【医師監修】妊娠超初期の症状とは?生理が遅れたらチェックしたい9つのサイン - たまひよ
妊娠の兆候や妊娠超初期の症状、体の変化、注意事項など、妊娠超初期の不安な時期に役立つ情報をまとめました。妊娠超初期症状とは、生理がいつもより遅れている、胃が持たれてむかむかする、便秘になった、ささいなことでイライラするなどがあげられます。妊娠すると体と心がさまざまなサインを出し始めるので、「もしかして妊娠!?」と思ったら、妊娠初期症状や気をつけたいことなど、妊娠初期のおなかの赤ちゃんからのサインを見逃さないよう、大事なポイントを日本赤十字社医療センター 周産母子・小児センター顧問/東都文京病院 統括院長で産婦人科医の杉本充弘先生に聞きました。
PROFILE
1973年東京大学医学部卒業。日本赤十字社医療センター周産・母子小児医療センター長、副院長などを経て、2022年より現職。日本産後ケア施設連絡協議会代表理事を兼務。「おなかの赤ちゃんと毎日対話して、明日の力にしましょう。」
杉本充弘先生の監修記事・書籍はこちら
東都文京病院のサイトはこちら
もしかして妊娠?! 妊娠超初期の症状とは?
「妊娠超初期」という言葉を初めて聞くという人も多いでしょう。妊娠時期を区分する医学用語には「妊娠初期」「妊娠中期」「妊娠後期(妊娠末期という場合も)」があります。「妊娠超初期」は医学用語として使われることはありませんが、妊娠成立に向けて女性の体が変化している時期としてとらえることができます。
妊娠は、月経周期が28日型をベースに、最終月経開始日をスタートと考え、0週0日として数えています。排卵が最終月経開始日から約2週間後と仮定すると、この時期はすでに妊娠2週に入り、それから約7~12日後に受精卵が無事、子宮内膜に着床して初めて妊娠が成立します。つまり、実際には妊娠3週で妊娠成立となるわけです。
「妊娠初期」はその1週間後の妊娠4週、妊娠2カ月から妊娠4カ月までをいい、それ以前は「妊娠成立期」であり「妊娠超初期」ともいえます。
受精卵が子宮に着床すると、通常、月経が始まる前に分泌量が減っていく黄体(おうたい)ホルモンが過剰に分泌され、月経のときにはがれ落ちるはずだった子宮内膜がそのまま成長を続けるため、月経がストップします。月経周期が規則正しい人が、月経予定日より1週間以上遅れたときは、まず妊娠の可能性を考えたほうがいいでしょう。このころには妊娠検査薬で妊娠の可能性を調べることができます。
そして、月経の遅れだけでなく、吐きけがしたり、胃がもたれてムカムカする、体が熱っぽくてだるい、便秘になる、ささいなことでイライラする……というように、体と心がさまざまなサインを出し始めます。こうした体調の変化から「もしかして、妊娠かも!?」と気づくケースもあります。
しかしながら、月経の遅れや体調の変化だけで、妊娠と判断するのは難しいもの。出血や腹痛の症状があるときは産婦人科の診察を受けましょう。
現在の超音波検査では、条件がよければ妊娠4週後半から赤ちゃんの入っている袋(胎嚢〈たいのう〉)を確認することができます。しかし、早すぎる受診は、不確実な所見が多く、診察回数が増えることになります。出血や腹痛がなければ、妊娠6週以後の受診をおすすめします。
着床直後の妊娠超初期には目立った妊娠の兆候はなく、妊娠検査薬でも正しい判定はできません。とはいえ、すでに体は変化を始めている時期です。妊娠を希望している人や、妊娠の可能性がある人は、この時期から妊娠しているかもしれないことを念頭に気をつけたいものです。
【チェックリスト】妊娠超初期の9つのサイン
妊娠超初期に見られる代表的な症状はいくつかあげられます。思い当たる症状があるか以下のサインをチェックしてみましょう。それぞれの対処法も参考にしてください。
- (1)胃がムカムカする
- (2)なんとなく便秘がち
- (3)おなかや腰が張る
- (4)乳頭がチクチクと敏感に
- (5)おりものの量が増える
- (6)肌が荒れる
- (7)体が熱っぽい
- (8)いつもだるい・眠い
- (9)精神的にイライラする
(1)胃がムカムカする
