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赤ちゃんの泌尿器・性器の病気 膀胱尿管逆流症の症状とケア【医師監修】

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ベッドの上のおむつの赤ちゃん足上下
Milkos/gettyimages

泌尿器と生殖器は、ともに細菌などに感染しやすい部位。どこかに炎症が起こると、泌尿器全体や生殖器にまで影響を及ぼしやすくなるのが特徴です。また、生殖器の病気は生まれつきのものがほとんどです。経過を観察し、医師と相談して治療を進めましょう。


赤ちゃんの膀胱尿管逆流症(ぼうこうにょうかんぎゃくりゅうしょう)って?

おしっこが逆流してしまうので、尿路感染症を起こしやすくなります。

膀胱尿管逆流症の主な症状

・尿路感染を起こしやすい

膀胱尿管逆流症になりやすい月齢・年齢

新生児期~

膀胱尿管逆流症になりやすい季節

通年(春・夏・秋・冬)

関連:赤ちゃんが尿路感染症にかかったらどうする? 原因と治療法

赤ちゃんの膀胱尿管逆流症 尿管と膀胱のつなぎ目の機能が不十分で、おしっこが逆流します

通常、尿は腎臓から尿管、膀胱へと流れていきますが、尿が膀胱から尿管、腎臓へ逆戻りしてしまう病気です。生まれつき尿管と膀胱のつなぎ目の機能が不十分なのが原因です。排尿時のレントゲン検査で診断しますが、腎臓の形態や機能を知るために、腎シンチグラム(放射性同位元素を体内に注入し、腎臓の変化をシンチカメラで検出して画像を判定)という検査も必要となります。

関連:4カ月の赤ちゃんが急に高熱とうなり声を発し重篤な症状に!〜救急医療の現場から#11

赤ちゃんの膀胱尿管逆流症 治療&ホームケア

成長とともに自然に改善する可能性があるため、抗菌薬を1日1回少量服用して感染を予防しながら、経過を観察することが多いです。しかし、経過観察中に尿路感染を起こしたり、1~2年たっても改善しない場合は、尿管と膀胱のつなぎ目を補強する手術を行います。手術には開腹手術と内視鏡治療があり、開腹手術の入院期間は3泊4日程度が一般的です。開腹手術は成功率が非常に高く、手術後も退院翌日からシャワーはOKで、食事の制限などはありません。ただし、水分を十分にとるようにしてください。

関連:「ひよこクラブ」人気連載!小児救命救急センター24時【尿路感染症(にょうろかんせんしょう)】


監修:横田俊一郎 先生
横田小児科医院 院長
東京大学医学部付属病院小児科に入局、社会保険中央総合病院(東京都新宿区)
小児科部長などを経て、1993年より神奈川県小田原市で開業。外来診療を中心に、ありふれた病気、健康増進のための医学、子育て支援をテーマに勉強を続けています。

■赤ちゃん 泌尿器・性器の病気
尿路感染症(にょうろかんせんしょう)
水腎症(すいじんしょう)
膀胱尿管逆流症(ぼうこうにょうかんぎゃくりゅうしょう)

■男の子の病気
包茎(ほうけい)
亀頭包皮炎(きとうほうひえん)
尿道下裂(にょうどうかれつ)
停留精巣(ていりゅうせいそう)・停留睾丸(ていりゅうこうがん)

■気になる!男の子の症状
恥垢(ちこう)
傍尿道口嚢胞(ぼうにょうどうこうのうほう)
埋没陰茎(まいぼついんけい)
コラム・男の子のおちんちんいついて教えて!

■女の子の病気
陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)・精巣水瘤(せいそうすいりゅう)
外陰炎(がいいんえん)・膣炎(ちつえん)
陰唇癒合(いんしんゆごう)

赤ちゃんがかかりやすい病気・症状別・予防接種・お薬ガイド

▼参照:『最新!赤ちゃんの病気新百科』

※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。

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