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妊娠13週(妊娠4ヶ月)

妊婦の基本情報

おなかはふくらみ始めています

妊娠13週の症状、体の変化、赤ちゃんの成長

つらかったつわりが治まり、食欲が出てくるころです。

胎盤が赤ちゃんとママをしっかりつないで、赤ちゃんの発達を応援します。

つわりが少しずつ楽になってきます。あと少しの辛抱!

妊娠13週になりましたね。妊娠4カ月の2週目です。つわりの症状はどうですか?まだつわりがある人は、少しずつ楽になってきているはずですので、あとひと息です。大半の人は、妊娠12~16週ごろにはつわりが終わります。つらかったつわりが終わると、不思議と食事がおいしく感じられるようになります。ただし、食欲が戻ると、急に体重が増えやすくもなります。急激な体重増加はさまざまなトラブルの原因になる可能性がありますから、気をつけましょう。

ただ今、子宮の大きさは、小さめのメロンくらい。おなかのふくらみがやや目立ってくるため、薄手の服を着ていればわかるようになってきます。妊娠15週ごろには、胎盤が完成するといわれています。もう13週ですから、胎盤完成まであと少しです。今後は、流産の心配はかなり減っていくでしょう。そろそろ、妊娠初期に見られる頻尿などの症状が少なくなってくることも。それは、この時期の子宮は、骨盤の上のほうに位置するため、膀胱を圧迫することが少なくなるためです。ただし、残念ながら、妊娠後期には、膀胱への圧迫は再び強まります。まだ、熱っぽい感じは続いていますか?胎盤が形成されるころには、体内のホルモンの状態も安定してきます。そのため、基礎体温は少しずつ下がっていきます。微熱が続く感じや体のだるさも取れてくるので、体はだいぶん楽になるでしょう。

15週ごろに胎盤が完成します

おなかの赤ちゃんの成長【12~15週ごろ】

●器官の形成が終わり、これからは体や手足の骨、筋肉などが発達していきます。

●羊水の量が増え、その中で手足を動かすようになります。

●皮膚は不透明で厚くなります。

●男女の外性器ができます。

●目は閉じていますが、顔には胎毛が生え始め、口は開けたり閉じたりしています。

器官の形成が終わり、体や手足の骨、筋肉などがこれから発達してきます。羊水量が増えてきて、手足の動きもしだいに活発に。15週ごろに胎盤が完成し、赤ちゃんの発達はさらにスピードアップ!

このころの超音波写真

胎盤に厚みが出てきます

赤ちゃんの上側に見える、白く厚みのあるものが胎盤です。胎盤の完成まであと少しになりました。写真は、胎盤の中央あたりから、へその緒が出ていることも確認できます。

かしわざき産婦人科 柏崎香織先生

妊娠13週の生活アドバイス

体重管理を始めよう

つわりが終わったら、いよいよ体重管理本番! バランスのよい食生活を心がけ、まめに体重計に乗ってチェックしましょう。

増えすぎとやせすぎに気をつけましょう

妊娠中はおなかの赤ちゃんに栄養を与えたり、分娩や産後の授乳期に備え、体に脂肪がつきやすくなります。その上、ホルモンの影響で食欲も増すので、体重が増えすぎてしまう人も。妊娠中の体重の増えすぎは、さまざまなトラブルの原因になることがあるので、注意が必要です。

逆に、妊娠前からやせている人が妊娠中の体重増加が少ないと、赤ちゃんに十分な栄養を与えられないため、低出生体重児を出産するリスクがあります。妊娠中の体重増加は、標準体重の人で7~12kg、やせ気味の人で9~12kgが目安。週1回は必ず体重を測定する習慣づけをし、妊娠16週目くらいから、本格的に体重管理を始めましょう。

食生活は量より質を大事にし、脂肪や糖分、塩分は控えめにして、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。妊娠経過が順調であれば、ウォーキングや簡単なエクササイズなどを習慣にするといいでしょう。

妊娠前の肥満度をチェックしよう

妊娠前の体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)) = BMIです。BMIが18.5未満の人は、出産までの体重増加は9~12kgくらいが目安。栄養不足が心配なところではありますが、つい油断していろいろと食べてしまったら、出産直前までに15kg以上も太ったという事例もあるので注意が必要です。

BMIが18.5以上25.0未満の人は、出産までの体重増加は7~12kgくらいが目安。週に500g以上の増加が見られる場合は要注意ですが、理想的な体重増加に比べて1kgくらいの差であるなら、それほど心配はいりません。BMI25.0以上の人は、出産までの体重増加の目安は個別に医師に相談が必要です。妊娠初期の時点から計画的に体重のコントロールを検討しましょう。体重増加は定期的に確認を。急激な増加傾向がある場合は早めに受診して。