早い人だと月経の遅れと同時に、においに敏感になって胸がムカムカする、胃がもたれる、吐きけがするなど、つわりのような症状があらわれることもあります。できるだけ水分をとるように心がけ、自分にとって食べやすいものを探してみましょう。
(2)なんとなく便秘がち
ホルモンの影響で、腸の動きが鈍くなり便秘ぎみになります。妊娠の可能性がある場合は市販の便秘薬に頼らず、水分や水溶性の食物繊維を含む食べ物をとるようにしてみましょう。
(3)おなかや腰が張る
妊娠前よりも大きくなった子宮が、膀胱(ぼうこう)や腸を圧迫するため、おなかや腰が張ったりすることもあります。張りを感じたら、しばらく安静にしておさまるまで様子をみましょう。
(4)乳頭がチクチクと敏感に
乳腺の発達やホルモンの影響で、乳頭が敏感になり、乳房も張ってくるため、下着や洋服に触れたりすると、こすれて痛みを感じることがあります。ただし個人差があり、感じない人も。また、乳頭や乳輪部が黒ずんでくるのも、ホルモンの影響です。気になる場合は、肌にやさしい素材でノンワイヤのブラジャーや、マタニティ専用インナーに変えるなどしてみましょう。
(5)おりものの量が増える
ホルモンの影響でおりものの量が増える場合も。おりものは乳白色で粘りがありますが、強いにおいなどはありません。通気性のよい下着をつけ、ゴシゴシと強く洗いすぎないように気をつけましょう。
(6)肌が荒れる
ホルモンの影響で肌が荒れたり、シミ、ソバカスが目立ったり、化粧のノリが悪くなったりすることがあります。刺激の少ないスキンケアを試してみるのもひとつの方法です。
(7)体が熱っぽい
基礎体温の高温期が長く続くため、熱っぽく感じたり、風邪をひいたのかなと思うことがあります。妊娠の可能性がある場合は、市販薬を飲まないように注意して。
(8)いつもだるい・眠い
普段、体を動かすことが苦にならない人でも、なんとなくだるさを感じたり、眠けを感じることがあります。無理をせず、休めるときは体を休めましょう。
(9)精神的にイライラする
急に泣きたくなったり、怒ったり、傷ついたり、自分でも理解できないほど、情緒不安定になることがあります。まずは深呼吸。自分ひとりで抱え込まずに周りの人に頼ったり、上手に気分転換をしましょう。
■現在の体調と最終月経を入力するだけでOK!「妊娠可能性判定」をしてみよう!
妊娠の可能性判定チェックはこちら妊娠超初期は基礎体温から予測できる?
「基礎体温」とは、人間が本来、生きる上で必要最低限のエネルギーしか使っていないとき、つまり睡眠中の体温のことをいいます。とはいえ、睡眠中には体温は測ることはできないので、朝、目覚めた直後、布団の中で安静にしているときに、微妙な変化も読み取れる目盛りのこまかい基礎体温計で測ります。
基礎体温表の見方<妊娠していない場合>
基礎体温を毎日測って折れ線グラフにすると、多少のギザギザはあるものの、一定の周期でラインが上下するのがわかります。妊娠していない健康な女性の場合は、高温が続く時期(高温期)と、低温が続く時期(低温期)の2つにラインが分かれます(二相性)。これは体温を上げる作用のない卵胞(らんぽう)ホルモンと、体温を上げる作用を持つ黄体ホルモンが、周期的にきちんと分泌されている証拠でもあるのです。
女性の基礎体温は通常、月経から排卵日までは低温期、排卵から2週間ほどは高温期が続きます。妊娠していないときは、高温期は約2週間で終わり、体温が下がると、再び、月経の始まりとともに低温期になります。
基礎体温表の見方<妊娠の可能性がある場合>
妊娠したときは基礎体温が下がらず、そのまま高温期が続きます。これは体温を上げる黄体ホルモンの働きによるもの。黄体ホルモンは、子宮内膜を厚くして、受精卵の着床(ちゃくしょう)をサポートする役割を担っています。無事に着床すると、さらに分泌を続け、受精卵を保護します。
高温期が3週間以上続いて、月経が来ないようであれば、妊娠している可能性は大きいと考えていいでしょう。
■関連記事
- 妊娠判明したら…母子健康手帳のもらい方、使い方、知っておきたいこと
- 妊娠がわかったら、気になる母子健康手帳。もらい方や使い方について、知っておきたいことをまとめました。
妊娠超初期でも妊娠検査薬は使える?
