赤ちゃんの育児 生後7ヶ月
【医師監修】生後7ヶ月 育児の基本情報
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まわりの出来事に興味津々
生後7ヶ月の赤ちゃんの発育・発達
監修医師:あさかクリニック理事長 若江恵利子先生
1人でおすわりできるように。大人の言葉をまねすることも
両手をつかずにおすわりができるようになります。
おすわりが安定し、手指の動きがさらに発達
両手で支えなくてもしばらくの間なら、背筋を伸ばして座れるようになりますが、振り向いたときに倒れることもあります。おすわりで遊ぶことを喜ぶ赤ちゃんが増え、中には、おすわりをしたまま目の前のおもちゃを手に取り、元の姿勢に戻ることができる子もいます。手指の動きがさらに発達し、親指とそのほかの指で物を挟んで持てるようになります。
ママの言葉や行動に興味を示し始めます
ママやパパが話しかけると一生懸命聞こうとしたり、大人の言葉を「ゴニョゴニョ」という感じでまねたり、唇を閉じて発音する「マ」「パ」などの音を出せる赤ちゃんもいます。ママやパパが触ったものや行動に興味を示すようになり、おもちゃより日用品などで遊びたがることもあります。誤飲など事故防止に注意しましょう。
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生後7ヶ月の赤ちゃんとの生活とお世話のポイント
離乳食を進めよう
動作や表情、声などでコミュニケーションを楽しもう
この時期の赤ちゃんとの生活とお世話
□感染症に気をつけましょう
□離乳食の食材やメニューを増やしましょう
●着替える、顔をふくなど基本的な動作を繰り返して、習慣づけを
このころになると、一日の生活リズムがかなり安定してきます。朝起きたら着替える、顔をふく、離乳食後はお口ケアをする、外出から帰ったら手と顔をふく、夜寝る前にパジャマに着替えるなど、基本的な生活習慣が身につくよう、毎日繰り返していきましょう。風邪や突発性発疹(とっぱつせいほっしん)などで、高熱を経験する赤ちゃんも増えてきます。お出かけのときは赤ちゃんの体調に合わせて、無理のないスケジュールにしましょう。
●離乳食からの栄養は10~30%に。栄養バランスも少しずつ考えて
離乳食からとる栄養の割合が少し増えるので、炭水化物、タンパク質、ビタミン類を含む食材をバランスよく使ったメニューに。脂肪分が少ない鶏のささ身や胸肉、かつおやまぐろなどの赤身魚、納豆、ツナ缶なども与えられます。様子を見ながら、少しずつ食材や料理のバリエーションを増やしていきましょう。食後は、欲しがるだけ授乳します。授乳回数の目安は、母乳のみの場合6〜8回くらい、混合の場合5〜8回くらい、ミルクのみの場合4〜6回くらいです。
●手遊び、まねっこ遊びなど両手を使った遊びを楽しんで
おすわりが安定してくるので、両手を使って遊ぶようになります。おもちゃを差し出して「とりっこ」したり、ボール遊びをしたり、手遊びなどで遊んであげましょう。動作や表情、声などで少しずつママやパパと意思疎通できる赤ちゃんも増えてきます。赤ちゃんからの働きかけに応えることで、ますますコミュニケーションが楽しくなり、言葉の理解も進みます。赤ちゃんとたっぷり遊び、赤ちゃんが興味を持ったものに共感を示して親子の絆(きずな)を深めましょう。
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離乳食の進め方
離乳食が1日2回となり、ただ飲み込むだけでなく、舌で食べ物を押しつぶして飲み込むように。赤ちゃんも離乳食にだんだん慣れてくるころです。離乳食からとる栄養が少し増えるので、バランスのいい献立を考えましょう。
離乳食を始めて2ヶ月くらいたち、口を閉じて上手にゴックンできる、自分から口を開けて食べる、といった様子が見られたらステップアップを。離乳食からとる栄養の割合を増やしたいので、炭水化物、タンパク質、ビタミン類を含む食材を1種類以上ずつ使い、栄養バランスのいい内容を考えましょう。脂肪分が少ない鶏肉、赤身魚、納豆、ツナなどが食べられるようになります。主食、主菜、副菜の献立が基本ですが、1品に複数の栄養素が入っているオールインワンレシピでもOK。食べる量は個人差があります。
