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赤ちゃんの睡眠リズム、狂うと多動傾向にも? 【米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタント】

子供を持つ女性
※写真はイメージです
morrowlight/gettyimages

4月は子どもが保育園や幼稚園生活をスタートさせたり、ママやパパの勤務状況が変わったりするなど、新たな生活環境になるファミリーも多いかと思います。生活環境の変化は、睡眠にも少なからず影響があります。
赤ちゃん時代の睡眠リズムは、実はその後の小学校生活にも影響が出てくることを知ってますか?理想的な睡眠リズムを整えるコツを紹介します。


日本人初の米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタントの愛波文さんが、米国NYから情報を発信! 
「愛波文さんのぐっすりねんねROOM#25」。

赤ちゃん時代の睡眠リズムは、 将来の睡眠リズムの土台となる!

「赤ちゃんのころから、睡眠のことを意識することって本当に必要?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。けれど、睡眠リズムを整えることはお子さんの人生にとって、とても重要です。

子どもの夜の就寝が22時を回る生活を続けてしまうと、一般的に多くのご家庭が朝6~7時の起床が必要になってくる学校社会では、寝不足になってしまいます。この状態だと、小学校生活で遅刻傾向になってしまったり、行き渋り、落ち着きのなさ、多動気味、教室で離席する、などの問題が生じることがあります。

そのようなトラブルを防ぐためには、赤ちゃん時代から睡眠リズムを少しずつ整えていくことが必要というわけです。何をどうしたらいいのか、具体的に紹介していきます。

【生活リズムを整える対策1】毎朝・日光を浴びる

お子さんが起きたら、毎日、まずはカーテンを開け、日光を浴びましょう。日光を浴びることで、体内時計が整い、幸せホルモンで知られているセロトニンが分泌されます。
睡眠ホルモンといわれるメラトニンは、このセロトニンの分泌がなくては分泌されないため、毎日日光を浴びることが大切です。

【生活リズムを整える対策2】 月齢・年齢に合った昼寝をとる

赤ちゃんの月齢・年齢に合った睡眠(=朝寝・昼寝・夕寝を含む日中の睡眠)をきちんととらないと、活動時間(=赤ちゃんが機嫌よく起きていられる時間)がオーバーしてしまい、疲れすぎてしまうことがあります。
子どもは疲れすぎると、ストレスホルモンといわれるコルチゾールが過剰に分泌してしまい、夜間にうまく眠れず、寝ぐずりや夜泣きにつながることがあります。
過去の記事「睡眠の土台 米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタント」も参考にしてください。

睡眠の土台 米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタント/愛波文さん

【生活リズムを整える対策3】日中の適度な運動

睡眠時間を意識することのほか、日中に適度に体を動かすことも大切です。まだ首がしっかりすわっていない赤ちゃんの場合は(※)、30秒~1分くらいをめどに、タミータイム(腹ばいにして首をあげる運動)を試しても。腹ばい中は絶対に目を離さないでください。
寝返りをするようになったら、マットなどの上でごろごろしたり、はいはいをしたりなど、全身を動かす遊びも取り入れて。少し大きくなったら、プールなどの習い事をするのもよいでしょう。子どもの月齢に見合った運動を取り入れてください。
※始める時期はかかりつけの小児科医に確認してください

【生活リズムを整える対策4】 夜間睡眠は10時間を目標に

夜間もこまめな授乳が必要な低月齢の時期は、寝たり起きたりを繰り返しますが、夜間のトータルの睡眠は10時間くらいとっていることが理想です。

夜寝る前は、ねんねルーティンを決めて毎日行い、赤ちゃんがいずれひとりで寝られるように、整えていきましょう。乳幼児期の理想的な入眠時間は、
19~21時です。夜間に目が覚めても、お子さんがひとりで再び眠れるようにすることで、親子ともに、ぐっすり夜通し眠れるようになります。
自分ひとりで眠れるようにするためのトレーニングは、下記を参考にしてください。

赤ちゃんにとっての理想の睡眠をお伝えしても、現実はなかなか難しいときもあります。最初から完璧は無理なので、少しずつ習慣にしていきましょう。私も2人の男の子ママですが、たまには夜更かしすることも、もちろんあります。ただ、夜更かしをした日の翌日は、いつもの起床時刻に起こし、
昼寝をきちんとさせ、夜はいつものルーティンを行い、いつもの時刻または早めに寝かせています。生活リズムが崩れたら、そのあとに生活リズムのズレを修正するように意識すれば大丈夫ですよ。

夜間にぐっすり眠れるよう、睡眠リズムを整えることは、お子さんの人生にとって最高のプレゼントになるはずです。いつから始めても遅すぎるということはありません。できることから少しずつ試してみてくださいね。


参考文献
Maeda T, Oniki K, MiikeT. Sleep education in primary school prevents future school refusal behavior. Pediatrics Int 2019: Oct;61(10):1036-1042.

文・監修/愛波 文さん 構成/ひよこクラブ編集部

愛波 文さん(あいばあや)

Profile
日本人初 乳幼児睡眠コンサルタント。
IPHI日本代表。Sleeping Smart Japan株式会社代表取締役。慶應義塾大学教育学専攻卒業。2012年に長男出産。夜泣きや子育てに悩んだことから乳幼児の睡眠科学の勉強をはじめ、米国IPHI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。2015年に次男を出産。現在、2人の男の子の子育てをしながら、企業やイベント講演を行うほか、子どもの睡眠に悩むママ・パパ向けのSleeping Smart子育てサロン、睡眠・子育て・教育について配信する愛波LIVEを運営。IPHIと提携し、オンラインで妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務めている。著書に「ママと赤ちゃんのぐっすり本」(講談社)「マンガでよむ ぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方」(主婦の友社)、監修書に「ママにいいこと大全」(主婦の友社)がある。

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