月経が遅れているとき、妊娠したかどうかを家庭で調べることができるのが「妊娠検査薬」です。所定の場所に尿をかけるだけで、簡単に確認できます。妊娠すると胎盤の基になる絨毛(じゅうもう)という組織から、hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが尿中に分泌されます。尿中のhCGに反応し、検査薬で陽性の場合は妊娠の可能性があります。
hCGが妊娠検査薬に反応する濃度になるのは妊娠3~4週ごろ。月経が28日周期の場合の月経予定日にあたります。しかし、月経周期が不規則という場合や月経予定日の思い違い、hCGの出方の個人差もあるため、市販の妊娠検査薬のほとんどは「月経予定日の1週間後から使用可能」と書かれています。
妊娠超初期では妊娠の可能性があるか正しく判定できないことが多く、適切な時期に使用することが大切です。妊娠検査薬での判定はあくまでも一つの目安ではありますが、陽性反応が出たら、妊娠の可能性は高いので、産婦人科の医師の診断を受けるようにしましょう。
これって月経(生理)?妊娠超初期の着床出血と月経の見分け方
妊娠の可能性がある場合、月経予定日ごろに「着床出血(ちゃくしょうしゅっけつ)」または「月経様出血(げっけいようしゅっけつ)」と呼ばれることもある、少量の出血が起こることがあります。これは、着床時、子宮内膜が受精卵を受け入れるために血管を増やし、新たな組織に変化しているなか、受精卵が潜り込んでいくために起こるもので、妊娠が成立していることを意味しますが、だれにでも起こるわけではありません。
出血する時期や出血の状態が月経と似通っていることから「どちらかわからない」と不安を持つ人もいるでしょう。
着床出血は下着に軽くつく程度の少量の出血であることが多く、1~2日で終わり、長くても4日ほどでおさまることがほとんど。また、月経痛のように腹痛を感じることは多くありません。
月経の場合は、2~3日をピークに出血量が増え、5日間から1週間続き、月経痛をともなうこともあります。
着床出血と思われる出血が見られ、妊娠超初期の9つのサインのような体調の変化が見られたら、なるべく体をいたわって過ごし、正しいタイミングで妊娠検査薬を試してみましょう。
着床出血の場合は、赤ちゃんへの影響を心配する必要はありませんが、妊娠しているかどうかわからないものの、いつもの月経とは違う、鮮やかな赤色の出血がある、少量だけれど出血を繰り返す、腹痛をともなう場合は、なんらかのトラブルの可能性が。早めに受診をしましょう。
■関連記事
- 妊娠初期の出血はなぜ起こる? 起こったらどうする?
