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子どものしかり方を標語「あ・し・た・か・つ」で覚える 気長に考えて

子ども子育てのイメージ
maroke/gettyimages

赤ちゃんが親の気持ちを理解し始めるようになるのが9カ月ごろ。この時期から適切にしかって、ほめることを始めると将来のスムーズなしつけにつながります。だけど言葉もおぼつかない時期に「しかる」「ほめる」ってどういうこと!?  具体的な方法を日本キッズコーチング協会の竹内エリカ先生に伺い、標語にしてまとめました。日々のかかわり方の参考にしてみてくださいね。

「しかる」と「ほめる」は使い分けが大切

子育ての最終ゴールは、自分で生きていくための力を身につけさせること。子どもの自立心をはぐくむためには、適切にしかって、適切にほめることが求められます。
子育てにおける「しかる」はしつけと同じ意味があり、社会生活を送るうえでの基本ができるように「教える(=Teaching)」ことを意味します。一方で「ほめる」とは、「子どもの能力を引き出すこと(=Coaching)」。子どもはほめられることで自信がついて、意欲的に行動するようになります。
正しい行動に導くときは「しかる」、もっとできるようになってほしいときは「ほめる」と覚えましょう。

赤ちゃんをしかるときは「怒らず」「わかりやすく」伝えて

基本的に2才代までは、危険なことや道徳的にやってはいけないこと(人を傷つける、公共のマナーを無視する)をしかって教えます。小さな子にも届くシンプルな言葉で、冷静に伝えるのがコツ。一度で言うことを聞くようになることはほぼないので、根気よく続けましょう。

しかり方の標語は「あしたかつ」

0才代~2才代までの子どもをしかるときのタイミング、伝え方の具体例を紹介します。

【あ】あんぜん(安全)を守ろう

道路に飛び出す、危険なものを触るなど危ないことをしたときは「止まって」「痛いよ」など短い言葉と真剣な態度でしかりましょう。泣いて暴れたら、体を押さえて制止しましょう。なお、0才代のうちは「痛いよ」「熱いよ」と感覚を表す言葉を使うと、本能的に危険を察知しやすくなります。

【し】シンプルな言葉を使おう

「○○しないで」といった否定語を、子どもはすぐに理解できません。「転ばないで」と言うと転ぶイメージが頭に浮かび、実際に転んでしまうことがあります。走り回ってほしくないときは、「走らない!」ではなく「止まって」「静かにして」ととるべき行動を簡潔に伝えましょう。

【た】ただしい(正しい)心を教えよう

相手を思いやる、公共のマナーを守るなどの道徳心は社会で生きる上で基盤となるもの。子どもは親の姿をよく見ているので、まずはママやパパがお手本になる行いを心がけましょう。

【か】からだ(体)を健康に保とう

基本的に、生活リズムは親がリードして整えるようにします。そのうえで、食事を食べずにお菓子ばかりを欲しがる、歯を磨かない、朝起きないなど不健康につながることをしたときは、譲らず、根気強く言い聞かせましょう。イヤイヤ期の2才代は頭ごなしに言うのではなく、「嫌だね」などいったん子どもの気持ちを受け入れてから、「でも○○しようね」と導くと伝わりやすいでしょう。

【つ】つたえる(伝える)ときは同じ言葉を3回

1回言っても通じないときは、同じ言葉を3回繰り返します。少し強めの口調で、子どもの目をしっかりと見て、声は少しずつトーンアップしましょう。それでも効き目がなければほかのアプローチに切り替えることも考えて。

ママ・パパたちのしかり方

子どもがしてはいけないことをしたとき、みんなはどんな風にダメと教えているのでしょうか? 実例を紹介します。

●危ないことは「ぶー×」と怖い顔で短い言葉で言ってます。「ぶー!」というとちょっと動きが止まるので、これを繰り返して少しずつ覚えてもらえたらいいかなーというかんじです。


●例えばお店で寝転んだとき。それやっていいの?? ここはお店だよね?? どうすればいいかわかるかな?? みんなの邪魔になるし迷惑だからやめようか。は男子には通じません。
ここはお店です。寝ません。歩きます。邪魔です。はい立って。が正解です。
危ないことをしてたら、やりません。怪我します。はいやめる。
公園から帰るときは、◯時◯分に帰ります。と数回伝え時間になったら、はい時間です帰ります。遊びたいのはわかります。でも時間です。帰ります。と男子は軍隊の指令のように簡潔に。話聞いてませんから。
もうすぐ5歳の息子はずっとこれです。まぁいうこと聞くかっていったら…今も聞かないことが多いですが…汗 

「社会で生きていくうえで正しい行動がとれるようになると、人から愛されるようになる」と竹内先生。100%理想通りにはいかなくても、繰り返すうちにママやパパの気持ちに応えてくれるようになるかもしれません。
育児は根気、そしていつかは報われるもの。今日は負けても明日は勝つぞ、の心意気で頑張りましょう。
(取材・文/中澤夕美恵、ひよこクラブ編集部)


■監修/竹内エリカ先生
(日本キッズコーチング協会 理事長)
幼児教育者。20年にわたって子どもの心理、教育、育成について研究。子どもの認知特性を生かした指導法を考案し実践。講演・執筆・ラジオ出演などでも活躍。男の子2人のママ。
幼児教育者・竹内エリカ先生からのアドバイスが届く「ママのためのワンポイントコーチング100」はこちらから。

※文中のエピソードは「ウイメンズパーク」の投稿からの抜粋です。

■参考/『ひよこクラブ』2018年2月号「9カ月からのしかり方・ほめ方」

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