育児用語辞典
9~10カ月の赤ちゃん 発育・発達
はいはいがスピードアップします
身長は、男の子が67.4~76.2cmくらい、女の子が65.5~74.5cmくらいになります。体重は、男の子が7.16~10.37kgくらい、女の子が6.71~9.85kgくらいになります。おすわりから両手、両足をついて上手なはいはいができる子が増えてきます。はいはいのスピードもアップして、方向転換をしながら行きたい場所に移動できるように。おしりが高く上がり、ひざを床につけずに伸ばしたままはいはいする「高ばい」を始める子もいます。9~10カ月健診を受けましょう。
つかまり立ちを始める子も
はいはいをしてソファなどにつかまって、つかまり立ちができる子もいます。つかまり立ちができると、おすわりやはいはいのときよりも目線が高くなり、視界も広がるので、まわりの世界への興味がますます強くなります。親指と人さし指を使って卵ボーロなど小さいものでも器用につまめるようになります。
後追いが始まります
ママが自分にとってかけがえのない存在であると認識するようになります。そのためにママが赤ちゃんから離れると、泣きながらはいはいで追いかけてくるようになります。ママは赤ちゃんからなかなか離れられなくなって、大変になります。
ママやパパのまねをすることも
ママやパパのしぐさのまねをし始めます。まだ複雑なことはできませんが、「バイバイ」「バンザイ」などママやパパがやって見せるとまねができるように。まねしたときにたくさんほめると得意そうな笑顔を見せて喜びます。
好き嫌いやむら食べも出てきます
離乳食が1日3回になり、栄養の約70%は離乳食からとるようになります。食べる意欲が育ってきて手づかみ食べなどをします。味覚が育ってきたり、食事よりもほかに興味があったり、自分の好みがはっきりしてくるために、好き嫌いやむら食べなども出てきます。