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赤ちゃんのおなかの病気 臍炎・臍肉芽腫の症状とケア【医師監修】

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赤ちゃんの胃や腸は、機能や形態が未発達です。吐きやすく、粘膜が敏感なため、ウイルスや細菌に感染すると下痢を起こしがち。おなかの病気でいちばんの手がかりは、うんちの変化。いつもと違うと感じたら、早めに対処することが大切です。生後0ヶ月~3歳ごろまでの赤ちゃんが、かかりやすい病気の症状やホームケアをまとめました。


赤ちゃんの臍炎(さいえん)・臍肉芽腫(さいにくげしゅ)って?

細菌が感染する臍炎。へその緒の組織の肉のかたまりが残るのが臍肉芽腫。毎日の消毒が基本です。

臍炎・臍肉芽腫の主な症状

・へそが腫れる
・出血

臍炎・臍肉芽腫になりやすい月齢・年齢

新生児期~生後6ヶ月

臍炎・臍肉芽腫になりやすい季節

通年(春・夏・秋・冬)

関連:”おへその様子が変!” 赤ちゃんのおへそが気になるとき、考えられる病気を小児科医が解説

赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫 おへそがジュクジュクして、赤い肉芽が見えます


生後1週間から10日で自然に取れたへその緒に細菌が感染し、おへそと、そのまわりが赤く腫れるのが臍炎です。
おへそがジュクジュクと湿っていたり、膿や出血が見られることがあり、触ると痛がります。
悪化すると炎症がおなかの中に広がったり、細菌が全身に回って重症化するので、早めの受診が必要です。

へその緒が脱落する際、へその緒の組織の一部が残ってしまい、へその中心部に米粒の半分くらいから小豆大の赤い肉のかたまりが盛り上がるのが臍肉芽腫です。
乾燥せず、ジュクジュクして分泌液が増えて出血することがあります。

赤ちゃんの臍炎・臍肉芽腫 治療&ホームケア

臍炎は、おへその消毒が基本ですが、重症の場合は、内服薬を服用したり、抗菌薬の塗り薬を患部に塗ったり、膿を出す処置を行います。
炎症が起こらないように、毎日の消毒を心がけましょう。普通はすぐに治りますが、何度も繰り返すようなら再受診しましょう。

臍肉芽腫は、消毒して滅菌ガーゼで覆っておけばほとんどの場合は治ります。
治りにくいようなら、絹糸で臍肉芽腫を縛って壊死させるか、硝酸銀溶液を使って焼く治療を行います。

治療を行っても臍炎や臍肉芽腫がなかなか治らない場合、単純な炎症ではなく、ほかに原因が考えられます。専門医に相談しましょう。


監修:横田俊一郎 先生
横田小児科医院 院長
東京大学医学部付属病院小児科に入局、社会保険中央総合病院(東京都新宿区)
小児科部長などを経て、1993年より神奈川県小田原市で開業。外来診療を中心に、ありふれた病気、健康増進のための医学、子育て支援をテーマに勉強を続けています。

●イラスト/ヌガトモコ

■赤ちゃん おなかの病気
ウイルス性胃腸炎・乳児下痢症
細菌性腸炎・食中毒
腸重積症
肥厚性幽門狭窄症
胃食道逆流症
胆道閉鎖症
先天性胆道拡張症
鼠径ヘルニア・脱腸
臍ヘルニア
臍炎・臍肉芽腫

■ママ・パパが気になる!赤ちゃん おなかの症状
乳糖不耐症
単一症候性下痢
腸管リンパ濾胞過形成
レンガ色の尿
生理的嘔吐
生理的便秘

赤ちゃんがかかりやすい病気・症状別・予防接種・お薬ガイド

▼参照:『最新!赤ちゃんの病気新百科』

※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。

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