赤ちゃんの歯の病気 先天性歯の症状とケア【医師監修】
赤ちゃんの先天性歯(せんてんせいし)って?
生まれたときすでに生えていたり、生後4週間以内に生えてくる歯のことです。
先天性歯の主な症状
・出生時~4週間以内に歯が生える
先天性歯になりやすい月齢・年齢
生まれつき~生後4週間
赤ちゃんの先天性歯 通常の歯より弱いため自然に抜けることが
生まれたときすでに生えていたり、生後4週間以内に生えてくる歯のことです。下の前歯に見られます。未成熟のまま生えたため根が短く、自然に抜けてしまうことがあります。また、乳首や赤ちゃんの舌の裏側を傷つけ、授乳・哺乳障害を起こすことがあります。
グラグラが強く、抜けた場合誤嚥(異物が気管に詰まること)の心配があるときや、舌の裏側を傷つけて潰瘍を起こしているとき、またママの乳首を傷つけて授乳がつらいときには、歯科(できれば小児歯科)に相談してください。抜けた場合、代わりの乳歯は生えませんが、永久歯は生えてきます。
■赤ちゃん 口・歯の病気
・口内炎
・鵞口瘡(がこうそう)・口腔カンジタ症(こうくうかんじだしょう)
・地図状舌(ちずじょうぜつ)
・むし歯(むしば)・う蝕(うしょく)
・癒合歯(ゆごうし)・癒着歯(ゆちゃくし)
・先天性歯(せんていせいし)
・上皮真珠(じょうひしんじゅ)
・萌出性囊胞(ほうしゅつせいのうほう)
※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。