赤ちゃんの育児 生後0ヶ月
【医師監修】生後0ヶ月 育児の基本情報
親子ともに初めての経験がいっぱい

生後0ヶ月の赤ちゃんの発育発達
監修医師:あさかクリニック理事長 若江恵利子先生
この時期は1日中、ねんねです
飲んでは寝るを繰り返しますが、1日中泣いてる場合も。
昼夜の区別なく飲んで寝るを繰り返します
眠りが浅いため、昼夜の区別なく2~3時間おきに目を覚まし、おっぱいやミルクを飲んでまた眠るを繰り返します。中にはおっぱいやミルクのあとすぐに起きる赤ちゃんもいるので、しょっちゅう泣いていると感じることも多いです。また、ほとんどの赤ちゃんが生後1週間くらいまでに一時的に出生時より体重が減りますが、その後増加していきます。
快や不快の感覚ははっきりしており、空腹や暑い・寒い、おむつがぬれて気持ちが悪いなどの不快はすべて泣くことで表現します。要求が満たされると、次第にママが不快を取り除いてくれる人だとわかるようになっていきます。ときおりほほ笑んでいるように見えることがありますが、「新生児微笑」と呼ばれる現象です。

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生後0ヶ月の赤ちゃんとの生活とお世話のポイント
飲んでは寝るを繰り返しますが、1日中泣いてる場合も
授乳、おむつ替え、沐浴…etc.お世話の基本をマスターしよう。
この時期の赤ちゃんとの生活、お世話
□赤ちゃんが欲しがるだけ授乳しましょう。
□快適な室温と環境を保ちましょう。
□おむつはぬれたらすぐに取り替えましょう。
□窒息事故に気をつけましょう。
□赤ちゃんとたくさん触れ合いましょう。
赤ちゃんのペースに寄り添い、泣いて訴える求めに応じて
新生児期は、おっぱいを飲んでは寝るの繰り返し。おなかがすいた、おむつがぬれて気持ちが悪いなど不快なことがあると、赤ちゃんは泣いて訴えます。泣かれるとママやパパは不安や戸惑いを感じるかもしれませんが、赤ちゃんは泣くことで意思表示をしています。赤ちゃんが何を求めているか考えて応じてあげましょう。おしっこは1日10回前後、うんちは1~8回しますから、おむつかぶれ予防のためにも、小まめにチェックして。
授乳のリズムができるまで頻回に授乳しましょう
母乳の場合、最初のうちはおっぱいの出もよくなく、生後間もない赤ちゃんの胃の容量はとても小さいので、一度にたくさんの量は飲めません。また、飲んでいる途中で満足し眠ってしまうことも。しかし、多くの場合、赤ちゃんに吸わせるうちにおっぱいが出てくるようになるので、授乳の間隔を気にせず、欲しがったら授乳しましょう。ミルクも一度にたくさん飲めないので、赤ちゃんが欲しがったら飲ませましょう。
赤ちゃんが安らぐのはママやパパのやさしい声やスキンシップ
皮膚の刺激にも敏感で、やさしく触れられたり抱っこされたりすると、赤ちゃんは心地よい気分になります。また、大人が赤ちゃんに話しかけるときに自然に発する、少し高くてやさしい声も大好き。「おっぱい、おいしい?」「上手に飲めたね」とたくさん語りかけましょう。それが気恥ずかしいなら、「おむつを替えてさっぱりしようね」「おふろに入ろうね」とこれからするお世話を口に出してみるのもおすすめです。赤ちゃんと触れ合ううちに、自然と親子の信頼感がはぐくまれます。

抱っこの仕方
生まれたばかりの赤ちゃんは一人では動けないので、あらゆるお世話の場面で抱っこします。初めは緊張して肩に力が入ってしまいますが、回数を重ねるうちに自然と慣れてきます。赤ちゃんが泣いたらまず抱っこしてあげましょう。親子の大切なスキンシップのひとつです。
1.赤ちゃんに話しかけて、“抱っこ”を知らせます。
赤ちゃんの目を見て「抱っこするよ」と話しかけます。両手を赤ちゃんの頭の下に入れて少し持ち上げ、次に片方の手を頭の下に深く差し入れて抱き起こします。
2.首とおしりを支えて抱き上げます。
頭の下に差し入れた手で首を支えたら、反対の手を赤ちゃんのおしりの下に入れます。首がすわっていないので、首とおしりをしっかり支え、両手で抱き上げます。
3.横抱きにして、頭をしっかり固定します。
たてに抱き上げたらママの胸にもたれさせ、首を支えていた手をずらして、腕で首を支えるようにしながら赤ちゃんの体を横にずらします。
4.赤ちゃんを布団に下ろしていきます。
赤ちゃんの首とおしりを支えながら、ママが腰を落としていきます。中腰のまま行うと腰に負担がかかるのでひざを曲げて座ります。
