1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 赤ちゃんのおなかの病気 胃食道逆流症の症状とケア【医師監修】

赤ちゃんのおなかの病気 胃食道逆流症の症状とケア【医師監修】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


赤ちゃんの胃や腸は、機能や形態が未発達です。吐きやすく、粘膜が敏感なため、ウイルスや細菌に感染すると下痢を起こしがち。おなかの病気でいちばんの手がかりは、うんちの変化。
いつもと違うと感じたら、早めに対処することが大切です。生後0ヶ月~3歳ごろまでの赤ちゃんが、かかりやすい病気の症状やホームケアをまとめました。


赤ちゃんの胃食道逆流症(いしょくどうぎゃくりゅうしょう)って?

胃と食道をつなぐ筋肉が未熟なため、授乳後に吐き戻しを繰り返します。

胃食道逆流症の主な症状

・嘔吐

胃食道逆流症になりやすい月齢・年齢

新生児期~

胃食道逆流症になりやすい季節

通年(春・夏・秋・冬)

関連:突然の吐き戻し、うんちが違う…赤ちゃんに異変があったときに心配なおなかの病気4つ

赤ちゃんの胃食道逆流症 胃の噴門が未熟なため、おっぱいをダラダラと吐きます


飲んだり食べたりしたものが胃から食道に逆流して吐いてしまいます。
普段は胃の入り口にある噴門の括約筋が働いて、胃の内容物が食道に逆流するのを防いでいますが、括約筋が未熟な場合、うまく働かず吐いてしまいます。
また、大人の胃はくびれがあるそら豆のような形をしていますが、赤ちゃんの胃は小さく、筒のようにまっすぐなため、飲んだものが胃に収まらず、食道に逆流しやすくなります。

吐いても機嫌がよく、吐く以外に心配な症状はありません。通常は生後9ヶ月から1歳ごろまでに自然に治ります。
ただし、ごくまれに呼吸が「ゼーゼー」いう喘鳴や慢性的なせき、貧血、体重が増えないなどの症状が見られるときは、詳しい検査が必要になってきます。

関連:“赤ちゃんが吐いた!”受診の目安は?考えられる病気は?

赤ちゃんの胃食道逆流症 治療&ホームケア

体重が順調に増えているのなら心配ありません。噴門部の機能が徐々に発達し、成長とともに治っていくことがほとんどです。
おっぱいやミルクを何回かに分けて少しずつ飲ませる、飲んだあとはすぐに寝かせず、たて抱きで上体を起こしておくなど、授乳の仕方を工夫しながら様子を見ましょう。

嘔吐が続く、体重が増えない、逆流したものが気管に入り「ゼーゼー」するなど呼吸器に影響が出る場合は受診しましょう。

赤ちゃんが吐く原因と対処法、受診のタイミングと心配な病気をチェック

監修:横田俊一郎 先生


横田小児科医院 院長
東京大学医学部付属病院小児科に入局、社会保険中央総合病院(東京都新宿区)
小児科部長などを経て、1993年より神奈川県小田原市で開業。外来診療を中心に、ありふれた病気、健康増進のための医学、子育て支援をテーマに勉強を続けています。

●イラスト/ヌガトモコ

■赤ちゃん おなかの病気
ウイルス性胃腸炎・乳児下痢症
細菌性腸炎・食中毒
腸重積症
肥厚性幽門狭窄症
胃食道逆流症
胆道閉鎖症
先天性胆道拡張症
鼠径ヘルニア・脱腸
臍ヘルニア
臍炎・臍肉芽腫

■ママ・パパが気になる!赤ちゃん おなかの症状
乳糖不耐症
単一症候性下痢
腸管リンパ濾胞過形成
レンガ色の尿
生理的嘔吐
生理的便秘

赤ちゃんがかかりやすい病気・症状別・予防接種・お薬ガイド

▼参照:『最新!赤ちゃんの病気新百科』

※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。

■おすすめ記事
理解できる言葉がドンドン増えている1・2歳ごろこそ、考える力の伸ばしどき!

赤ちゃん・育児

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

赤ちゃん・育児の人気記事ランキング

関連記事

赤ちゃん・育児の人気テーマ

新着記事