妊娠中の食生活 鉄則5か条

1.毎日の食事は1日3回、決まった時間にとるように心がけましょう
食事と食事の間隔が開き過ぎてしまうと、空腹感が増して、いつもよりも多く食べてしまうことがあります。1日30品目の食材をとることを目標に、食事メニューは栄養バランスを考えて、食材に偏りのないようにするといいでしょう。

2.塩分・糖分は控えめにしましょう
濃い味つけのおかずはごはんなどの主食を食べ過ぎてしまいがち。塩分のとり過ぎはむくみや妊娠高血圧症候群を引き起こす可能性が高くなるので、味つけは薄味にしましょう。妊娠中の塩分摂取量は1日10gが目安。初めは物足りなさを感じるかもしれませんが、徐々に慣れます。また、糖分と脂肪分はすぐにエネルギー源となり、太りやすいので控えめに。

3.よくかんでゆっくり食べましょう
ゆっくり食事をすると、食べた量が少量でも脳の満腹中枢はおなかがいっぱいになったと感知する傾向があります。逆に急いで食べてしまうと、多量の食事をとることに。慌てて食べることのないように、よくかんで味わいながら食事をしましょう。

4.加工食品、市販品は控えめに
市販の総菜や干物などの加工食品、お菓子のとりすぎは体重増加の3大原因。食べ続けると、簡単にカロリーオーバーします。栄養が偏ったり、塩分や脂肪分もとりすぎてしまうので、食べ過ぎには十分気をつけて。食べる量をコントロールすることが必要です。

5.毎日の食事の中に多くの野菜を取り入れましょう
カロリーも抑えられるうえ、ビタミン類の補給、食物繊維も摂取できます。煮物やサラダだけでなく、炒め物やスープなど、さまざまなメニューに取り入れると効果的。冷凍野菜を上手に利用するのもいいでしょう。

愛育病院センター長 中林正雄先生

妊娠13週の気がかりやトラブル・病気

妊娠中期の切迫流産・流産

妊娠中期に気をつけたいトラブル・病気

切迫後期流産

12週以降22週未満に出血や下腹部の痛み・張りなどがあります
気をつけたい時期 妊娠12~21週

切迫後期流産と、病名に「切迫流産」とついていますが、原因は「切迫早期流産」とまったく異なります。その症状や原因・治療は切迫流産と同じです。妊娠22週は「流産」と「早産」の分かれ目であり、おなかの赤ちゃんが生存できるかどうかの境界線であるため、このように病名を区別しているのです。治療により防げることが多いので、出血、下腹部の張り・痛み、おりものの変化などが見られたらすぐ受診しましょう。

後期流産

12週以降22週未満に流産してしまうことです
気をつけたい時期 妊娠12~21週

●原因
母体側に原因があることが多い

妊娠12週以降22週未満の流産を後期流産といいます。妊娠12週未満に起こる早期流産と比べると、母体側の原因によることが多くなります。原因としてはまず、子宮筋腫や子宮奇形など、子宮の異常によるものが挙げられます。次に、子宮が収縮していないのに、早い時期から何の自覚症状もなく子宮口が開き、破水してしまう子宮頸管無力症も大きな原因の一つ。また、細菌に感染することにより、子宮内で炎症が起こってしまい、流産につながることもあります。とはいえ、どちらも症状の早い段階で対応できれば、流産を防げる可能性も出てきます。頻繁なおなかの張りや、生理のときのような出血があった場合はすぐに受診しましょう。

●入院・手術
陣痛を誘発して分娩と同じように処置します

妊娠12週未満までの早期流産と、12週以降での後期流産では、行われる処置が異なります。妊娠12週未満の進行流産や稽留流産(けいりゅうりゅうざん)で、とくにママが発熱した場合は、子宮内で感染が起こっていることが考えられるため、速やかに赤ちゃんや胎盤を取り除き、子宮内をきれいにする処置をします。出血などがあり、完全に流産してしまった場合、超音波で見て子宮内に何も残っていなければ抗菌薬と子宮収縮薬投与のみのことも。 一方、後期流産の場合は、陣痛誘発薬で分娩と同じように陣痛を起こして、赤ちゃん、胎盤などを外に出す処置を行います。

