


出産予定日計算ツール
妊娠がわかったら、出産予定日はいつになるのか、今妊娠何週目なのか気になりますよね。このページでは、排卵日や最終生理日から出産予定日が計算できたり、出産したい日から逆算して妊活タイミングの目安も計算できます。産院で分娩予定日が確定するまでの目安として参考にしてください。
出産予定日計算ツールで
予定日を計算する
「最終月経」、または「性行為」から計算できます。
どちらか1つに調べたい日付を入力してください。
最終月経 から
出産予定日を計算する
最終の生理の初日から算出します。
※月経周期には個人差がありますのであくまでも目安として参考にしてください。
性行為日 から
出産予定日を計算する
推定排卵日に性行為があったと仮定して、
出産予定日を算出します。
※排卵日には個人差がありますのであくまでも目安として参考にしてください。
出産希望日 から
妊活タイミングを計算する
予測排卵日に性行為があると仮定して、
出産したい日から逆算して性行為の
目安を算出します。
※妊活のタイミングには個人差がありますのであくまでも目安として参考にしてください。


出産予定日の考え方・数え方
妊娠40週0日(満280日)を出産予定日といいます。最終月経の開始日に280日を加えると出産予定日が算出できます。
ただし、最終月経をもとに出産予定日を算出できるのは、生理周期が28日型の人の場合です。月経周期が違えば予定日もずれが生じますが、妊娠9~11週ごろに超音波検査で、おなかの赤ちゃんの頭からお尻までの長さ(CRL)を計って、より正確な予定日を算出するので安心して。とはいえ、出産予定日はあくまで目安であり、実際の出産は多少前後するので、妊娠37週0日~41週6日の5週間(正産期)にお産があれば、正常な妊娠期間のお産といえます。
また、妊娠成立期の最初の月経初日から受精卵の着床までの時期を「妊娠超初期」ということがありますが、これは学術用語でありません。受精卵が子宮内膜に着床して初めて妊娠成立と言えるので、妊娠3週まではまだ妊娠が成立していない時期です。

妊娠期間の考え方・数え方
これから妊娠生活を送るうえで、よく聞かれるのが、妊娠初期・中期・後期という言葉。妊娠時期別に、するべきこと、やってはいけないことなど、いろいろ出てくるので頭に入れておきましょう。
- ●妊娠初期
妊娠4週~妊娠13週まで
- ●妊娠中期
妊娠14週~妊娠27週まで
- ●妊娠後期
妊娠28週~出産まで
妊娠区分 | 妊娠月数 | 妊娠週数 |
---|---|---|
妊娠 超初期 |
妊娠 成立 前期 |
0週
最終月経開始日
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1週 | ||
2週 受精 | ||
3週 着床=妊娠成立 | ||
妊娠 初期 |
2ヶ月 | 4週 次の月経開始日 |
5週 | ||
6週 | ||
7週 | ||
3ヶ月 | 8週 | |
9週 9〜11週ごろ
医師が超音波検査で、より正確な妊娠週数や出産予定日を算出します。
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10週 | ||
11週 | ||
4ヶ月 | 12週 | |
13週 | ||
14週 | ||
15週 | ||
妊娠 中期 |
5ヶ月 | 16週 16週ごろ
胎盤の基本構造が完成し安定期に。
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17週 | ||
18週 5ヶ月ごろ
早ければ性別がわかることも。
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19週 | ||
6ヶ月 | 20週 18週~20週ごろ
胎動を感じ始めることが多い時期。
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21週 | ||
22週 | ||
23週 | ||
7ヶ月 | 24週 | |
25週 | ||
26週 | ||
27週 | ||
妊娠 後期 |
8ヶ月 | 28週 |
29週 | ||
30週 | ||
31週 | ||
9ヶ月 | 32週 | |
33週 | ||
34週 | ||
35週 | ||
10ヶ月 | 36週
36週0日〜
「臨月」は36週から。もうすぐ出産という意味です。
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37週 | ||
38週 | ||
39週 | ||
予定日 超過 |
40週
40週0日
出産予定日
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41週 | ||
過期 妊娠 |
42週 | |
43週 |

産婦人科を受診する
タイミングは?
産婦人科の受診は妊娠5~6週ごろに
いち早く妊娠の可能性を確認するために、妊娠検査薬を使う人は多いでしょう。適切な時期に検査薬を使って陽性反応が出たら、妊娠の可能性は高いです。
ただし注意したいのは、妊娠検査薬の陽性反応=妊娠の可能性を示してはいますが、正常な妊娠かどうかは、あくまでも産婦人科を受診しなければ確定できないということです。
正常な妊娠の場合は、超音波検査で子宮腔内に赤ちゃんを包む袋(胎嚢)を見ることができ、約1週間後には胎嚢の中に赤ちゃんの姿(胎芽)や心拍も確認できるようになります。
これらを確認して、初めて正常な妊娠であることが確定できるのです。
妊娠4週ごろでは、超音波検査をしても胎嚢が確認できないことも多いですが、5週過ぎれば確認できるようになります。もし4~5週で確認できなくても、月経周期は個人差が大きく誤差が出るのはよくあることなので、次の健診を待ってみましょう。

出産予定日より「早い場合」
「遅い場合」どうなる?
気になる「流産」「早産」のこと
出産についても区分があり、流産、早産、正期産、過期産に分けられます。
- ●流産
~妊娠21週6日
- ●早産
妊娠22週0日〜36週6日
- ●正期産
妊娠 37週0日〜41週6日
- ●過期産
妊娠 42週0日〜
流産(りゅうざん)
妊娠22週未満に妊娠が終了すること。
妊娠12週未満の初期の流産を早期流産、妊娠12週以降22週未満の流産を後期流産といいます。この時期の赤ちゃんは超未熟なため、子宮の外で生きることはできません。
早産(そうざん)
妊娠22週以降37週未満の出産のこと。
早産は、感染症が原因となることが多いため、日ごろからおりものの状態をチェックして、色、におい、かゆみなど、いつもと違うときは、早めに産院を受診しましょう。また、未成熟な状態で生まれた赤ちゃんは呼吸機能が弱く、抵抗力も弱いので、感染症にかかりやすいなど、なんらかのトラブルが起こりやすい状態にあります。
正期産(せいきさん)
妊娠37週0日から41週6日の出産のこと。
赤ちゃんの準備が整って、生まれるのに適した時期です。妊娠37週以降であれば、予定日より早く生まれても、赤ちゃんは外の世界で十分に生きていけます。この時期、健診は基本的に週1回になります。お産の予兆や始まりに注意しましょう。
過期産(かきさん)
42週0日以降の出産のこと。
胎盤機能の低下や羊水の減少などによって、赤ちゃんの健康に影響が出るリスクが高くなります。そのため、妊娠41週に入ったら、赤ちゃんの異常があるなしにかかわらず、入院して経過をみることも。また、陣痛を誘発したり、人工的に子宮口を開いたりして、お産を誘導することが多いでしょう。陣痛誘発や分娩誘発をしてもお産が進まない状態が続くと、帝王切開分娩になることもあります。