5.頭を下ろし、支えていた腕を抜きます。
おしりからゆっくりと下ろしていきます。頭を最後に下ろして腕をそっと引き抜きます。背中に手を入れてウエアがよれていないか確かめましょう。
母乳の与え方
母乳は栄養バランスに優れ、消化・吸収もいいため、赤ちゃんの発育にとっての完全栄養食品。病気になりにくくする免疫物質も豊富です。また、授乳するときにママのぬくもりや、乳首のやわらかさを感じることで、赤ちゃんが安心感を得ることもできるのです。
1.赤ちゃんの体を片手で支え、抱っこしましょう。
赤ちゃんの体を片手で支え、胸元に引き寄せて抱っこします。もう一方の手は胸元を開けたり、乳房を持ったりできるよう、軽く添える程度に。
2.乳輪が見えなくなるまで口に含ませましょう。
赤ちゃんの頭の高さを調節し、乳頭だけでなく乳輪まで深く含ませます。唇が朝顔のように反り返るような形で吸っていればOKです。
3.向きを変えて飲ませましょう。
左右のおっぱいの出具合が同じくらいになるように、両方のおっぱいを均等に吸わせます。両方合わせて10~15分間飲ませます。
4.乳頭を口から離しましょう。
いきなり離すと、乳頭トラブルの原因になることが。赤ちゃんの口の端を押さえ、プスッという音とともに圧が抜けてから完全に離します。
ミルクの与え方
ミルクはママ以外の人でも授乳できるのがメリット。ママが病気のときや、保育園に預けるときなども使えます。栄養面も、母乳に近づくよう改良されてきています。授乳時は必ず抱っこして、赤ちゃんを見つめながらあげるようにして。
準備するもの ●哺乳びん●粉ミルク●ポット●洗浄・消毒グッズ
1.ミルクを作りましょう。
メーカーによる品質の差はほとんどないですが、味は若干違います。種類は生まれてすぐから使えるミルクと、離乳食が進んでから与えるフォローアップミルクがあります。
哺乳びんに湯を入れる
手を洗って、衛生的な場所で哺乳びんに適量の湯を入れます。湯は一度沸騰させて殺菌し、70~80度に保温したものを使います。
↓
粉ミルクを入れる
粉ミルクを付属のスプーンですりきりにして、正確に測ります。カビ防止のため、計量スプーンは缶に戻さず、別に保管してください。
↓
粉ミルクを溶かす
粉ミルクが完全に溶けるように、哺乳びんをゆっくり回転させます。上下に振るとミルクが泡立ち、赤ちゃんが飲みにくくなります。
↓
流水で人肌に冷ます
哺乳びんに乳首をつけます。熱いときは、哺乳びんを流水に当てるか、水の入った容器につけるかして、人肌になるまで冷まします。
↓
腕にたらし、温度を確認
温度を確認するときは、ママの腕の内側にミルクを数滴たらしてみます。熱くも冷たくもなく、生温かく感じる程度が適温です。
↓
2.赤ちゃんの顔をしっかり見て飲ませましょう。
赤ちゃんを横抱きにして、哺乳びんの乳首全体を口に含ませます。空気を飲み込まないように、赤ちゃんのあごが上を向く感じにして。授乳の間は、赤ちゃんのことを見つめましょう。
3.げっぷをさせましょう。
授乳後、赤ちゃんの頭がママの肩から出るくらいに抱き上げ、赤ちゃんの体を少し前傾に。そして背中を下上にさするか、軽くトントンとたたいてげっぷをさせます。
紙おむつの替え方
紙おむつは着脱が簡単で、使い捨てられるため手軽に使えます。また、吸水性に優れているので、就寝中や外出時でも安心です。0~3カ月ごろの赤ちゃんはおしっこが頻繁に出てうんちの回数も多いので、おむつかぶれを起こさないよう、汚れていないかこまめにチェックを。
準備するもの ●紙おむつ●おしりふき
1.新しいおむつを下に敷きます。
赤ちゃんのおしりを持ち上げて、新しい紙おむつをおしりの下に敷いてから、汚れたおむつを開きます。
2.汚れを落として、汚れたおむつを取ります。
赤ちゃんのひざを曲げて前に倒し、うんちの汚れをざっとふいてから汚れたおむつを取ります。このとき足を強く引っ張らないように注意。手のひらでおしりを持ち上げてもOK。
3.おしりをふいて、新しいおむつを当てます。
おしりふきできれいにふいたら、おなか回りや太もも、股上の位置を確認しながらおむつを当てます。うんちの汚れがひどいときは洗い流しましょう。
4.締めつけないようにテープを留めます。
おなか回りに指1~2本程度の余裕を見て、テープを左右対称に留めて固定。おなか部分のテープのイラストを目安に。
5.きちんと当てられたかをチェック。
