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1000人に1人が脳炎や肺炎を併発!赤ちゃんのはしか(麻疹) の症状とケア【医師監修】

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アジアの赤ちゃんは感染しています。
Mikumi/gettyimages

ウイルスや細菌が赤ちゃんの体に入り込み、発熱、せき、鼻水、発疹などを引き起こす感染症。赤ちゃんの「はしか」は、1000人に1人の割合で脳炎や肺炎を併発して死亡する怖い病気。予防接種で防げます。生後0ヶ月~3歳ごろまでの赤ちゃんが、かかりやすい病気の症状やホームケアをまとめました。


赤ちゃんのはしか・麻疹の主な症状

・発熱
・発疹
・鼻水
・せき

赤ちゃんのはしか・麻疹になりやすい月齢・年齢

生後6ヶ月~

赤ちゃんのはしか・麻疹になりやすい季節

通年(春・夏・秋・冬)

関連:「輸入はしかの感染が拡大」赤ちゃんを守るためにママ・パパができること

赤ちゃんのはしか・麻疹 こんな病気


感染力が強い麻疹ウイルスが原因で起こる病気。感染してからの潜伏期間は10日間。初期症状として発熱、せき、くしゃみ、鼻水など風邪症候群の症状が3~4日続きます。その後、一度熱が下がりますが、またすぐに上昇し、口の中の頰の内側に小さな白い発疹が数個~数十個現れます。これをコプリック斑といい、はしか特有の症状で、診断するための重要な手がかりとなります。
このあと、すぐに赤い小さな発疹が顔や体へと広がっていきます。発疹は1週間ほどで赤から赤褐色に変わります。このころから熱も下がり、3~4日もすると急速に回復へと向かいます。発疹は色素沈着を残すこともありますが、約1ヶ月で消えます。

高熱が出て、口や体に発疹が出ます

関連:風疹・麻疹から赤ちゃんを守るMRワクチンは「1歳になったらすぐ」が大事!

赤ちゃんのはしか・麻疹 治療法&ホームケア

特効薬はなく、解熱鎮痛薬や鎮咳薬などの対症療法で体力の消耗を防ぎます。発疹が出て1週間を過ぎても熱が下がらない、せきがひどい、ぐったりしているなどの症状が見られたら再受診しましょう。ほかの赤ちゃんへの感染を予防するために、再受診する際は必ず事前に小児科に連絡をします。
感染すると、急性脳炎、肺炎、気管支炎、中耳炎などの合併症を起こすことがあります。とくに脳炎や肺炎を併発すると感染者の約1000人に1人の割合で死亡する可能性がある病気です。まれに、感染後に神経の難病になることもあります。はしかは、かかると重篤になりやすく、対症療法以外の治療法がないため、予防接種での予防が唯一の手段となります。1歳になったらすぐにMR(麻疹・風疹混合ワクチン)を接種しましょう。もしも予防接種を受ける前にウイルスに接触してしまった場合でも、72時間(3日)以内のワクチン接種も発症の予防や軽症化に効果があるので、できるだけ早い受診を。

赤ちゃんのはしか・麻疹 代表的な薬

・解熱鎮痛薬(アンヒバ、アルピニー、カロナールなど)
・鎮咳薬(アスベリンなど)

関連:0才代でもかかる"はしか"のワクチンが1才からなのはなぜ?


監修:横田俊一郎 先生
横田小児科医院 院長
東京大学医学部付属病院小児科に入局、社会保険中央総合病院(東京都新宿区)
小児科部長などを経て、1993年より神奈川県小田原市で開業。外来診療を中心に、ありふれた病気、健康増進のための医学、子育て支援をテーマに勉強を続けています。

■赤ちゃん 感染症
突発性発疹(とっぱつせいほっしん)
インフルエンザ
はしか・麻疹
水ぼうそう・水痘(すいとう)
おたふくかぜ・流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)
風疹(ふうしん)
りんご病・伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)
RSウイルス感染症
ヘルパンギーナ
手足口病(てあしくちびょう)
アデノウイルス感染症・咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)・プール熱
溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)

赤ちゃんがかかりやすい病気・症状別・予防接種・お薬ガイド

▼参照:『最新!赤ちゃんの病気新百科』

※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。

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