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妊娠25週 妊娠7ヶ月

【医師監修】妊娠25週 妊婦の基本情報

楽な姿勢で休むようにしましょう

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妊娠25週の妊婦の症状、体の変化、赤ちゃんの成長

監修医師:かしわざき産婦人科 柏崎香織先生

赤ちゃんの体の機能が発達してきた証拠に、羊水の中で向きを変えたり、ぐるぐる回ったりしてしきりに動きます。

ママは子宮の重みで、体への負担が大きくなってきました。

おなかが大きくなってきたら、妊娠線に注意しましょう

妊娠25週になりましたね。妊娠7カ月の2週目です。 おなかはまたひと回り大きくなり、重苦しさも感じるころです。子宮の上部は、おへそのラインを越え高くなるため、下腹部だけではなくおへその上のほうまで丸くふくらんできます。 おなかが大きくなってきたら妊娠線に注意しましょう。また、乳輪部の色素沈着も進みますが、産後はほぼ元に戻ります。

妊娠中はホルモンバランスの影響で、口内環境が悪くなりがちです。歯茎の腫れや出血が起こりやすくなり、ほうっておくと歯周病が進行しかねません。歯周病は早産のリスクを高めますから、口腔ケアを怠らないようにしましょう。
ところで、夜は気持ちよく眠れますか? 上を向いて寝ると、大きくなった子宮が足のほうから心臓へ続く大静脈を圧迫するため、血圧が下がり、気持ちが悪くなってくる時期でもあります。寝るときは、体の向きを左下にした横向きなどの、楽な姿勢で休むようにしましょう。

羊水の中でぐるぐる動き回っています

おなかの赤ちゃんの成長【24~27週ごろ】

●脳の発達がさらに進み、体全体の機能をコントロールするようになります。

●耳や目で得た情報を脳へ送る伝達経路が完成します。

●羊水の中で回転して自分で向きを変えられます。さかご(骨盤位)になることも。

●皮膚から血管が透き通って見えることが少なくなります。

●目のレンズ部分が現れ、ときどきまばたきをします。

●男女の外性器がわかることもあります。

脳が発達して体の制御機能が高まるため、体の向きを変えて動き回るようになります。頭が上、足が下になるさかご(骨盤位)になっても元に戻る確率は高いでしょう。25週以降、男女の性別がわかることも増えてきます。

妊娠25週ころの超音波写真

へその緒も太く成長しています

中央に見えるのはへその緒です。血管は見えませんが、コラーゲン組織のよじれがくっきり写っています。成長するにつれ、へその緒は太くなりますが、長さと太さには個人差があります。

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妊娠25週の生活アドバイス

監修医師:愛育病院センター長 中林正雄先生

乳首や乳房をチェックしよう

産後すぐから始まる授乳に備えて、乳首や乳房の状態をチェックしておきましょう。

母乳育児のために妊娠中から準備を

最近は母乳育児のよさが見直され、母乳で育てたいと考えるママが増えてきました。しかし、産後、母乳が出ていないのでは? といった不安感から挫折してしまうケースも少なくありません。母乳が出ない体質の人もまれにいますが、赤ちゃんに吸われることで、ほとんどの女性は母乳が出ます。赤ちゃんが吸いやすい乳首をつくるために、妊娠中から乳首の形をチェックして、ケアしておきましょう。

母乳育児のメリットはたくさんあります。赤ちゃんはママの温かいぬくもりやまなざしを全身で感じ、安心します。ママも、授乳を通して赤ちゃんへの愛情がいっそうわいてきて、絆(きずな)が深まります。母乳には赤ちゃんを病気から守る、免疫物質が多く含まれています。とくに初乳には免疫成分が多く含まれ、赤ちゃんをアレルギーから守ってくれます。赤ちゃんに乳首を吸われることで、子宮の収縮が促され、子宮が元に戻る(子宮復古(しきゅうふっこ))のを助けます。産後の早期授乳がママの体の回復にもなるのです。母乳は道具も準備もいらず、胸を開いて赤ちゃんに乳首を吸わせるだけ。手間がかかりません。また、特別に購入するものもありませんから、経済的です。妊娠中に増加した体脂肪は産後の授乳に備えるためと考えられています。実際、授乳中は妊娠前の体形に早めに戻る傾向が。母乳育児でやせる人も多いようです。母乳は赤ちゃんにとっての完全栄養食品。必要な栄養がバランスよく含まれています。また、消化吸収もよく、赤ちゃんの体に負担がありません。

