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妊娠5週(妊娠2ヶ月)

妊婦の基本情報

妊娠が判明。赤ちゃんの姿は豆粒みたいです

妊娠5週の症状、体の変化、赤ちゃんの成長

妊娠に気づき、つわりの症状が出てくる人もいます。

おなかの赤ちゃんは、最初は魚のような形をしていますが、妊娠7週までに一気にヒトの形へと変化をとげます。

今までと違う体調の変化に気づくころかもしれません

「もしかして?」と妊娠の予感を感じていませんか?月経の遅れに気づいたり、今まで気にならなかったにおいに急に敏感になったり、食欲がなくなってきたりして、体調の変化に戸惑う人が多いかもしれません。あるいは、胸のむかつきや吐きけ、嘔吐などのつわりの症状から、妊娠かな?と思う人がいるかもしれません。また、目には見えませんが、女性ホルモン(黄体ホルモン)が盛んに分泌されるため、体がだるく熱っぽくなり、一日中眠けを訴える人も少なくないでしょう。

妊娠を疑ったら、まずは妊娠検査薬を試してみましょう。 月経の予定日のころに、月経の始まりのような少量の出血(着床時出血)が起こる場合もあります。ちなみに着床時出血(ちゃくしょうじしゅっけつ)を月経と間違ってしまうと、だるさや熱っぽさを風邪と勘違いすることもあります。 この時期は安易に薬を飲まないように注意しましょう。体の微妙な変化に気づいたら、流産や子宮外妊娠の可能性も考慮し、できるだけ早めに受診しましょう。

頭と胴の2頭身になり、胎芽と呼ばれる時期です

おなかの赤ちゃんの成長【4~7週ごろ】

●7週ごろには2頭身に。手足の区別もついてきます。
●胎盤のもとになる組織が形成され始め、へその緒になる組織が発達します。
●この時期は器官形成期といって赤ちゃんの主な器官の基礎がつくられます。脳や脊髄、目や耳の神経などが急速に発達。
●心臓、肝臓、胃などの臓器の分化も始まります。
●目、口、鼻も大まかですが、形を整え始めます。

おなかの赤ちゃんが入った袋(胎のう)が確認できるころです。9週までの赤ちゃんは胎芽と呼ばれ、中枢神経や心臓、手、足など器官のもとが猛スピードでつくられる器官形成期にあたります。

このころの超音波写真

卵黄のうは赤ちゃんのお弁当箱

胎芽のそばに卵黄のうが見えることがあります。細いさくで赤ちゃん(胎芽)とつながっていて、栄養を運んでいます。豆粒のような姿ですが、中枢神経や心臓のもとがつくられています。

かしわざき産婦人科 柏崎香織先生

妊娠5週の生活アドバイス

自分に合った産院を探そう 産院でチェックしましょう

妊娠の兆しがあり、妊娠検査薬を試して「陽性反応」が出たら、早めに産婦人科を受診しましょう。

正常な妊娠かどうか産院でチェックしましょう

妊娠検査薬は、受精卵が子宮以外の場所に着床した場合(異所性妊娠=子宮外妊娠)でも、陽性反応を示します。そのままにしていたら大変なことになる場合もあるので、陽性反応が出たら、早めに近くの産婦人科を受診し、正常な妊娠かどうか確認をしてもらうことが大事です。
正常な妊娠であれば、赤ちゃんを包む袋(胎嚢)が見え、約1週間後に胎嚢の中に胎芽が見え、心拍も確認できるようになります。これらが確認できて初めて正常な妊娠であることが確定します。検査薬で陽性反応が出ても、妊娠4週ごろだと、超音波検査で胎嚢が確認できないことがありますが、5週を過ぎれば確認できることが多くなります。月経周期は個人差が大きく、誤差が出ることもあるので、むやみに心配せず、次の健診を待ちましょう。

