ちゃんが落として、大人に拾ってもらうのを楽しんだりもします。落とすものをボールのようにはねたり、転がるものにすると、動きも楽しめます。目で見て、それに合わせて手を動かせるというのは、結構難易度が高いこと。ほんの少し難しいことは、逆におもしろく感じて挑戦していきます。

頭の上にポンッ

「落としっこゲーム」をアレンジした遊びです。赤ちゃんの頭の上にハンカチやお手玉などを置いてみましょう。キョロキョロしてポトッと落ちたら「みつけたねー」と気持ちを言葉で表していきましょう。頭の上にのせるものを最初に見せるのがポイント。ママやパパの頭の上にのせておじぎしてポトッと落としても。「こんにち…」とためて「は」でお辞儀して落とします。少しずつ記憶する力がつき、見えなくなったものを探そうとし始めます。

何が出るかな?

ママやパパの手をグーにして、その上にハンカチをかぶせます。赤ちゃんの前に持っていき、赤ちゃんがハンカチを取ったら「ばあ」と手をパーにしてみましょう。最初はママやパパがハンカチを取って見せると興味を持ちます。手をいろいろな形に変えて遊んでみましょう。

赤ちゃんとハンカチ落とし

赤ちゃんの目の前でハンカチをヒラヒラさせて、「バイバーイ」と言いながら移動させ、座った姿勢で赤ちゃんの斜め後ろに置きます。赤ちゃんが身体をねじって手を伸ばし、取れたら一緒に喜んで。それまで一緒に遊んでいたおもちゃを使っても。「ちょうだい」と言って受け取り、繰り返して遊びましょう。

たたく、転がす、投げるなど手指を動かす遊びや、はいはいなどで全身の筋肉を使った体遊びが、赤ちゃんの成長をはぐくみます。このころの赤ちゃんは言葉の意味はわからなくても、ママやパパが話しかけたことに反応するように。ママやパパも一緒に遊びを楽しみ、赤ちゃんとのコミュニケーションをはかってみましょう。遊びの中でぎゅーっと抱きしめたり、「大好き」のメッセージを伝えてあげると、赤ちゃんの気持ちが安定します。人見知りのピークを迎えるこの時期は、とくにしっかり抱いて不安感を沈めてあげましょう。

監修/金元あゆみ先生 イラスト/とよたまみ 取材・文/ひよこクラブ編集部

金元あゆみ先生(かなもとあゆみ)
(相模女子大学学芸学部子ども教育学科准教授)

Profile
保育学・幼児教育学を専門とし、保育園での保育を経験後、大学院に進学。昭和女子大学の助教を経て現職。著書に「0歳児のあそび」(ひかりのくに)がある。

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