- 妊娠すると、子宮の血流がよくなり、ちょっとしたことでも出血しやすくなります。問題ないこともありますが、一方で、トラブルのサインであるケースも。
妊娠超初期に気をつけたい5つの生活習慣
妊娠が判明すると妊娠前や妊娠判明後の生活について、急に不安になることがあります。おなかの赤ちゃんに影響があるものは何か、妊娠中を健康に過ごすためにも知っておきましょう。
(1)服薬について
市販薬(風邪薬、便秘薬、鎮痛薬など)
妊娠超初期や妊娠判明直後に飲んでしまった薬について、おなかの赤ちゃんに影響しないか不安を感じるママが多いようです。ほとんどのケースは影響ありませんが、妊娠が判明したあとは、自己判断で薬を飲まずに、自分の妊娠中の体の状態を把握しているかかりつけの産婦人科医にまず相談しましょう。
薬の服用にとくに注意が必要なのは、中枢神経をはじめ、心臓や四肢(手足)、目、鼻など、赤ちゃんの体の器官がつくられる妊娠4~7週末までです。この時期に赤ちゃんの体に影響を及ぼす成分の含まれた薬を飲むと、形態異常が起こることがあります。いずれにしろ、市販薬でも病院でもらった処方薬でも、赤ちゃんに悪影響を及ぼす薬の種類はごくわずかです。
どんな薬も100%安全と言いきることはできませんが、風邪薬や頭痛薬、鎮痛薬などの市販薬を、決められた回数と量を守り、短期間だけ服用したのであれば大きな心配はありません。
妊娠4週未満に飲んだ薬は、赤ちゃんへの影響はまず心配いりません。
処方薬(産婦人科・他科でもらった薬)
妊娠前から持病があり、薬を飲み続けている人は、妊娠がわかったらなるべく早く、薬を処方した主治医と産婦人科医に相談してください。一時的に服用をやめたり、影響のない薬に替えたりできるかどうかを確認し、妊娠中の薬の使い方について納得するまでよく話し合いましょう。
妊娠中も、ママの体や赤ちゃんへの影響を十分に考え、薬を服用したほうがいいと医師が判断した場合は、産婦人科で薬が処方されることがあります。妊娠中の服薬は不安に感じる人もいるでしょう。しかし、自己判断で薬を勝手にやめるのは、かえって悪影響が出たり、母子ともに危険な状態を引き起こすことがあるので絶対にしないでください。
医師の説明をよく聞き、納得した上で服用するようにしましょう。
また、産婦人科以外で診察を受けるときは、必ず妊娠中であることを伝えてください。すでに産婦人科で処方された薬を飲んでいるときは、他科の医師に薬を飲んでいることを必ず伝えましょう。
ビタミン薬・ステロイド成分の含まれた塗り薬など
それまで気軽に飲んでいたビタミン薬も、妊娠判明後は慎重に。ビタミンの中でも脂溶性ビタミンであるビタミンAやDは、過剰に摂取すると胎内に蓄積され、赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるといわれています。市販の総合ビタミン薬でも、とくにビタミンAが含まれるものは妊娠の可能性があったら飲むのを控えて。念のため産婦人科医に確認してから飲むようにしましょう。ビタミンBやCは水溶性のビタミンなので、過剰に飲んでも尿に混じって排泄(はいせつ)されてしまうので問題はありません。
また、湿布薬や、ステロイドなどの成分が含まれた塗り薬、目薬などは、使う量も微量で、症状のある部分だけに作用する局所薬です。用法・用量を守って使えば、含まれている成分がママの体内に吸収されて赤ちゃんに影響を及ぼす可能性は低いですが、湿布薬などは妊娠後期の使用には注意が必要なものもあります。使用上の注意を確認し、心配があれば医師に確認してから使用しましょう。
薬を飲むときの注意点
1)飲む前にかかりつけの医師に相談しましょう
妊娠がわかってから体調を崩したり、病気になったら、自分の体の状態をよく理解しているかかりつけの産婦人科医にまず相談を。
2)自分が納得するまで説明を受けましょう
処方された薬に対して、不安なことやわからないことがあるときは、納得するまで、医師から説明を受けましょう。
3)産婦人科で処方された薬はきちんと飲みましょう
産婦人科で処方された薬は、ママと赤ちゃんの健康のために必要と判断されたもの。自己判断で服用をやめないようにしましょう。
4)1回に飲む量、1日に飲む回数を守りましょう
指示どおりに飲まないと、薬の効果が薄れたり、思わぬ副作用が現れる可能性もあるので注意が必要です。決められた用量、用法を守りましょう。
5)妊娠がわかったら市販薬はなるべく飲まない
妊娠判明後は市販薬をなるべく飲まないようにしましょう。
■関連記事
- 妊娠初期に薬を飲んでしまった!その影響と対処法
- 妊娠したら薬の服用には慎重にならなければいけません。うっかり妊娠初期に薬を飲んでしまった!なんてことがないように、妊娠判明から妊娠後期までの間、薬がどのように妊...
