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いつの間に!? 息子の優しさに涙【夫婦のじかん大貫さんの「ママ芸人日記」#43】

更新

2018年3月に男の子を出産した、お笑いコンビ「夫婦のじかん」の大貫さん。イラストレーター兼漫画家としても活躍中です。よしもと芸人・イラスト業・ママと毎日大忙しの大貫さんによるのコラム連載「ママ芸人日記」第43回です。

夫婦のじかん大貫さんの「ママ芸人日記」 今までのお話はこちら

【第43回】いつの間に!? 息子の優しさに涙

息子が泣いてしまったとき、よく頭を撫でてあげています。
そうすると、だんだん落ち着いていき、何が嫌で泣いていたのか、心を落ち着かせて自分の気持ちを整理しているような様子になっていく息子。
まだまだ1歳10ヶ月と思っていましたが、確実に日々成長しているのが感じられます。

そんなある日、保育園の先生からこんな話をお聞きしました。

なかなか泣き止まないお友達がいたらしく、その子の元へ駆け寄っていった息子。
すると、その子の頭をよしよしと撫で始めたそうです。

その子が泣き止むまでの数分間、ずっと頭を撫でていた息子。
ようやくお友達が泣き止むと、手を繋いでおもちゃのある方へ連れて行き、自分のお気に入りのおもちゃを「どうぞ!」と渡してあげたそうです。

いつも息子が泣いているときに、私や旦那がやっていることをお友達にしてあげていたのです。

この話を聞いたとき、息子の成長に驚きと感動を覚え、思わず泣きそうになってしまいました。


魔の2歳、悪魔の3歳、天使の4歳という言葉を時々ネットなどで目にしますが、4歳くらいにならないと思いやりのような行動は出てこないものなのだろうと勝手に想像していました。
しかし、「今はまだわからなくても、息子を思う気持ちはいつか届くはず」と思って息子の頭を撫でたりおもちゃで励ましたりしていた行動が、「泣いているときにしてくれて嬉しかったこと」としてちゃんと息子に届いていたのです。
まだまだイヤイヤすることも多く、好奇心旺盛でわんぱくな息子ですが、ちゃんと優しい気持ちも育っているのだなとあたたかい気持ちになりました。

今はネットを開けば様々な情報が溢れていて、時にはそれに左右されてしまうこともある私。
しかし、家庭ごとに環境も違い、子どもの気質もそれぞれ。
5人子どもを育てた友人も、「長女だけ育てていたら子育ては大したことないと思っていたけど、次男だけ育てていたら子育てが過酷なことばかりだとも思っていただろうし、子どもは本当に一人一人全く違う」と言っていて、とても心に残っています。
日々の育児に追われ、時々情報に振り回されそうになることもありますが、まずは息子と時に厳しく時に優しく毎日を楽しみ、旦那と共に家族で成長していきたいです。

因みに、お友達に渡してあげたおもちゃは気に入ってもらえず、息子は他のおもちゃを探しに行き、なんとかお友達の好きなおもちゃを見つけてあげようと右往左往していたようです笑

夫婦のじかん大貫さん プロフィール



よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属/夫婦お笑いコンビ「夫婦のじかん」の嫁担当。イラストレーターとしても活動中。相方は元・トンファー山西章博。息子(2018.3生)と夫との3人暮らし。2019年3月にコミックエッセイ「母ハハハ!」(PARCO出版)を発売。

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