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赤ちゃんの尿・性器の様子がおかしいとき 原因、病院へ行く前に確認すること、受診の目安やホームケア

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生後0ヶ月~3歳ごろまでの赤ちゃん・子どもが「尿・性器の様子がおかしい」とき、ママ・パパが何をすればいいか、を受診の前後に分けてまとめました。
また、その症状の程度によって、夜間や休日でも受診したほうがいいのか、診療時間まで待って受診すればいいのか、などの判断の目安を示しました。

尿・性器の様子がおかしい原因と気をつけること

おしっこの量や回数は、飲んだ水分量や気温によって変化しますが、極端に普段と違ったりするときは要注意です。おしっこの回数が極端に減ったり、ぬれたおむつの色がいつもより濃かったり、赤みがかっていたら、かかりつけ医に相談してみましょう。

性器はトラブルの多いところです。わからないことは小児科で相談しましょう

性器をまじまじと観察したことのあるママはあまりいません。形や大きさなど、何が正常かわかりにくいものです。細菌が感染して赤く腫れたり、膿が出たりすることもめずらしくはありません。何かおかしいなと思ったら早めに相談してみましょう。

考えられる主な病気

●男女共通
赤ちゃんの脱水症状
鼠径ヘルニア(そけいへるにあ)・脱腸(だっちょう)
尿路感染症(にょうろかんせんしょう)
●男の子の場合
包茎(ほうけい)
亀頭包皮炎(きとうほうひえん)
停留精巣(ていりゅうせいそう)・停留睾丸(ていりゅうこうがん)
陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)・精巣水瘤(せいそうすいりゅう)
●女の子の場合
外陰炎(がいいんえん)・膣炎(ちつえん)

尿・性器の様子がおかしいとき まず確認すること

1.おしっこの量や回数はどうか

2.おしっこの色はどうか

3.おむつに分泌物がないか


4.痛がる、かゆがる様子がないか

5.発熱、嘔吐など、全身の症状がないか

【男の子の場合】おちんちんや陰囊の形状や腫れ、赤みがないか


ママにとってなじみが薄い男の子の性器ですが、日ごろからおむつ替えのときにいつもと違う様子がないかチェックしておきましょう。陰囊(袋の部分)の大きさが左右違う、など気になることがあったらかかりつけ医に相談を。

【女の子の場合】外陰部の形状や腫れ、赤みがないか


女の子の性器は、肛門から出た便の菌が入り込みやすいので炎症に注意して。おむつにおしっこ以外の膿のような分泌物が出ていないかをチェックしましょう。

関連:他人事とは言えない…赤ちゃんの泌尿器・腸の病気[尿路感染症・鼠径ヘルニア]小児科医が解説

尿・性器の様子がおかしいとき <男女別>受診のタイミングをチェック

男の子、女の子の受診のタイミングについて紹介します。

男女共通


【時間内に受診】
 □おしっこの回数が極端に増えた
 □おしっこの量が減ったり、色がいつもと違う
 □おしっこをするときに泣く
 □機嫌が悪い
 □おむつなどに濃い茶色いしみや膿がつく
 □発熱などほかの症状がある
 □太もものつけ根にふくらみがある

男の子の場合

【緊急受診!!】
 □精巣が急に腫れて痛がる

【時間内に受診】
 □陰囊が腫れている
 □精巣が陰囊にない
 □陰茎が赤く腫れ、膿が出る
 □陰茎の先が包皮から出ない

女の子の場合


【時間内に受診】
 □膿のようなおりものが出る

尿・性器の様子がおかしいとき 受診前にチェック!先生に伝えたいこと

●男女共通
 □おしっこの量や回数はどうか
 □最後におしっこをしたのはいつか
 □おしっこが出るときに機嫌が悪いかどうか
 □発熱など、ほかの症状があるか
●男の子の場合
 □赤く腫れているところがあるか
 □陰茎や陰囊を触ると痛がるか
 □おしっこはちゃんと出ているか
●女の子の場合
 □おむつに黄色いしみがつくか
 □性器をかゆがったり痛がるか

関連:“赤ちゃんの性器に異変!?” 受診の目安と考えられる病気とは?

尿・性器の様子がおかしいとき 様子を見るときや、受診のあとのホームケア

【水分補給】発熱していたら、少量の水分を何度も与えます


高熱が出る腎盂腎炎などの病気の場合、水分補給はこまめにします。膀胱炎のような尿路感染症は、発熱がなくても水分を多めにとり、おしっこを多く出すと、細菌も排出されやすくなります。

【清潔】こまめにおむつ替えをして、性器を清潔にします


普段以上におむつ替えの回数を増やします。女の子のおしりをふくときは、上から下へ、前から後ろへ向けてふき、外陰部に細菌が入らないようにします。

関連:赤ちゃんが尿路感染症にかかったらどうする? 原因と治療法


監修:松井潔 先生
神奈川県立こども医療センター 総合診療科部長
2005年より現職。専門各科と連携しながら、総合診療科で治療に努めていらっしゃいます。

●イラスト/仲川かな・小西優子

▼参照:『最新!赤ちゃんの病気新百科』

※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。

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