妊娠確定までの条件

おなかの赤ちゃんの成長【4~7週ごろ】

「赤ちゃんの袋が見える」赤ちゃんを包む袋(胎嚢)が、子宮内に確認できることが妊娠確定への第一歩。

妊娠5週を過ぎると超音波検査で確定できるようになります。見えないときのほとんどは、妊娠週数が早すぎることが原因です。あせらず次の週まで待ってみましょう。

自分にぴったりの産院を探そう

妊娠が判明したら、インターネットや口コミで、住んでいる地域の産院情報を集めましょう。少ない情報からすぐに決めるのではなく、施設による特徴をよく理解した上での選択が大切です。
自宅から近いに越したことはありませんが、地域に分娩を扱う産院がなかったり、希望の産院が近くに見つからない場合もあるでしょう。初産の場合、陣痛開始から出産まで、13~15時間かかることが多いので、車で1時間ほどの距離であれば通院範囲内と考え、少し範囲を広げて探してみることをお薦めします。
少し遠くても、信頼できる産院、希望が叶う産院であるならば、有力候補として考えてよいでしょう。通院の段取りをしっかり練り、早めに入院するようにすれば、陣痛時の移動も心配ありません。

近年、産科医不足、産婦人科閉鎖などにより、産院の一極集中化が進む中、人気のある病院、ベッド数の少ない施設は、すぐに満床になってしまう状況にあります。
産院が早期から分娩予約を受け付けるのは、医師や助産師さんの数によって1日にできるお産の数が決まってしまうので、前もってお産の数を調整する必要があるためです。
また、分娩予約時には予約金が必要な場合もあります。金額は産院によってまちまちなので、早めに確認しておくとよいでしょう。

愛育病院センター長 中林正雄先生

妊娠5週の気がかりやトラブル・病気

早期流産の基礎知識

早期流産のほとんどは胎児側の原因によるものです。症状、診断、種類、入院・手術について知っておきましょう。

ほとんどが胎児側に原因があります

早期流産のほとんどは胎児側の理由で起こります。もっとも多いのは、受精卵の染色体異常といわれ、たまたま異常を持つ精子や卵子が受精してしまったことで発生します。とくに卵子の異常は加齢とともに増える傾向があるので、高年妊娠の場合は、流産する確率も高くなります。

染色体異常が起こる理由は明らかではありませんが、偶然起きてしまった事故のようなものです。重い異常を持った受精卵や胎芽は生き延びることができず、流産という形で自然淘汰されていくのです。流産してしまうと、ママはつい自分を責めてしまいがちですが、決してママのせいではありません。仕事や運動のしすぎが初期流産を引き起こすことはないので、安心してくださいね。

種類によって経過やその後のケアに違いも

おなかの赤ちゃんの成長【4~7週ごろ】

初期流産は、状況によって以下の4つに分けられ、その症状やその後のケアにも違いがあります。一般的には出血や下腹部の痛みや張りなどの症状がありますが、何も症状がないことも。また、化学的流産といって、受精卵が着床したころの早い段階で流産した場合は、月経と区別ができないため、自覚症状はありません。

●完全流産

子宮内にある赤ちゃんや胎嚢が完全に娩出された状態。

●不全流産

子宮内の赤ちゃんや胎嚢が完全に娩出されずに一部分残っている状態。

●稽留流産

子宮内で赤ちゃんが死亡し、そのままとどまっている状態で、自覚症状はありません。

●進行流産

子宮が収縮を始め、流産が進行している状態。一度進行してしまうと、止める方法はありません。

早い時期に手術をしたほうがよい

手術は、子宮の内容物がすべて出てしまっている完全流産の場合は行いませんが、子宮内に赤ちゃんや胎盤などの組織が残っている場合は早い時期に行います。これは、出血を止めたり、感染症を防ぐためです。通常は、事前に必要な検査を行ったあと、全身麻酔をして10分程度で終了し、手術の当日か翌日に退院となります。

東京大学大学院医学系研究科 産婦人科学 教授 藤井知行先生

妊娠週数別基本情報

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

ここでは「妊娠超初期」とは妊娠が判明する前の妊娠0ー3週頃のことを指します。生理予定日付近からそれ以降に妊娠検査薬で確認することで、妊娠がわかる人が多いですが、生理予定日前から基礎体温の変化や出血・眠いなど体調の変化が感じられる人も。
そんな「妊娠超初期」の体の変化や気をつけたいことをまとめました。

