にんじんのゆでくらべ・つぶしやすさ 離乳食初期 5~6ヶ月ごろ【動画】
離乳食を作る際、よく悩みとして届くのがにんじんがやわらかくならないというものです。
細かく切って煮たのに…という声が多いですが、ひよこクラブではにんじんは先にある程度の大きさで茹でておいてつぶすほうが簡単と紹介しています。
まずはゆでくらべ
輪切りのにんじんと、あらかじめ細かく切ったにんじんを用意。
水からゆでる
水からゆでていきます。
どちらがつぶしやすいか?
動画だと大きいほうがかたそうに見えるかもしれませんが、小さいほうがすり鉢で逃げてしまい、うまくつぶせないのに対し輪切りは最初にくずせれば非常になめらかになります。
ゆで時間をアップすれば、最初のひと口ようのペーストも簡単にできそうです。
大きいほうは、すり鉢のなかで逃げない
小さく切ったにんじんはつぶすときがすり鉢のなかで逃げてしまうのと、どうしてもぶつぶつ感が残ってしまいます。
なめらかさも違う
できあがりもアップにすると違いました。
また甘味も実は、大き目で茹でたほうが甘く感じられました。
■調理/甲斐優美(フードコーディネーター)
・離乳食の材料は、厚生労働省策定の「授乳・離乳の支援ガイド」を目安に、作りやすい分量にしています。赤ちゃんの食べられる量、食べられるかたさなどは個人差がありますから、その子にあったペースで進めてください。
・初めての食材を与えるときは食物アレルギーに注意をして、ほかの食材とは混ぜずに単品でごく少量ずつ与えるのが基本です。