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産婦人科医監修 妊娠中の食べてはいけないもの
早わかりチェックツール

産婦人科医監修 妊娠中の食べてはいけないもの早わかりチェックツール

妊娠中に口にする食べ物や飲み物は、赤ちゃんに影響しない?どのくらい食べていいの?と不安になることも。
このページでは、妊娠初期・中期・後期の時期別に食べ物・飲み物のOK・NGが一目で確認でき、さらに、産婦人科医による解説も! 妊娠中の食事で注意したいことを知っておきましょう。

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に*****さん

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8

みなさんどのぐらいカフェインに気を遣ってますか?初期の頃はほぼカフェインとらずを意識してましたが最近はゆるくなってる自分がいます。元々カフェイン大好きなんですけど旦那が厳しくて隠れて飲んだりしてます(笑)カフェイン調べると色々な説がでてきてわけわからんので経験等あれば教えてください。

ミ*****さん

8

3

チーズがたまに食べたくなるのですが、ブリトー(ローソン)、ハンバーガー、ピザ、グラタン、ドリアは食べてもOK?みなさんチーズ系どうしてますか??

ゆ*****さん

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チョコが食べたい。チョコクリームたっぷりのパンとか、ガトーショコラとか、パリパリのチョコアイスとか、、袋いっぱいのチョコ・・・板チョコそのままでも食べたい、うぅ、チョコ・・・

監修の先生

杉本充弘 先生

日本赤十字社医療センター
周産母子・小児センター顧問
東都文京病院
名誉院長・産婦人科顧問

画像 杉本充弘 先生

PROFILE

1973年東京大学医学部卒業。日本赤十字社医療センター周産・母子小児医療センター長、副院長などを経て、現在は、東都文京病院 院長。日本産後ケア施設連絡協議会代表理事を兼務。
「おなかの赤ちゃんと毎日対話して、明日の力にしましょう。」

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  • ● 東都文京病院のサイトはこちら

妊娠中の食事の注意点

おなかの赤ちゃんとママの健康のために、日々の食事は大切です。積極的にとりたい栄養素、とりすぎに注意したい成分を知っておきましょう

妊娠中にとりたい栄養素

おなかの赤ちゃんの健やかな発育とママの健康のために、積極的に取りたい栄養素を紹介します。

葉酸

妊娠前から初期に十分に摂取すると、赤ちゃんの神経管閉塞障害の発症率が低減するといわれる、ビタミンB群の一種。妊娠初期は、食事からの摂取に加えて葉酸サプリメント400㎍/日の摂取が望まれます。

葉酸が多く含まれる食品

ほうれん草、ブロッコリー、イチゴなど

カルシウム

カルシウムは赤ちゃんの骨や歯の成長に必要な栄養素で、日本人の食事摂取基準2025によると1日の推奨摂取量は650mg。妊娠中の血圧を下げる効果もあります。

カルシウムが多く含まれる食品

牛乳、大豆、小松菜など

鉄分

妊娠中は鉄欠乏性貧血になりがちなので、積極的な鉄分摂取を。ビタミンCやたんぱく質と一緒にとると吸収しやすくなります。

鉄分が多く含まれる食品

赤身の肉、魚、あさり、小松菜、ほうれん草、ブロッコリーなど

ビタミンB群

ビタミンB1は糖質代謝のサポート、B2はエネルギー代謝のサポートと皮膚粘膜の健康維持、B6はアミノ酸代謝や血色素合成のサポート、皮膚粘膜の健康維持やつわりを緩和する働きがあります。B12はアミノ酸代謝や赤血球の合成を助けて貧血を予防する働きがあります。

ビタミンB群が多く含まれる食品

(B1) 豚肉、紅鮭、玄米、マカロニ・スパゲッティ(乾)、豆腐
(B2) 牛乳、ぶり、さわら、さんま、卵、納豆
(B6) かつお、鮭、さんま、バナナ、玄米、さつまいも
(B12) 魚介類、牛ヒレ肉、プロセスチーズ

妊娠中は避けたい・とりすぎ注意なもの

食品に含まれる物質が、赤ちゃんの発育によくない影響を与えることも。とる量に注意したい成分もあります。

リステリア菌

加熱殺菌されていないチーズや生ハムなどには、リステリア菌が存在する可能性が。ママが菌に感染してリステリア感染症を発症すると、胎盤を通して子宮内感染を起こし、流産や早産、出生直後の赤ちゃんのトラブルにつながる心配も。

リステリア菌に注意が必要な食品

生ハム、スモークサーモン、ナチュラルチーズなど

トキソプラズマ原虫

トキソプラズマは、加熱が不十分な肉、ネコのふんや土などに寄生する原虫。妊娠中に初感染した場合、胎児にも感染が心配されるので注意が必要です。生肉(非加熱食肉・乾燥食肉のもの)は避け、ペットの世話やガーデニング後の手指洗浄を徹底しましょう。

トキソプラズマ原虫に注意が必要な食品

生肉(レアステーキ、ローストビーフなど)

水銀

大型の回遊魚に含まれるメチル水銀は、赤ちゃんの中枢神経に悪影響を及ぼす場合があります。妊婦さんは、食べる量を抑えたい食材です。ただし、魚は良質なタンパク質とDHAなどの高度不飽和脂肪酸が多く含まれるため、食べすぎない程度にとりましょう。

水銀注意が必要な食品

妊娠中の摂取目安は、金目鯛、めかじき、メバチまぐろ、本まぐろは週1回80g程度までならOK。

ビタミンA

動物性ビタミンA(レチノール)は脂溶性ビタミンのため、体外に排出されにくく、大量にとると余った分が体内に蓄積されます。妊娠初期にビタミンAを多く含むうなぎやレバーなどを過剰摂取すると、おなかの赤ちゃんに悪影響を与えると言われているので注意が必要です。

ビタミンAに注意が必要な食品

うなぎ(1日40~50g程度)、鶏レバー・豚レバー(1日4g程度)

ヨウ素

昆布などに多く含まれているヨウ素を大量にとりすぎると、赤ちゃんの甲状腺機能低下を招く可能性も。普通の量なら問題ありませんが、とりすぎには注意が必要です。

ヨウ素に注意が必要な食品

昆布、ひじきなど

ヒ素

厚生労働省の調査では「体重50㎏の人が1日4.7g以上を連続して食べなければ問題ない」としています。食べる量は、ひじきなら週2回小鉢1杯程度を目安に。

ヒ素に注意が必要な食品

ひじきなど

妊娠中の食事は、積極的に取りたい栄養や気をつけたい食材がありますが、基本的にはバランスよくいろいろな食材から栄養を取るようにすればOK。新鮮な食材を選び、十分に加熱して食べるようにするといいでしょう。

参考:
日本人の食事摂取基準(2025年版)/厚生労働省
これからママになるあなたへ お魚について知っておいてほしいこと/厚生労働省

食べてOK・NGリスト一覧

食べ物

海藻類

飲み物

コーヒー

牛乳、乳酸菌飲料