乳頭・乳輪部のケア

助産師さんに相談しながら始めましょう。乳頭の先には数個から数十個の乳口(乳管の出口)があり、妊娠前は使われることがないため、栓をしたような状態になっています。この栓を取り除いて、乳管の出口を開ける役目をマッサージが果たすのです。

マッサージは助産師さんの指導のもと、妊娠24週以降から始めます。産院によっては指導する時期が遅い場合もあるので、相談しながら行いましょう。

乳頭・乳輪部のマッサージ

乳頭・乳輪部のマッサージは、マッサージをする側の手で乳房を支えるようにして、乳房の基底部と乳頭部が正面を向くように体の中央に乳房を寄せ上げます。反対側の手の親指、人さし指、中指を乳輪の外側に当てます。親指と人さし指・中指でCの字をつくり、指の腹を乳輪の外側に置きます。そのまま乳輪部の中心に向かって、やさしくしぼり出すような感じで圧をかけていきます。そのまま指を乳頭方向へずらし、そっと乳首をもみほぐします。指でほぐす場所を少しずつ替えながら、360度もみほぐします。指の腹を使って、ゆっくりそっと行うのがポイントです。

陥没・扁平(へんぺい)乳首のケアは妊娠16週以降のおなかの張りがない場合に行います。親指・人さし指・中指で乳輪部を含んだ範囲をゆっくりつまみ出すように乳頭を突き出させます。手の甲を乳頭側に倒し、人さし指と中指で乳輪部を挟んで圧をかけます。親指で乳頭の頂きを、円を描くようになでます。※自分だけで判断せず、産院や母乳外来などで相談して、指導を受けるようにしましょう。

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妊娠25週の気がかりやトラブル・病気

監修医師:東京大学大学院医学系研究科 産婦人科学 教授 藤井知行先生

自宅安静・入院安静

診察のとき医師から安静を指示されることがあります。でも安静といわれても症状や生活環境によっても違ってくるため、実際にどのように過ごしたらいいかわからないものです。医師に確認するのが基本ですが、どの程度の安静を保てばいいのか、目安を紹介します。

どんなときに「安静」の指示が出るの?

かかりつけ医から「安静に」といわれるケースとしては、出血やおなかの張りが続くといったものと、早い時期から子宮口が開いている、超音波検査で見ると子宮頸管が短くなっているなど自覚症状のないケースがあります。このまま普段どおりの生活を続けてしまうと症状が進んでしまい、切迫流・早産につながると考えられるとき、安静を指示されます。また、ひとくちに安静といっても大きく分けて「自宅安静」と「入院安静」があり、安静の度合いは分かれます。

これは母体の状態だけでなく、「上の子がいて安静にできない」などの生活環境も考慮して決められます。

安静生活のポイントは?

自宅安静

●家事をするなら最小限に
家にいると、ついあれこれと動いてしまいがち。掃除・洗濯・炊事など、いつもどおりにしようと思わないで。立ちっぱなしはNG。

●入浴は短時間で
入浴は意外に体力を消耗するので、自宅安静中は基本的にシャワーで済ませましょう。湯船での入浴が許可されている場合も短時間で。

●仕事はしっかり休んで
必要に応じて、医師に診断書を書いてもらい、仕事はしっかり休みましょう。だからといって、家で長時間パソコンに向かうのも×。

入院安静

●ストレスをためこまない
ただ横になっているだけの生活は、とてもストレスがたまります。短時間ならベッドで本を読んだり音楽を聴いたり趣味を楽しんでも。

●歩行の許可が出ても無理をしない
入院中に病院内の短い歩行が許可されることがありますが、少しの歩行でも体力を消耗してしまうので、決して無理をしないで。

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妊娠25週 ママの悩みQ&A

妊娠中はおなかの赤ちゃんの成長、体重管理や体の悩みについて、育児中は赤ちゃんの発育、予防接種や健診、母乳・ミルク・離乳食、お世話や遊びなどなど、いろんな疑問や不安を抱えています。そんな妊娠中から育児中のママたちのお悩みに、産婦人科や小児科の医師、助産師、保育士など各分野の専門家がていねいにお答えします。

