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妊娠36週 妊娠10ヶ月 臨月

【医師監修】妊娠36週 妊婦の基本情報

臨月のおなか

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妊娠36週の妊婦の症状、体の変化、赤ちゃんの成長

監修医師:かしわざき産婦人科 柏崎香織先生

あとはママの体が、お産の始まりを教えてくれますよ!

出産が近づくと、いつ生まれてもいいように赤ちゃんは骨盤のほうに下がってきます。

いよいよ臨月のスタートです! 子宮が下がり、胃がすっきりしてきます

妊娠36週になりましたね。妊娠10カ月のスタートです。いよいよお産を意識するようになる臨月に入りました。
出産が近づいてくると、みぞおちまで達していた子宮が、徐々に下がってきます。そのため、心臓や肺への圧迫が少しずつ解消され、動悸や息切れなどの症状が減っていきます。胃も圧迫感から解放され、食欲が通常の状態に戻ってきますが、体重が急激に増える時期なので、食べすぎには十分注意しましょう。 反対に、子宮の下側に位置する膀胱への圧迫は続くので、頻尿や尿もれの症状はよりひどくなる一方でしょう。お産が終わるまではしばらくの我慢です。

赤ちゃんが骨盤の中に下りてきて子宮の周囲を圧迫するため、脚のつけ根や恥骨に痛みを感じることもあります。骨盤の中に下りた赤ちゃんは動きが制限されるため、お産が近づくと胎動が多少弱く感じられる場合もあるでしょう。 お産の準備段階として、ホルモンの働きで産道がやわらかく変化し、骨盤の関節も緩んで広がり、赤ちゃんが産道を通りやすい状態になっていきます。 臨月に入ったら、お産の流れをきちんと確認し、お産に対する心の準備をしておくことも大切です。お産の始まる兆候である前駆陣痛やおしるし、破水は、そろそろ起こってもおかしくはありません。前駆陣痛やおしるしを確認しても、即お産が始まるわけではないのであわてなくても大丈夫です。破水が起きた場合は、早急に産院へ連絡しましょう。

骨盤の中に下がり、お産に向けた体位に

おなかの赤ちゃんの成長【36~40週ごろ】

●腎臓機能が成熟して、水分がしっかり処理されるようになり、肌は張りのあるピンク色になります。

●全身を覆っていた胎脂が少なくなります。皮下脂肪も十分につき、ふっくらした体つきに。

●あごを胸につけ、ひざをおなかに引き寄せ、生まれるときを待っています。

肝臓機能が成熟し、肌はピンク色に。お産が近づくと、赤ちゃんは骨盤のほうに下がってきます。いつ生まれても大丈夫なように、あごを胸につけ、おなかを引き寄せた姿勢を取ります。お産は目前です!

妊娠36週ころの超音波写真

子宮内で自由に動けなくなります

体が成長して、子宮内の余分なスペースが少なくなります。赤ちゃんは自由に動けなくなりますが、手足の動きは依然活発。超音波で写る部位も、体のどの部位かわかりづらいでしょう。

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妊娠36週の生活アドバイス

監修医師:愛育病院センター長 中林正雄先生

臨月に入っても気を抜かないで

臨月に入ると、なんとなく気持ちもそわそわ。落ち着かないですよね。体調管理を万全にして、お産に臨みましょう。

夫婦でよく話し合って決めましょう

予定日が近づいてくると、なんとなくそわそわして落ちつかなくなるものです。でも、ここまできたらリラックスして、ゆったりとした気持ちで対面の日を待ちましょう。ただし、気持ちはゆったりでも、油断してはいけないことがあります。それは、急激な体重増加。臨月に入ると、おなかの赤ちゃんがだんだんと下がっていくために、それまで圧迫されていた胃が元のように落ち着くので、食欲が出てきます。気を抜かず、食生活に気をつけましょう。

