赤ちゃんの歯の病気 萌出性囊胞の症状とケア【医師監修】
赤ちゃんの萌出性囊胞(ほうしゅつせいのうほう)って?
乳歯が生えてくるときに、歯ぐきに半透明のやわらかいふくらみができることがあります。これは歯ぐきの中の歯を包んでいる袋にがたまったものです。
萌出性囊胞の主な症状
・歯ぐきに半透明または紫色のふくらみができる
萌出性囊胞になりやすい月齢・年齢
生後6ヶ月~
赤ちゃんの萌出性囊胞 歯が生える部分の歯ぐきがブヨブヨに
乳歯が生えてくるときに、歯ぐきに半透明のやわらかいふくらみができることがあります。これは歯ぐきの中の歯を包んでいる袋に滲出液がたまったものです。小さな血管を傷つけ内出血すると紫色の腫れになります。
痛んだり大きく腫れたりすることはまれで、歯が生えると自然に治ることがほとんどです。いずれかみ合う歯で腫れた歯ぐきをかんで大きく腫れたり、傷つけて痛がるときは、歯科(できれば小児歯科)を受診しましょう。
■赤ちゃん 口・歯の病気
・口内炎
・鵞口瘡(がこうそう)・口腔カンジタ症(こうくうかんじだしょう)
・地図状舌(ちずじょうぜつ)
・むし歯(むしば)・う蝕(うしょく)
・癒合歯(ゆごうし)・癒着歯(ゆちゃくし)
・先天性歯(せんていせいし)
・上皮真珠(じょうひしんじゅ)
・萌出性囊胞(ほうしゅつせいのうほう)
※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。