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

妊娠1ヶ月

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠おめでとうございます。妊娠が判明し、ママの体は出産に向けて徐々に変化を始める時期。この頃つわりがピークを迎える人も多く、不安が大きい時期でもあります。不安なこの時期に気をつけることは?妊娠初期症状は?暮らしの中の注意事項は?妊娠がわかったころに知りたい情報をまとめました。

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠
2ヶ月
妊娠
3ヶ月
妊娠
4ヶ月

妊娠中期-妊娠16週~27週

安定期と呼ばれる妊娠5カ月以降は、胎動が感じられたり、赤ちゃんの性別が分かる人も多い時期。ほっと一息つきがちなこの時期の注意事項は?気をつけたい症状は?安心しがちなこの時期に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠中期-妊娠16週~27週

妊娠
5ヶ月
妊娠
6ヶ月
妊娠
7ヶ月

妊娠後期-妊娠28週~40週

出産まであと少し!お産のはじまりで気をつけることは?注意したい症状は?暮らしの中の注意事項は?赤ちゃんに出会える日への期待と不安が膨らむ妊娠後期に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠後期-妊娠28週~40週

妊娠
8ヶ月
妊娠
9ヶ月
妊娠
10ヶ月

出産

出産まであと少し!お産のはじまりからの流れや出産方法、陣痛を乗り切るコツや方法、帝王切開についてなど、事前に知っておきたい出産のための基本情報をまとめました。

出産

妊娠初期(5週) ママの悩みQ&A

妊娠中はおなかの赤ちゃんの成長、体重管理や体の悩みについて、育児中は赤ちゃんの発育、予防接種や健診、母乳・ミルク・離乳食、お世話や遊びなどなど、いろんな疑問や不安を抱えています。そんな妊娠中から育児中のママたちのお悩みに、産婦人科や小児科の医師、助産師、保育士など各分野の専門家がていねいにお答えします。

先日、妊娠が判明しました。現在5週です。妊娠が判明する1週間ほど前から風邪をひいてしまい、ずっと市販の風邪薬を服用していたのですが、胎児になんらかの影響はないのでしょうか?
妊娠がわかる前に飲んだ薬は、心配になりますね。最終月経から28日(妊娠4週)まで…
現在、5週です。不妊治療をしていて、排卵誘発の注射をしていました。今回無事に着床しましたが、誘発期間から妊娠判明まで、また駄目かもと思いながら、ビールを飲み続けてました。通常妊娠判明でやめれば大丈夫と書かれていますが、大丈夫なのでしょうか?誘発期間と着床(ちゃくしょう)期間が気になります。教えてください。
妊娠されて、とてもうれしい気持ちと同時に、不安になっているのですね。着床時期は、…
妊娠5週に受診しました。子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)が子宮の上のほうにあると言われ、早産しないための薬を注射されましたが、薬が嫌なら断ってもいいですか?早産しないためには薬を注射しなくてはいけないのでしょうか。
まだ妊娠初期ですので、注射をされているのは「早産」ではなく「流産」予防のものでし…
妊娠5週です。風邪をひいてしまい、せきが止まりません。とくに夜になると眠ることができないくらい苦しいです。婦人科で葛根湯(かっこんとう)を処方していただいたのですが、効きません。せきをすることで赤ちゃんに負担はありますか?また何かせきを止める方法がありましたら教えてください。
葛根湯は、ひきはじめの風邪には効果があるのですが、せきが止まらないという状態では…
妊娠5週です。私は平均体重より20kgオーバーしていて、ダイエットしていたときに妊娠がわかりました。脂肪が多いとこれから赤ちゃんに影響はないのでしょうか?先生からやせなさいと言われると思いますが、どんなことをすればいいのでしょうか?
もともとの体重が多い人が、正しい体重管理をせずに過ごしていると、妊娠高血圧症候群…

妊娠初期に関する用語

「たまひよ用語辞典」は、多くのママに好評の「たまひよ大百科シリーズ」を元に、たまひよnet向けに、短い時間で簡潔に概要がつかめるようにと全て一から編集した、みなさまのための用語集です。 用語は、「出産用語」「産後の体用語」「新生児のお世話用語」に分かれています。気になる部分を選んで、読み進めていってくださいね。