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妊娠21週(妊娠6ヶ月)

妊婦の基本情報

おなかが前に出てきて、体のバランスも変化

妊娠21週の症状、体の変化、赤ちゃんの成長

赤ちゃんが元気に育っていることを体感できる“胎動”。

こそばゆい? それとも力強い? パパと一緒に、赤ちゃんを存分に感じましょう。

おなかが前に出てくるころ。体のバランスに注意しましょう

妊娠21週になりましたね。妊娠6カ月の2週目です。 そろそろおなかがグーンと前にせり出してくるころ。おなかが前に出てくると、体の重心がずれて、腰や背中に負担がかかりやすくなります。

胎動を感じる人が多くなるころ。胎動は、おなかの赤ちゃんからのメッセージです。おなかに手を当ててみると、赤ちゃんのいる位置がなんとなく「ここかな?」とわかることもあるでしょう。 子宮は、大人の頭を少し上回る大きさになり、子宮の上部はママのおへその高さくらいになっています。 妊娠期間の折り返し地点ともいうべき時期でもあり、体が妊娠という変化に富んだ状態に慣れ、心も体も落ち着いてくるママが多いようです。

骨や筋肉が成長して動きも大ぶりになってきます

おなかの赤ちゃんの成長【20~23週】

●臓器の機能がより成熟し、体の細部が発育してきます。

●骨がますますしっかりして、体の末端まで筋肉がついてきます。大きく体を動かす運動などもするように。

●聴覚が発達してきます。

●上下まぶたが離れ、顔立ちがはっきりしてきます。

消化器、泌尿器などの器官が成熟してきて、体の部位も細部の成熟へと向かいます。骨や筋肉がしっかりしてきて、動きが大きくなります。早ければ23週ごろからは男女の外性器が見えることも。

このころの超音波写真

心臓の機能が調べられるようになってきます

胴体の断面から心臓を見た際に、赤ちゃんの手が動いて写り込んだもの。心臓は4つの部屋に分かれています。心臓など臓器が成熟し、また、手足の動きは滑らかになってきます。

かしわざき産婦人科 柏崎香織先生

妊娠21週の生活アドバイス

旅行・レジャー

妊娠生活の思い出にパパと2人で旅行もいいですね。体調のいいときに、無理のないスケジュールで、が基本です。

妊娠経過がよければ思い出づくりに出かけよう

赤ちゃんが生まれるとしばらくは旅行やレジャーを楽しむ時間がなかなかとれません。おなかの赤ちゃんも順調で、妊娠経過に問題がなければ、妊娠中の思い出にパパや家族といっしょに出かけてみるのもいいでしょう。

旅行先までの交通手段や旅行中のスケジュールがママの体の負担にならないように注意して、はめをはずさないように、気をつけましょう。

移動手段別注意点

車の移動は荷物を持つ必要もなく、自分たちの空間が確保されていますから、リラックスして過ごせるメリットがあります。長距離の移動や渋滞が予測されるときは、あらかじめ高速道路のサービスエリアや道の駅など休憩できるポイントを考えておきましょう。長くても2時間おきには休憩を。

新幹線での移動は、自由席ではなく、必ず指定席で座っていけるようにしましょう。禁煙車両でトイレに立ちやすい座席を予約しておくと安心です。新幹線の車両形式によっては、ベッドの置いてある多目的室が設置されています。体調が思わしくなかったり、気分が悪くなったときに備えて、確認しておくといいでしょう。

飛行機での移動はトイレに立ちやすい通路側を予約しておくと安心です。各航空会社で、妊婦さん向けのサービスがありますから、サポートデスクで妊婦であることを告げましょう。妊娠中は血が固まりやすく、飛行機では同じ姿勢でいる時間が長いため、下肢静脈血栓症が起きやすくなります。こまめに水分をとり、手足を動かすようにしましょう。