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生後7ヶ月の親子のコミュニケーション
監修:相模女子大学学芸学部子ども教育学科准教授 金元あゆみ先生
両手を使った遊びを楽しんで
おすわりが安定してくるので両手を使って遊べるように。物をつかんだり、転がしたりすることを楽しみましょう。
「はい、どうぞ」のやりとり遊び
まずはママやパパから、赤ちゃんへ「はい、どうぞ」と好きなおもちゃを渡してあげることから始めましょう。
赤ちゃんが受け取れたら、「ありがとう」と言葉を添えながら、「受け取れたね」「上手だね」とほめて喜んであげましょう。うれしくなって繰り返し遊びます。また、パペットを使ってやりとり遊びをするのも楽しい演出です。パペットは、生活習慣のしつけにも使えるので、お気に入りがあるといいでしょう。
好奇心を刺激!何が出てくる?
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ハンカチやバンダナなどの布を5枚くらい結びつなげて、ティッシュの空き箱に入れます。上手につかんで引っ張り出して繰り返し遊びます。ぜ~んぶ出したら、また戻してあげましょう。繰り返し遊ぶことで物の性質や遊び方の工夫を発見し、成長していくので、繰り返し遊べることはとても大切です。遊び終わったら、手の届かない場所に片付けましょう。
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ご出産おめでとうございます。妊娠・出産、本当にお疲れ様でした。でもこれからが本番!抱っこ、ミルク、おむつ替え、予防接種…。赤ちゃんとの新しい生活には、たくさんの「初めて」がいっぱい。そんな「初めて」だらけのこの時期に知っておきたい情報をまとめました。
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だんだんと自我が芽生え「イヤ」が多くなってくるなど、心がぐんと発達していきます。親子のコミュニケーションの良い方法は?かかりやすい病気は?子どもの自我が成長しはじめるこの時期の子育てに役立つ情報を集めました。
0ヶ月~3才ごろまでの赤ちゃんの病気や事故・ケガ、ホームケアについて、症状別に詳しくわかりやすく、すぐ役に立つようにまとめました。こんなときどうする?がわかる! 初めてママの心強い味方です。症状別にすぐ引けて、まず何をして、いつ病院に行けばいいかがわかります。
0~3才の乳幼児がよくかかる病気やなりやすい病気を、体の部位別や病気の種類に分けて解説します。
「主な症状」「なりやすい月齢・年齢」「なりやすい季節」「こんな病気」「治療法&ホームケア」を記載しています。
治療方法やホームケアのしかたは、症状や赤ちゃんの状態によって異なるので、診察をした医師の診断に従いましょう。
赤ちゃんが病気になったときの症状別に、ママ・パパが何をすればよいか、を受信の前後に分けてまとめました。
また、その症状の程度によって、夜間や休日でも受信したほうがいいのか、診療時間まで待って受診すればいいのか、などの判断の目安を示しました。事故やケガが起こったときに、まず行うべき応急処置の方法も紹介しています。
予防接種は、その病気にかかると重い症状が出たり、重い後遺症が出たり、最悪の場合死に至ることもある病気を防ぐための唯一の予防手段です。赤ちゃん、子どもの予防接種は種類がたくさんあり、スケジュールを立てるのが大変ですが、ママとパパは予防接種に対する知識を深め、赤ちゃん・子どもを病気から守りましょう。
医師は赤ちゃんの様子を見て、最善と判断した薬を処方します。赤ちゃんに処方された薬の種類や効能についてしっかり理解して、病気が少しでも早く回復の向かうようにケアしてあげましょう。
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