【医師監修】赤ちゃん・新生児の病気 産瘤の症状とケア

【記事監修】

横田小児科医院 院長 東京大学医学部付属病院小児科に入局、社会保険中央総合病院(東京都新宿区) 小児科部長などを経て、1993年より神奈川県小田原市で開業。外来診療を中心に、ありふれた病気、健康増進のための医学、子育て支援をテーマに勉強を続けています。
赤ちゃんの病気【産瘤(さんりゅう)】って?
産瘤の主な症状
・頭にこぶができる
赤ちゃんの産瘤 こんな病気
出産時の圧迫と解放によって体液が集まりこぶができます
出産直後の赤ちゃんの頭にできるこぶで、触るとぷよぷよしています。赤ちゃんは狭い産道を通ってくるときに頭が圧迫されていますが、外に出たとたん圧迫から解放されます。すると、そこにリンパ液などの体液が集まり、こぶができるのです。さかごの赤ちゃんの場合は、頭ではなくおしりや脚にできることもあります。
だっこや授乳のときにこの部分を押さえると痛がりますが、通常は生後2~3日で自然と消えるため、治療の必要はありません。
■新生児の病気
・新生児黄疸
・産瘤
・頭血腫
・一過性多呼吸
・呼吸窮迫症候群
・胎便吸引症候群
・急性胃粘膜病変・新生児メレナ
・未熟児網膜症
・未熟児貧血
・新生児仮死
■ママ・パパが気になる!赤ちゃん 新生児の症状
▼参照:『最新!赤ちゃんの病気新百科』
※表記している、月齢・年齢、季節、症状の様子などはあくまで一般的な目安です。
※この情報は、2019年4月のものです。
初回公開日 2019/4/1
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