1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 男の子の赤ちゃんの泌尿器・性器の病気 陰嚢水腫・精巣水瘤の症状とケア【医師監修】

男の子の赤ちゃんの泌尿器・性器の病気 陰嚢水腫・精巣水瘤の症状とケア【医師監修】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Ridofranz/gettyimages

泌尿器と生殖器は、ともに細菌などに感染しやすい部位。どこかに炎症が起こると、泌尿器全体や生殖器にまで影響を及ぼしやすくなるのが特徴です。また、生殖器の病気は生まれつきのものがほとんどです。経過を観察し、医師と相談して治療を進めましょう。


赤ちゃんの陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)・精巣水瘤(せいそうすいりゅう)って?

陰囊の中に体液がたまって腫れる病気。1歳ごろまでに自然に治れば治療はしなくて大丈夫。

陰嚢水腫・精巣水瘤の主な症状

・陰囊が腫れる

陰嚢水腫・精巣水瘤になりやすい月齢・年齢

新生児期~

陰嚢水腫・精巣水瘤になりやすい季節

通年(春・夏・秋・冬)

関連:わが子の性器に悩むママ必見!男の子赤ちゃんの性器の病気を小児科医が解説

赤ちゃんの陰嚢水腫・精巣水瘤 陰囊に体液がたまり腫れますが、本人に痛みなどはありません

精巣(睾丸)を包んでいる陰囊の中に、体液がたまって腫れる病気です。胎児のときにおなかの中にあった精巣が陰囊内に下りてきたあと、精巣が下りてきた道がうまく閉じなかったために、腹水が陰囊に流れ込んで起こります。正期産の赤ちゃんの10%、早期産の赤ちゃんの30%に見られる病気です。

陰囊の大きさが通常の2倍以上になったり、鶏卵大になることもあり、触るとプクプクしていて水がたまっているのがわかります。片方だけ腫れる場合と両方腫れる場合があります。痛みはなく、陰囊が腫れる以外に精巣の発達などには影響しません。

陰囊水腫になるしくみ

関連:“赤ちゃんの性器に異変!?” 受診の目安と考えられる病気とは?

赤ちゃんの陰嚢水腫・精巣水瘤 治療&ホームケア

精巣が下りてきた道は自然に閉じることが多く、ほとんどのケースでは1歳ごろまでに治ります。自然に治れば治療は必要ありません。昔は陰囊から水を抜く治療を行うこともありましたが、危険を伴うこともあるため、現在は行われていません。3歳ごろまで治らなかったり、2歳以降に目立ってきた場合は、腹腔と陰囊のつなぎ目を閉じる手術を行うことがあります。

陰囊が急に腫れて痛がったり、大きさが変化したときなどは鼠径ヘルニアが疑われます。また、陰囊部がかたい場合は腫瘍の可能性があります。陰囊の大きさやかたさが気になるときは、陰囊水腫以外の病気でないことを確認することが重要です。小児科で相談し、必要なら泌尿器の専門医を紹介してもらいましょう。

関連:男の子赤ちゃんの性器、「むく派」「むかない派」のメリット、デメリット解説


監修:横田俊一郎 先生
横田小児科医院 院長
東京大学医学部付属病院小児科に入局、社会保険中央総合病院(東京都新宿区)
小児科部長などを経て、1993年より神奈川県小田原市で開業。外来診療を中心に、ありふれた病気、健康増進のための医学、子育て支援をテーマに勉強を続けています。

■赤ちゃん 泌尿器・性器の病気
尿路感染症(にょうろかんせんしょう)
水腎症(すいじんしょう)
膀胱尿管逆流症(ぼうこうにょうかんぎゃくりゅうしょう)

■男の子の病気
包茎(ほうけい)
亀頭包皮炎(きとうほうひえん)
尿道下裂(にょうどうかれつ)
停留精巣(ていりゅうせいそう)・停留睾丸(ていりゅうこうがん)

■気になる!男の子の症状
恥垢(ちこう)
傍尿道口嚢胞(ぼうにょうどうこうのうほう)
埋没陰茎(まいぼついんけい)
コラム・男の子のおちんちんいついて教えて!

■女の子の病気
陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)・精巣水瘤(せいそうすいりゅう)
外陰炎(がいいんえん)・膣炎(ちつえん)
陰唇癒合(いんしんゆごう)

赤ちゃんがかかりやすい病気・症状別・予防接種・お薬ガイド

▼参照:『最新!赤ちゃんの病気新百科』

※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。

■おすすめ記事
おすすめの赤ちゃんとの遊び方<PR>

赤ちゃん・育児

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング

関連記事

赤ちゃん・育児の人気テーマ

新着記事