赤ちゃんはおなかで呼吸をするので、おなか回りに指が1~2本くらい入るかどうか見て。きつくならないように注意。股ぐりのサイドガード部分を足にぴったりフィットさせ、ギャザーのひだがきちんと外側に出ているかどうかチェック。
布おむつの替え方
くり返し使えるのが布おむつのメリット。紙おむつより吸水性が劣るため、赤ちゃんはおしっこやうんちをしたときにぬれたのを感じて泣きますが、それが「気持ち悪い」という感覚を育ちやすくするとも言われます。日中は布おむつ、寝るときや外出時は紙おむつと使い分けても。
準備するもの ●布おむつ●おむつカバー●おしりふき
1.布おむつをたたんで、おむつカバーと重ねます。
布おむつ1枚を横に置き、しわが残らないようにのばします。奥から手前に倒して縦長の二つ折りにします。左側を折り返します。目安は指4本分ほどですが、体の大きさに合わせて調節します。右側を倒して左側の端っこと合わせて、横長のおむつを半分に折っておきます。
2.新しいおむつを敷いてから、汚れたおむつをはずします。
おむつカバーが湿っているときは、カバーも交換しましょう。
3.おしりをふきます。
汚れたおむつのきれいな部分やおしりふきを使って、汚れをきれいにふき取ります。
4.おむつの両わきを折り曲げて当てます。
足回りのすき間からおむつがはみ出すことがないように、布おむつの両わきを少し折り曲げます。おへそに当たらないようにおむつを当てましょう。
5.左右対称にベルトを留めます。
おしっこやうんちがもれないように、カバーのベルトを左右対称に留めます。
6.きちんと当てられたかをチェック。飲んだ分だけおなかがふくれるので、指2本分の余裕を持たせて。
沐浴の仕方
赤ちゃんは新陳代謝が活発なので、清潔を保つために毎日沐浴します。入れる時間はいつでもいいですが、夜遅くは避け、なるべく毎日同じ時間帯にします。赤ちゃんが疲れないよう、全工程を5~10分で終わらせるのを目標に。大泣きされたときは、洗う部分を省略してもOKです。
準備するもの ●ベビーバス●沐浴布●温度計●敷物●ガーゼ●ベビー石けん●手おけ
沐浴の動線を考えて、着替えはベビーバスの近くに用意しましょう。入浴する直前に、ベビーバスにはったお湯の温度を確認します。寒い時期は40度、暖かい時期は39度が目安。肩から下を沐浴布で覆い、足からゆっくりお湯に入れて。胸のあたりにママやパパの手を乗せてあげると安心します。初めに顔を洗い、体の下のほうへと洗っていきます。汚れがたまりやすい首やわきのした、腕、手のひらは、石けんをつけた指先でていねいに洗って。体の前面を洗えたら、赤ちゃんを下向きにひっくり返し背中側を洗います。そのあと、もう一度仰向けに戻して最後にお股を洗います。おなかから胸のあたりに、手おけで上がり湯をかけて終了です。
グルーミング
グルーミングとは、赤ちゃんの体を清潔に保つために行うお手入れのこと。おふろ上がりは体がふやけてやわらかくなっているので、グルーミングに最適です。毎日必要なものではなく、汚れが目だったときに行えば十分。赤ちゃんが嫌がるときは、寝ている間にやってもいいですね。
準備するもの ●ベビー用ブラシ●ベビー用綿棒●ガーゼまたは清浄綿●ベビー用つめ切り●消毒液など
<髪>毛の流れに沿って優しくとかします
髪の毛が多い赤ちゃんは、寝ながら頭を動かしているうちに髪の毛が絡んでしまうので、ベビー用ブラシでとかしてあげて。髪の毛の流れに沿って、優しく動かしましょう。
<耳>耳の穴の奥には綿棒を入れないで
赤ちゃんの顔を横に向け、ママの手のひらで頭から肩にかけて押さえ、耳周囲のでこぼこに沿って綿棒で水分をふき取ります。耳の穴は入り口をクルッと水けをふき取る程度にし、奥には入れず、こすらないようにしましょう。
<目>清浄綿などで目やにをぬぐいます
目やにが出ているときは、ガーゼや清浄綿で目頭から目尻のほうへぬぐい、目やにを取ります。一度ふいた面をくり返し使うのはNG。眼病予防のため、ふくたびに面を替えましょう。
<鼻>泣くのが普通。手早くからめ取って
鼻水や鼻くそを取るときは、赤ちゃんのおでことあごを押さえて固定。綿棒の先端1/3~1/2程度で入り口付近をなぞり、鼻水や鼻くそをからめ取ります。手早くさっと行いましょう。
<つめ>数回に分けて切り、切りすぎに注意を
一度に切るとつめの切り口が鋭くなってしまうので、数回に分けて丸く切るのがポイント。深づめ予防のため、白い部分を全部切らなくてOK。寝ているときに切るほうが安全です。