(2)たばこについて
ママだけでなく、家族みんなで禁煙を
たばこを吸うと、ニコチンの影響で血管の収縮が起こります。おなかの赤ちゃんは胎盤を通して酸素や栄養をもらっていますが、ニコチンによって血液の量が減るため、十分に届かなくなってしまいます。また、たばこの煙に含まれる一酸化炭素が血液中のヘモグロビンと結びついてしまうと、本来、結ばれるはずの酸素と結合できなくなり、母子ともに低酸素状態になります。
たばこを吸う人が吸い込む主流煙より、たばこの燃えている部分から立ち上る副流煙のほうが、主流煙の数倍以上の高い濃度の有害物質が含まれています。ママがこの副流煙を吸い込むことによって、胎盤を通じて赤ちゃんに有害物質が伝わり悪影響を及ぼします。
ママが喫煙者であるときは妊娠をきっかけに禁煙をするのはもちろんですが、ママがたばこを吸わなくても、パパや家族が喫煙するときは、たばこの害を伝えて禁煙してもらうようにしましょう。たばこを吸いたくなったら深呼吸してお茶を飲む、口寂しいときはシュガーレスガムをかむ、また、ウォーキングなど外に出て体を積極的に動かす、食後の一服が欲しくなる脂っこいメニューは避けるなど、禁煙を成功させるためにできることから始めましょう。また、周囲の人に禁煙宣言をして、チェックしてもらうのもいいでしょう。
(3)カフェインについて
コーヒー・紅茶・日本茶の飲みすぎには注意を
コーヒーなどに含まれるカフェインは、胎盤を通過して赤ちゃんの体に届き、おなかの赤ちゃんに影響を及ぼすといわれています。1日に1杯程度であれば問題はありませんが、妊娠中はカフェインが含まれていない麦茶や妊娠に影響のないハーブティーなどを選びましょう。また、紅茶や日本茶にもカフェインが含まれているので、コーヒーと同じように飲みすぎには注意が必要です。最近はカフェインレスのコーヒーや紅茶もありますから、上手に活用しましょう。
(4)アルコールについて
妊娠中はアルコールの度数にかかわらず、禁酒を
妊娠中にかなりの量のアルコールを飲み続けると、赤ちゃんに発育障害などの影響が。気分転換に、たまにコップ1杯程度なら……と思うママも多いと思いますが、妊娠中のストレスから、酒量が増えていく可能性も考えられます。妊娠中は「おなかの赤ちゃんのために」と思って、飲酒はやめるようにしましょう。
(5)運動について
転倒のリスクがあったり、ママの体への負担が大きい運動はNG
妊娠判明後に運動をすることが、流産の直接の原因になることはありません。妊娠12週未満で起こる早期流産は、赤ちゃん側の染色体異常などが原因であることがほとんどで、運動などによる影響はまずないからです。とはいえ、妊娠がわかったら、おなかを圧迫する運動や転倒する危険性のある運動、急激に心拍数を上げるような母体への負担がとても重い運動はやめておきましょう。ウォーキングなど軽い運動はOKです。
監修/杉本充弘先生 文/たまごクラブ編集部 図表/はしもときみえ
【先輩ママのリアル体験談】教えて!みんなの妊娠超初期症状
妊娠初期のママに「『妊娠したかも?!』と思ったきっかけを教えて!」という質問をスマホアプリ「まいにちのたまひよ」情報交換コーナー(ルーム)で聞きました。一部紹介します。
かがむとお腹が圧迫されて気持ち悪く、どんな寝方をしても腰が痛かったので、もしかして?と思い検査したら陽性でした(すずらん)
生理予定日6日前から吐き気。この吐き気はと思い検査すると薄い陽性が出ました。 今思えば生理予定日10日前にトイレットペーパーに少し着くくらいの出血がありました(おが)