そして体調がよければ、ウォーキングなどの適度な運動を引き続き習慣に。家の中でじっとしていると余計に緊張してしまいます。気分転換もかねて、近所に散歩がてら出かけましょう。また、いつお産が始まってもおかしくない時期です。1人で遠出をすることは避けましょう。買い物もパパや家族、友人と一緒にするのがいいでしょう。緊急を要するときでも、だれかそばにいてもらえば安心です。 待ちに待った赤ちゃんとの対面はもうすぐです。赤ちゃんも生まれるための最良の日を待って、準備をしていますよ。

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妊娠36週の気がかりやトラブル・病気

監修医師:東京大学大学院医学系研究科 産婦人科学 教授 藤井知行先生

臨月に入ってからの気になるトラブル1

いよいよ臨月、赤ちゃんに会える日を待つばかりと思うところですが、お産を間近に控えた時期でも、気がかりなことがあります。そのなかの一つがママの骨盤がおなかの赤ちゃんの頭の大きさよりも狭いケース。お産はどうなるのか、見ていきましょう。

児頭骨盤不均衡(CPD)

気をつけたい時期 妊娠36~39週ごろ

★どんな状態?
ママの骨盤が赤ちゃんの頭の大きさより狭い状態
経腟分娩では、ママの狭い骨盤を赤ちゃんの大きな頭が通り抜けなければなりません。通常は、赤ちゃんが産道を通る時に骨盤のつなぎ目がゆるみ、赤ちゃん自身も頭の骨を重ねるようにして小さくして生まれてきます。ところが、骨盤が狭かったり、赤ちゃんの頭が大きかったりすると、赤ちゃんの頭は産道を通りにくくなります。ママの身長が150cm以下など小柄な場合は、骨盤も小さく、狭いことが多いため、注意が必要です。

★どうやってわかるの?
疑いが強いときはX線検査で調べることも
ママの体形や超音波検査で赤ちゃんの頭の大きさを測った結果から、児頭骨盤不均衡が疑われる場合は、お産になる前にX線検査をして骨盤の大きさや形を調べることがあります。しかし、最近では妊娠中のX線検査はなるべく避ける傾向があるため、X線検査を行わないケースも増えてきました。検査をしたところで、あくまでも予測に過ぎず、実際はお産をしてみなければわからないのが現実です。検査の結果どうするかは、産院の方針によります。

児頭骨盤不均衡と診断されやすいタイプ
ママの身長が150cm以下で小柄な場合、骨盤も小さいことが多いため、児頭骨盤不均衡を疑われることがあります。ただ、ママが小柄だと赤ちゃんも小さめであることが多いので、問題ないケースも多いでしょう。そのほか、骨盤の形が細長い人、三角形の人なども要注意です。

★出産はどうなるの?
お産が長引く場合には帝王切開分娩に
お産の前に検査をして、明らかに経腟分娩が無理だと判断されたときは、帝王切開分娩になります。しかし、多くはお産が始まってみないと、赤ちゃんが頭をどれだけ小さくして産道を通るか、どんな角度から骨盤に入っていくかわからないことが多いものです。お産がなかなか進まなかったり、分娩が停止してしまったりして初めて、児頭骨盤不均衡と診断されるケースも少なくありません。その場合には、注意深く経過を見ながら、必要に応じて帝王切開分娩に切り替えます。

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妊娠36週 ママの悩みQ&A

妊娠中はおなかの赤ちゃんの成長、体重管理や体の悩みについて、育児中は赤ちゃんの発育、予防接種や健診、母乳・ミルク・離乳食、お世話や遊びなどなど、いろんな疑問や不安を抱えています。そんな妊娠中から育児中のママたちのお悩みに、産婦人科や小児科の医師、助産師、保育士など各分野の専門家がていねいにお答えします。