旅行先での過ごし方

●温泉
温泉の泉質が妊娠経過やおなかの赤ちゃんに影響することはまずありません。ただし、長くつかってのぼせたり、浴室ですべって転んだりすると危険です。これらのことに気をつけて、自分の体調と相談しながら楽しみましょう。水分補給も忘れずに。
●サウナ
体温が上がるとおなかの赤ちゃんの心拍数が上がり、負担がかかります。急激に汗をかくと脱水症状の要因にも。妊娠中はやめましょう。
●ジャグジー
おなかに強く泡をあてなければ問題ないでしょう。ただし、お湯を循環させている施設の場合は感染症に注意しましょう。
●岩盤浴
サウナと同様、急激な体温の上昇と発汗作用がおなかの赤ちゃんの負担になり、ママも脱水症状を起こす心配があるため、控えるようにしましょう。
●テーマパーク
妊娠中でも問題ない、乗り物やアトラクションの情報が公開されていますから、それをもとに、体に無理のない範囲で楽しみましょう。動きの早いもの、揺れの激しいものはNGです。また、屋外で長時間並んだり、人ごみの多い場所で立ちっぱなしの状態は控えましょう。
●海外旅行
海外旅行に行く場合には、あらかじめかかりつけの医師に相談してから行くと安心です。ツアーで行く場合は旅行会社にあらかじめ妊娠していることを告げましょう。また、個人旅行の場合は、現地で何かあったときに備え、日本語の通じる医師がいる病院を調べておきましょう。
●海水浴
水のあまりきれいでない海水につかる海水浴は、細菌も多く、腟の炎症を引き起こす可能性もあります。また、妊娠中はシミができやすくなりますから、日ざしの強い時間帯に屋外にいるのはおすすめできません。朝や夕方、浜辺を散歩するくらいにとどめておくのが賢明です。

愛育病院センター長 中林正雄先生

妊娠21週の気がかりやトラブル・病気

妊娠糖尿病

妊娠中期から後期にかけて起こる病気で気をつけたいものに、妊娠高血圧症候群と妊娠糖尿病があります。重症化すると母子ともに危険を伴いますが、どちらも定期的に健診を受けていれば、早期に発見でき、対策を立てられるものです。

妊娠糖尿病

尿糖が出たら気をつけよう!
気をつけたい時期 妊娠12~36週

★どんな病気?
妊娠中に出る糖尿病です。糖尿病はインスリンというホルモンの働きが悪くなるために、血液中のブドウ糖(血糖)の代謝調節がうまくできず尿中に排出される病気です。中でも妊娠糖尿病は、妊娠をきっかけに糖尿病の状態になってしまうことをいいます。

★なぜなるの?
ホルモンの変化とカロリーのとり過ぎが原因。妊娠糖尿病の場合、もともと糖尿病の人とは違って、大きな原因は妊娠によるホルモンの変化と糖代謝異常です。一度にドカ食いしたり、偏った食生活も原因に。規則正しい食生活をすることが大切です。

★どうすればいい?
基本的な治療は食事療法による血糖値のコントロールです。栄養バランスのとれた食事で、1日の摂取エネルギー制限もします。食事を数回に分けてとるのも効果的。家庭で行うのが難しいときは、入院して糖尿病改善のための食生活を身につけることも。ある程度の軽い運動も必要です。食事療法で改善しない場合は、インスリン注射で血糖値をコントロールします。

●妊娠糖尿病になりやすいタイプ
糖尿病の家系など遺伝的要素のほか、肥満や体重増加などは大きな危険要素。高年妊娠の人や経産婦さんも注意が必要です。
・ もともと肥満である
・ 妊娠してから急激に体重が増えた
・ 高年妊娠
・ 経産婦(2人目以降の妊娠)
・ 糖尿病の家族がいる
・ 過去に巨大児を出産したことがある
・ 糖代謝異常と診断されたことがある

●妊娠糖尿病Q&A
Q.甘いものばかり食べているとなりやすい?
A.糖尿病になりやすいわけではありません。甘いものを食べる=糖尿病になる、というわけではありませんが、体重増加をしないようにすることは大切です。また、尿検査の直前に糖分をたくさんとると、尿糖が出ることがあります。正確に診断するためにも、健診直前の飲食は控えたほうがいいかもしれません。

Q.将来、本当の糖尿病になりやすい?
A.可能性が通常より高いといわれています。妊娠糖尿病は、通常はお産が終われば治ります。ただ、本当の糖尿病になる可能性が通常の場合よりも高いといわれています。産後も規則正しい生活をしましょう。

※妊娠高血圧症候群については第20週で解説しています。

東京大学大学院医学系研究科 産婦人科学 教授 藤井知行先生

妊娠週数別基本情報

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

ここでは「妊娠超初期」とは妊娠が判明する前の妊娠0ー3週頃のことを指します。生理予定日付近からそれ以降に妊娠検査薬で確認することで、妊娠がわかる人が多いですが、生理予定日前から基礎体温の変化や出血・眠いなど体調の変化が感じられる人も。
そんな「妊娠超初期」の体の変化や気をつけたいことをまとめました。