●術後の経過
当日から翌日は安静に過ごします

後期流産の手術は、陣痛を起こして赤ちゃんなどを出すため、実際、お産をしたのと同じ状態と考えていいでしょう。手術当日から翌日は安静に過ごします。

東京大学大学院医学系研究科 産婦人科学 教授 藤井知行先生

妊娠週数別基本情報

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

ここでは「妊娠超初期」とは妊娠が判明する前の妊娠0ー3週頃のことを指します。生理予定日付近からそれ以降に妊娠検査薬で確認することで、妊娠がわかる人が多いですが、生理予定日前から基礎体温の変化や出血・眠いなど体調の変化が感じられる人も。
そんな「妊娠超初期」の体の変化や気をつけたいことをまとめました。

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

妊娠1ヶ月

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠おめでとうございます。妊娠が判明し、ママの体は出産に向けて徐々に変化を始める時期。この頃つわりがピークを迎える人も多く、不安が大きい時期でもあります。不安なこの時期に気をつけることは?妊娠初期症状は?暮らしの中の注意事項は?妊娠がわかったころに知りたい情報をまとめました。

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠
2ヶ月
妊娠
3ヶ月
妊娠
4ヶ月

妊娠中期-妊娠16週~27週

安定期と呼ばれる妊娠5カ月以降は、胎動が感じられたり、赤ちゃんの性別が分かる人も多い時期。ほっと一息つきがちなこの時期の注意事項は?気をつけたい症状は?安心しがちなこの時期に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠中期-妊娠16週~27週

妊娠
5ヶ月
妊娠
6ヶ月
妊娠
7ヶ月

妊娠後期-妊娠28週~40週

出産まであと少し!お産のはじまりで気をつけることは?注意したい症状は?暮らしの中の注意事項は?赤ちゃんに出会える日への期待と不安が膨らむ妊娠後期に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠後期-妊娠28週~40週

妊娠
8ヶ月
妊娠
9ヶ月
妊娠
10ヶ月

出産

出産まであと少し!お産のはじまりからの流れや出産方法、陣痛を乗り切るコツや方法、帝王切開についてなど、事前に知っておきたい出産のための基本情報をまとめました。

出産

妊娠初期(13週) ママの悩みQ&A

妊娠中はおなかの赤ちゃんの成長、体重管理や体の悩みについて、育児中は赤ちゃんの発育、予防接種や健診、母乳・ミルク・離乳食、お世話や遊びなどなど、いろんな疑問や不安を抱えています。そんな妊娠中から育児中のママたちのお悩みに、産婦人科や小児科の医師、助産師、保育士など各分野の専門家がていねいにお答えします。

13週の初マタです。4カ月入ったころから、急におへそのまわりのおなかが出てきました。こんなに早くおなかは大きくなってくるものですか?もしくは、単に脂肪がついてきたということなのでしょうか?
妊娠4カ月ごろの子宮の大きさは、小児の頭程度ですから、恥骨(ちこつ)の上部とおへ…
妊娠13週の妊婦です。最近夜中、布団をちゃんとかぶってるのに寒けがして目が覚めます。外気が冷たいからなんでしょうか?腹巻きをして寝てますが、赤ちゃんが心配です。
妊娠するとホルモンが大きく変化するため、自律神経が乱れやすくなります。そのため、…
13週に入ったところです。そろそろつわりも落ち着いてきたなと思っていたら、昨日から嘔吐(おうと)がすごいです。イオン飲料を飲んでも吐いて、胃腸炎かなと思い、内科を受診しましたが、妊婦だからと診察もしてもらえず、産婦人科に行ったらただのつわりで片づけられました。明らかにつわりの吐き方ではないのに。妊婦だから薬が飲めないから安静にしておくしかないのですか?ノロウイルスが心配です。
嘔吐がすごいということは、単なるつわりのぶり返しではないでしょうね。胃腸炎を起こ…
13週です。生理痛みたいに腰が重い状態が一日続いていて心配です。直近の健診では順調だったのですが、念のため診てもらおうか検討しています。こういう症状は出るものでしょうか…?
“直近の健診で順調”とありますが、今大丈夫かどうかはわかりません。この時期でも、…
13週の妊婦です。妊娠4カ月になると、頻尿が改善されることもあると聞いたのですが、まったく改善される気配がありません。夜中もトイレに行きたくて起きてしまいます。どこかおかしいのでしょうか。
初期でも、子宮が大きくなることによって頻尿になることがありますが、頻尿が改善され…

妊娠初期に関する用語

「たまひよ用語辞典」は、多くのママに好評の「たまひよ大百科シリーズ」を元に、たまひよnet向けに、短い時間で簡潔に概要がつかめるようにと全て一から編集した、みなさまのための用語集です。 用語は、「出産用語」「産後の体用語」「新生児のお世話用語」に分かれています。気になる部分を選んで、読み進めていってくださいね。