<へそ>汚れがたまったら綿棒でふき取ります
へその緒が取れたあとも、皮脂やほこりなどがおへそにたまって汚れることがあります。おへその汚れが気になるときは、綿棒で汚れをふき取ってあげましょう。
服を着せる
赤ちゃんは汗っかきなので、汗を吸い取る肌着の上にウエアを着るのが基本。肌着・ウエアともに吸湿性、保温性に優れた綿100%のものにします。首回りがシンプルなデザインで、前開きのものがおすすめ。足回りがきついと、股関節(こかんせつ)脱臼の原因になることもあるので避けてください。
準備するもの ●肌着●ウエア
1.袖に腕を通します。
肌着とウエアの表裏を確認してからウエアを広げ、肌着を重ねます。両袖を重ねて通し、その上に赤ちゃんを寝かせます。続いて肌着とウエアの袖をたぐり寄せ、袖口にママの手を入れて、赤ちゃんの手を迎えに行きます。
2.肌着のひもとウエアのスナップを留めます。
両袖を通したら、肌着のひもを結びます。肌着の前身ごろを合わせてひもを結びます。赤ちゃんが動いてもはだけないように、きちんと結んでおきましょう。スナップを留めるとき赤ちゃんの体に押しつけるのはNG。片手でスナップを持ち上げ、反対の手で留めます。面ファスナーは上下がずれないようピッタリ重ねて。
3.スナップを留め終わったらウエアの中に手を入れて、肌着を引っ張ってよれを直します。
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生後0ヶ月の親子のコミュニケーション
監修医師:和洋女子大学 人文学群 心理・社会学分類 人間発達学専修 こども発達支援コース 教授 鈴木みゆき先生
やさしい声と触れ合いが親子のきずなの一歩
この月齢の遊びのポイント ★ちょこちょこ触れてママ・パパ大好きに ★親子をつなぐ笑顔と優しい語りかけ ★安らぎを感じる抱っこで心地よく
ほっぺをつんつん
1.赤ちゃんの顔にやさしく触れて
ほわほわした赤ちゃんの顔。自然に触りたくなるその気持ちのままに、指でやさしくリズミカルにあちこちタッチ。つめで傷つけないように。
2.目と目を合わせてゆっくり話しかけて
生後すぐでも耳はよく聞こえています。優しく語りかけてもらうことが大好き。ママ・パパの自然に出てくる高めの声で話しかけましょう。
3.ママ・パパの笑顔が赤ちゃんの栄養
この先ずっと、愛されている実感、安心感をママ・パパの笑顔から感じとり、それが生きるエネルギーに。笑顔をいっぱい見せてあげましょう。
●バリエ
なでなでしてパパもいっぱいスキンシップ
忙しいパパでも、朝の出勤前にぜひ優しくなでなでして「行ってきます」と声をかけてあげましょう。眠そうだったら、よりソフトにタッチ。

歌でゆらゆら
1.横抱きでやさしく腕の力を抜いて抱っこ
抱っこに慣れないうちは緊張するかもしれませんが、腕の力を抜いて包むように抱っこを。心地よさを感じて赤ちゃんの気持ちも落ち着きます。
2.ゆっくり揺らしてリラックス
赤ちゃんを揺らすというよりも、自分が左右にゆっくり揺れる感じで。不思議と、ママ・パパの気持ちが、自然に赤ちゃんに通じるものです。
3.歌はママ・パパの声でもCDでもOK
このころは、激しい歌や曲よりも、やさしい音色が好きで受け入れやすいころ。赤ちゃん向けに限らず、ママ・パパが好きな歌や曲でもOK。
●大きく揺らしたり激しい音はNG
この時期の遊びの注意をチェック。・首をしっかり支える。・強く揺らしたり、大きく体を動かさない。・大きな激しい音や声で驚かさない。・大泉門(だいせんもん)を強く押さえないように。・寝ている周囲に口や鼻をふさぐ恐れのあるものを置かない。
おなかに乗せて
1.顔を横向きにしておなかの上へ
ママ・パパがあお向けに寝て、おなかの上に赤ちゃんを寝かせるように抱っこ。首がすわっていないので、顔を横向きに寝かせてあげましょう。
2.ママ・パパもゆったりとした気持ちで
赤ちゃんのぬくもりを感じながら、このころならではの静かな癒やしの時間を味わいましょう。親も楽しんでこそ赤ちゃんも喜びます。
●バリエ
頭を支えてそっと揺れても
赤ちゃんの頭、体を支えて、自分のひざをほんの少し左右に動かして、ゆりかごのように、赤ちゃんがそっと揺れるようにしても。
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