【医師監修】赤ちゃんの憤怒けいれん・泣き入りひきつけ 症状とケア
乳幼児期に注意したい病気はほかにもたくさんあります。なってしまったときに正しい対処ができないと、赤ちゃんによけいつらい思いをさせてしまうことも。この中には重症化しやすい病気もあるので、あらかじめきちんとした知識を持っておきましょう。
赤ちゃんの憤怒けいれん(ふんむけいれん)・泣き入りひきつけって?
激しく泣いていたりかんしゃくを起こした最中に、呼吸が止まったようになり、意識を失います。生後6ヶ月ごろから4歳ごろまでに起こします。チアノーゼで顔色が紫色になったり、けいれんを起こす場合もありますが、たいていは1分以内で治まります。意識障害やけいれんは一時的なもので、治まったら普通の状態に戻ります。発熱することもありません。
あまり激しく泣くと息ができなくなって、一時的に脳が酸素不足になるためにけいれんが起こると考えられています。一時的なけいれんなので治療は不要です。ただし、憤怒けいれんを起こしたときは一度小児科を受診し、てんかんや不整脈などほかの病気でないことを確認することが重要です。成長とともに改善していきます。
チアノーゼが強くなると赤ちゃんの体の負担も大きくなるので、抱いて落ち着かせてあげましょう。
■赤ちゃん その他の病気
■ママ・パパが気になる!赤ちゃんの症状
▼参照:『最新!赤ちゃんの病気新百科』
※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。
初回公開日 2019/10/24
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