今25週です。最近、便秘と下痢の繰り返しで普通便が出ません。下痢の排便時に腹痛がひどく、冷や汗が出ることもあります。ヨーグルトや野菜など、整腸作用のありそうなものを食べるようにしていますが、効果がありません。赤ちゃんのことも心配です。できるだけ薬は飲みたくないのですが、薬を処方してもらったほうがいいのでしょうか?
ひどい腹痛を伴う下痢と便秘を繰り返すのはつらいですね。…
妊娠25週の初産婦です。 安定期に入り少しずつ体調もよくなってきたのですが、布団に入るとむずむず脚症候群のように手足がかゆく火照るような感覚で寝られません。妊婦中に体を冷やすのはと思いつつ、足に布団がかかっていると暑くて、かけないと寒くてを繰り返し、ひどいときは保冷剤を当ててしのいでいる状態です。 マッサージをしてもブルブル動かしてもなかなかスッキリせず、寝つくのに2~3時間は当たり前で、結果昼間に眠けに襲われ寝てしまいます。体が休めてないのか、肩凝りも悪化しているように思います。何かいい対処法はありませんか?
体に現れているさまざまな不快症状は、ホルモンの変化による自律神経の乱れでしょう。…
妊娠25週の初妊婦です。初期のころからなのですが、腰痛(腰というか、尾骨あたり)がひどいです。寝返りもうてなくなるくらいになるときも……改善の方法はありますか?
ホルモンの変化や姿勢の変化、妊娠の進行に伴う骨盤内の臓器の血行障害などで妊娠中は…
25週の初産婦(しょさんぷ)で43才です。高年出産なので出産は帝王切開かと思っていましたが、産院で特別なことがなければ自然分娩だと言われました。私は痛みに弱く卵管造影検査をしたときも失神しています。自然分娩でいいのか不安です。
痛みに対して不安が大きいのですね。残念ながら高年出産だからといって、理由もなく帝…
現在25週の初マタです。おふろ上がりに母乳のようなものがだらだらと出続けます。張っているので触ってみると勢いよく飛び出る感じです。最初は黄色っぽかったのですが最近では白くなってきました。初乳は大事と聞いていたので、もう初乳が出てしまったのではないかと不安です。
生まれる前からホルモンの働きで乳汁分泌の準備が始まっているので、…

妊娠週数別基本情報

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

ここでは「妊娠超初期」とは妊娠が判明する前の妊娠0ー3週頃のことを指します。生理予定日付近からそれ以降に妊娠検査薬で確認することで、妊娠がわかる人が多いですが、生理予定日前から基礎体温の変化や出血・眠いなど体調の変化が感じられる人も。
そんな「妊娠超初期」の体の変化や気をつけたいことをまとめました。

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

妊娠1ヶ月

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠おめでとうございます。妊娠が判明し、ママの体は出産に向けて徐々に変化を始める時期。この頃つわりがピークを迎える人も多く、不安が大きい時期でもあります。不安なこの時期に気をつけることは?妊娠初期症状は?暮らしの中の注意事項は?妊娠がわかったころに知りたい情報をまとめました。

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠2ヶ月
妊娠3ヶ月
妊娠4ヶ月

妊娠中期-妊娠16週~27週

安定期と呼ばれる妊娠5カ月以降は、胎動が感じられたり、赤ちゃんの性別が分かる人も多い時期。ほっと一息つきがちなこの時期の注意事項は?気をつけたい症状は?安心しがちなこの時期に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠中期-妊娠16週~27週

妊娠5ヶ月
妊娠6ヶ月
妊娠7ヶ月

妊娠後期-妊娠28週~40週

出産まであと少し!お産のはじまりで気をつけることは?注意したい症状は?暮らしの中の注意事項は?赤ちゃんに出会える日への期待と不安が膨らむ妊娠後期に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠後期-妊娠28週~40週

妊娠8ヶ月
妊娠9ヶ月
妊娠10ヶ月

出産・分娩

出産まであと少し!お産のはじまりからの流れや出産方法、陣痛を乗り切るコツや方法、帝王切開についてなど、事前に知っておきたい出産のための基本情報をまとめました。

妊娠したら気になるお金、手続きについて、事前に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠中期に関する用語

「たまひよ用語辞典」は、多くのママに好評の「たまひよ大百科シリーズ」を元に、たまひよnet向けに、短い時間で簡潔に概要がつかめるようにと全て一から編集した、みなさまのための用語集です。 用語は、「出産用語」「産後の体用語」「新生児のお世話用語」に分かれています。気になる部分を選んで、読み進めていってくださいね。

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