赤ちゃんの早発乳房 症状とケア【医師監修】
乳幼児期に注意したい病気はほかにもたくさんあります。なってしまったときに正しい対処ができないと、赤ちゃんによけいつらい思いをさせてしまうことも。この中には重症化しやすい病気もあるので、あらかじめきちんとした知識を持っておきましょう。
赤ちゃんの早発乳房(そうはつにゅうぼう)って?
なんらかの原因で赤ちゃんのおっぱいが腫れてくる病気です。多くは一過性の女性ホルモンの影響によるもので、半年から長くても数年以内に自然に戻ります。
早発乳房の主な症状
・おっぱいが腫れる
早発乳房になりやすい月齢・年齢
乳幼児期~
早発乳房になりやすい季節
通年(春・夏・秋・冬)
赤ちゃんの早発乳房 治療
腫れが目立つ、陰毛が生えるなどの場合は受診します
徐々におっぱいの腫れが目立ってきたり、陰毛や月経の出現などが伴う場合は、思春期早発症の可能性があります。これは女性ホルモンが過剰に分泌され、思春期の二次性徴のような症状が現れた状態で、検査が必要です。
■赤ちゃん その他の病気
・川崎病
・熱性けいれん
・てんかん
・髄膜炎
・急性脳炎・急性脳症
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・食物アレルギー
・貧血
・早発乳房
・肛門周囲膿瘍
・肛門裂
■ママ・パパが気になる!赤ちゃんの症状
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※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。