36週の初産婦です。昨日の夜中に破水か、おりものかわからず産院に連絡をして内診してもらいましたが、おりものでした。でも、「子宮口が2cm開いてるね!もうすぐかも」と言われたのですが、2cmでもうすぐというのは1週間以内とかで産まれることがあるのでしょうか?
残念ながら、子宮口が開いているからいつお産がくる、とはっきり言うことはできません…
36週の36才初産婦です。夜、トイレが近いこともあり、あまりいい睡眠がとれていませんが、それでも昼間の睡魔はすごいもので、朝、主人を送り出して家事を片づけると、毎日睡魔に襲われて、爆睡してしまうんです。とくに25に入ってからひどくなりました。自分ではなまけぐせではないかとかなり気にしてます。産後、この睡魔は解決するんでしょうか?
なまけぐせかと心配になってしまうくらいの睡魔なんですね。この時期の眠気は、…
36週の経産婦です。と言っても、1人目を産んだのは7年前。久しぶりの妊娠です。後期に入り、お産についていろいろ言われます。たとえば、「1人産んでるんだから産道はできてるし、ポンと生まれるよ」とか、逆に「7年もあいたら、初産と一緒だね」など。そこで質問なのですが、産道とは閉じたりするものなのでしょうか?
臨月に入り、お産が近づいてくると、子宮口はやわらかくなっていき(熟化といいます)…
36週の初産婦(しょさんぷ)です。陰部の少し上部に大きなおできができて、痛みがあります。市販の非ステロイドの軟膏(なんこう)を塗布していますが、様子を見て大丈夫ですか?
毛包炎(毛嚢炎)の可能性があります。毛根のあたりに常在菌が感染することによって炎…
36週の初産婦です。産院まで車で30分~40分かかるのですが、お産のサインが来てから病院に行くのにこの距離だと危ないですか?家族が留守なら家からタクシーで行くつもりです。
入院のタイミングは、妊婦さんの状態によってそれぞれ違います。たとえば、…

妊娠週数別基本情報

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

ここでは「妊娠超初期」とは妊娠が判明する前の妊娠0ー3週頃のことを指します。生理予定日付近からそれ以降に妊娠検査薬で確認することで、妊娠がわかる人が多いですが、生理予定日前から基礎体温の変化や出血・眠いなど体調の変化が感じられる人も。
そんな「妊娠超初期」の体の変化や気をつけたいことをまとめました。

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

妊娠1ヶ月

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠おめでとうございます。妊娠が判明し、ママの体は出産に向けて徐々に変化を始める時期。この頃つわりがピークを迎える人も多く、不安が大きい時期でもあります。不安なこの時期に気をつけることは?妊娠初期症状は?暮らしの中の注意事項は?妊娠がわかったころに知りたい情報をまとめました。

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠2ヶ月
妊娠3ヶ月
妊娠4ヶ月

妊娠中期-妊娠16週~27週

安定期と呼ばれる妊娠5カ月以降は、胎動が感じられたり、赤ちゃんの性別が分かる人も多い時期。ほっと一息つきがちなこの時期の注意事項は?気をつけたい症状は?安心しがちなこの時期に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠中期-妊娠16週~27週

妊娠5ヶ月
妊娠6ヶ月
妊娠7ヶ月

妊娠後期-妊娠28週~40週

出産まであと少し!お産のはじまりで気をつけることは?注意したい症状は?暮らしの中の注意事項は?赤ちゃんに出会える日への期待と不安が膨らむ妊娠後期に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠後期-妊娠28週~40週

妊娠8ヶ月
妊娠9ヶ月
妊娠10ヶ月

出産・分娩

出産まであと少し!お産のはじまりからの流れや出産方法、陣痛を乗り切るコツや方法、帝王切開についてなど、事前に知っておきたい出産のための基本情報をまとめました。

妊娠したら気になるお金、手続きについて、事前に知っておきたい情報をまとめました。

妊娠後期に関する用語

「たまひよ用語辞典」は、多くのママに好評の「たまひよ大百科シリーズ」を元に、たまひよnet向けに、短い時間で簡潔に概要がつかめるようにと全て一から編集した、みなさまのための用語集です。 用語は、「出産用語」「産後の体用語」「新生児のお世話用語」に分かれています。気になる部分を選んで、読み進めていってくださいね。

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