赤ちゃんのおなかの病気 単一症候性下痢の症状とケア【医師監修】

赤ちゃんの病気【単一症候性下痢(たんいつしょうこうせいげり)】って?
おっぱいの飲みもよく、下痢以外の症状がない状態
下痢以外の症状が見られないものが単一症候性下痢です。
赤ちゃんが下痢を起こした場合、便が緑色だったり、粘液にツブツブが混じっていることもありますが、下痢以外の症状がなく、機嫌がよくおっぱいやミルクの飲みもいいのなら、心配ない場合がほとんどです。
食べ物が消化されずに便に混じって出てくる場合もありますが、腸が未発達な赤ちゃんにはよく見られることです。
家でしばらく様子を見て、心配な症状が見られたら受診しましょう。
関連:赤ちゃんが下痢になってしまう原因は? 通院が必要な症状とは?

監修:横田俊一郎 先生
横田小児科医院 院長
東京大学医学部付属病院小児科に入局、社会保険中央総合病院(東京都新宿区)
小児科部長などを経て、1993年より神奈川県小田原市で開業。外来診療を中心に、ありふれた病気、健康増進のための医学、子育て支援をテーマに勉強を続けています。
■赤ちゃん おなかの病気
・ウイルス性胃腸炎・乳児下痢症
・細菌性腸炎・食中毒
・腸重積症
・肥厚性幽門狭窄症
・胃食道逆流症
・胆道閉鎖症
・先天性胆道拡張症
・鼠径ヘルニア・脱腸
・臍ヘルニア
・臍炎・臍肉芽腫
■ママ・パパが気になる!赤ちゃん おなかの症状
・乳糖不耐症
・単一症候性下痢
・腸管リンパ濾胞過形成
・レンガ色の尿
・生理的嘔吐
・生理的便秘
▼参照:『最新!赤ちゃんの病気新百科』
※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。
関連:新生児の下痢 「見分け方&受診の目安」と「母乳&ミルクの注意点」
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