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新生児黄疸(しんせいじおうだん) 赤ちゃんがかかりやすい 新生児の病気

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赤ちゃんの病気【新生児黄疸(しんせいじおうだん)】って?

生理的黄疸はほとんどの赤ちゃんに見られます。病的な黄疸のときは、光線療法を行います。

新生児黄疸の主な症状

・皮膚や白目などが黄色くなる

関連:新生児黄疸は危険?[1ヶ月健診]までに起こりやすい2大トラブルを医師が解説!

赤ちゃんの新生児黄疸 こんな病気

生理的な黄疸は1週間〜14日で自然に消えます


おなかの中にいるときの赤ちゃんは、ママの血液中の酸素を効率よく取り込むために、血液中の赤血球の数が多いのですが、生まれたあとは、赤ちゃんの赤血球は寿命が短く、余った赤血球は破壊されてビリルビンという物質に変わり、肝臓で処理されます。
ところが、赤ちゃんの肝臓は一度に大量のビリルビンを処理できないため、一時的にビリルビンが体内にたまります。
これが生理的黄疸で、どの赤ちゃんにも起こります。ビリルビンが黄色のため、赤ちゃんの皮膚や白目が黄色っぽく見えるのです。
生理的黄疸は通常は1週間から14日で自然に消えます。ほかには、以下のような黄疸があります。

●母乳性黄疸
1つは母乳を十分飲めないことで起こる黄疸で、普通は生後3~4日ごろに見られます。母乳の摂取不足でカロリーがたりないため、肝臓で処理され便に排出されたビリルビンが、血液中に再吸収されることが原因です。
光線療法を行うとともに、母乳を適切に飲むことができるようなサポートを受け、場合によっては一時的に人工乳を足すことで改善します。

もう1つは生後2週を超えても残る黄疸で、体重増加が順調で、母乳も十分に飲めていることが多いです。
原因の約半分は、日本人に多い体質と考えられ、たいていはそのまま経過を見ます。ほかの病気がないか調べて問題なければ、特別な治療は必要なく、母乳も続けてOKです。

●高ビリルビン血症
黄疸が強く、血液中の血清ビリルビン値が高い状態です。血清ビリルビン値は血液検査で測定します。

●核黄疸
黄疸が強く、ビリルビンが脳に沈着して脳性まひなどの障害を起こします。現在は高ビリルビン血症の段階で治療するため、核黄疸は少なくなっています。

●新生児溶血性黄疸
母子の血液型が不適合の場合、ママの血液中に赤ちゃんの赤血球に対する抗体ができてしまい、この抗体が胎盤から赤ちゃんの血液に入ると、赤血球が破壊されて強い黄疸が起きることがあります。


赤ちゃんの新生児黄疸 治療

光線療法で改善しない場合は血液交換(交換輸血)を行います


黄疸が重症化するのを予防するために、光線療法を行います。赤ちゃんの体に特殊な光をあてて、ビリルビンを脂肪に溶けやすい性質から水に溶けやすい性質に変え、便やおしっこに溶かして排泄しやすくする治療法です。光線療法を行っても黄疸が消えない場合は、交換輸血が必要になります。

母乳育児に関連した黄疸の予防のためには、生後すぐから赤ちゃんが欲しがるままにおっぱいを飲ませ、胎便をスムーズに出せるようにすることが大切です。

監修:横田俊一郎 先生 横田小児科医院 院長 東京大学医学部付属病院小児科に入局、社会保険中央総合病院(東京都新宿区) 小児科部長などを経て、1993年より神奈川県小田原市で開業。外来診療を中心に、ありふれた病気、健康増進のための医学、子育て支援をテーマに勉強を続けています。

■新生児の病気
新生児黄疸
産瘤
頭血腫
一過性多呼吸
呼吸窮迫症候群
胎便吸引症候群
急性胃粘膜病変・新生児メレナ
未熟児網膜症
未熟児貧血
新生児仮死

■ママ・パパが気になる!赤ちゃん 新生児の症状
柑皮症
新生児って病気になりやすいの?

赤ちゃんがかかりやすい病気・症状別・予防接種・お薬ガイド

▼参照:『最新!赤ちゃんの病気新百科』

※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。

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