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

妊娠1ヶ月

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠おめでとうございます。妊娠が判明し、ママの体は出産に向けて徐々に変化を始める時期。この頃つわりがピークを迎える人も多く、不安が大きい時期でもあります。不安なこの時期に気をつけることは?妊娠初期症状は?暮らしの中の注意事項は?妊娠がわかったころに知りたい情報をまとめました。

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠
2ヶ月
妊娠
3ヶ月
妊娠
4ヶ月

妊娠中期-妊娠16週~27週

安定期と呼ばれる妊娠5カ月以降は、胎動が感じられたり、赤ちゃんの性別が分かる人も多い時期。ほっと一息つきがちなこの時期の注意事項は?気をつけたい症状は?安心しがちなこの時期に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠中期-妊娠16週~27週

妊娠
5ヶ月
妊娠
6ヶ月
妊娠
7ヶ月

妊娠後期-妊娠28週~40週

出産まであと少し!お産のはじまりで気をつけることは?注意したい症状は?暮らしの中の注意事項は?赤ちゃんに出会える日への期待と不安が膨らむ妊娠後期に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠後期-妊娠28週~40週

妊娠
8ヶ月
妊娠
9ヶ月
妊娠
10ヶ月

出産

出産まであと少し!お産のはじまりからの流れや出産方法、陣痛を乗り切るコツや方法、帝王切開についてなど、事前に知っておきたい出産のための基本情報をまとめました。

出産

妊娠中期(21週) ママの悩みQ&A

妊娠中はおなかの赤ちゃんの成長、体重管理や体の悩みについて、育児中は赤ちゃんの発育、予防接種や健診、母乳・ミルク・離乳食、お世話や遊びなどなど、いろんな疑問や不安を抱えています。そんな妊娠中から育児中のママたちのお悩みに、産婦人科や小児科の医師、助産師、保育士など各分野の専門家がていねいにお答えします。

21週初マタです。明け方になるとこむら返りやトイレに行きたくて必ず起きてしまいます。仕事をしているため疲れがたまってしまうので、なんとか改善したいです。
妊娠中、夜寝ているときに足がつる経験をされる方は多いようです。原因の一つとして考…
今21週です。胎動かな?っていう感じをなんとな~くわかってきたのですが……日によって感じ方が違うような気がします。感じる日もあれば感じない日もあるので、一度初期で流産経験があるせいか、とっても不安です。
動きを感じないと、「赤ちゃんは元気かしら…」と不安になってしまいますね。胎動の感…
21週の経産婦で、8年ぶりに妊娠しました。現在、切迫流産で、張り止め飲んで自宅安静してます。急に、朝晩の寒暖の差が出てきたので、少し風邪をひいたみたいで、せきをすると、恥骨が痛くなりだしました。様子を見ていても、大丈夫でしょうか?
自宅安静をされているのですね。もし妊娠経過が順調な場合は、恥骨の痛みだけならば様…
現在、21週の初産婦です。 最近、太ももの血管がちらちらと表面に浮き出てきました。 とくにむくみもなく、仕事が立ち仕事なのでわりと歩き回っており、体は動かしていますが、これは静脈瘤(じょうみゃくりゅう)の前兆なのでしょうか?痛みやかゆみなどの症状はありません。静脈瘤の前兆だとしたら、予防策も併せて教えていただきたいです。
妊娠すると血液循環量が増えるために、血管が拡張して静脈が浮き出やすくなります。…
21週のママですが、座っている体勢がしんどいので、一日中、布団の中でゴロゴロしているけど、赤ちゃんも横になったままですか?
ママが横になっていたら、赤ちゃんも一緒に横になっていたらかわいいですね。…

妊娠中期に関する用語

「たまひよ用語辞典」は、多くのママに好評の「たまひよ大百科シリーズ」を元に、たまひよnet向けに、短い時間で簡潔に概要がつかめるようにと全て一から編集した、みなさまのための用語集です。 用語は、「出産用語」「産後の体用語」「新生児のお世話用語」に分かれています。気になる部分を選んで、読み進めていってくださいね。