朝起きたら下腹が重たく、 結構な便秘?! いやでも昨日わりとと出たよな…? と思っていて、翌日が生理予定日だったのでフライングしたところ陽性でした(くじら)
屁が臭すぎる日が数日続いた。それで気づいた。陽性で安心した笑(めこ)
若干生理痛と似た下腹部の痛みと、尋常じゃなく胸が張っていて、生理前?妊娠?どっち?となっていました笑(しゃしゃ)
生理予定日2日前に、朝から腰痛があって、生理前の腰痛にしては痛すぎるし、何もそんな腰を痛めることした覚えがなかったので、妊娠だと確信しました。その日1日痛かったけど、 微熱とか吐き気とか、胸の張りとか、そういうので気付くと思ってたから、腰痛かい!ってなりました(めれ)
生理は5日遅れだったんですが、どうにも乳首がビンビンすぎるのと、乳首の色が濃ゆくなった感じがしたのと、足の裏がほてって毎朝5時起きになったので検査薬をしてみたらはっきり陽性でした(なちょ)
生理前はオリモノが減って乾燥してるのに 今回はオリモノがあった+おなかがすごく空く、これで何となく妊娠したかも?と。2人目妊活していたので 妊娠超初期症状には敏感になっていました(なったんママ)
胸の張り、熱っぽさ、だるさはあったけど正直生理前と症状が似ていたため、今回もダメだったかな〜って期待せずいようと心掛けてました。そしたら自分的には物凄く珍しい蕁麻疹(ほぼ人生初)が、着床日あたりに突如現れる!!おや…? なんかおかしいな…って思ってたら陽性でした!!(ぴよ)
3週くらいの時期に微熱、風邪っぽい症状に加えて、上の子が布団に潜っておなかの上にくっついて寝るようになりました!(大葉)
いつもは冷え性なのにやけに足がポカポカして布団が要らなくなったり、胸が張ったり、仕事で長時間話していたら目眩と立ちくらみが… 妊娠か体調不良の2択で悩んで、まだ生理前だったけど検査薬使ってみたら陽性でした(きゃた)
基礎体温の2段階上がりでもしかして…と。あとは排卵日を過ぎたらそれまでにあった下腹部痛や頭痛などのPMSが無くなり、乳首の痛みだけ残ったことも普段と違ったので検査薬をしてみようと思いました(ひまり)
1人目の時と同じく昼夜問わず眠気が強すぎて、検査してみたら陽性でした(もちもち)
3週目から異常な眠気がありました。いままでどれだけ仕事で疲れていても、休憩中に寝たり、帰ってきて無気力になることはなかったのですが、明らか疲れ方がおかしかったのが気づくきっかけです。それ以外は生理前と同じでした(ぴよ)
今までに経験したことないほどのものすごい眠気が3日間ほど続きました(ぴっち)
生理がここ何ヶ月かは予定日通りに来てたのに来てなかった、微熱が続いた、イライラする、涙が出ると止まらない、食欲が無限になる、胸が張る、お腹がわずかに痛むという症状があって確信しました!(いちご)
普段は自分から食べないものを美味しそうに感じたり、気持ちがぐちゃくちゃになったりしたので検査したらできてました‹‹\(´ω` )/››(たまさん)
■たまひよのアプリでは、同じ出産月のかたの体験談が読めたり、質問し合えるコミュニティティがあります。
【妊娠初期/妊娠2・3・4カ月】初期妊婦さんの不安やお悩みを解消するために、妊娠判明~妊娠4ヶ月までに役立つ情報をお届けする1冊。
ここでしか手に入らない特別付録や、内容充実別冊付録も満載。この1冊があれば、妊娠がわかったら何をすればいいのか丸わかりです!
妊娠日数や生後日数に合わせて、赤ちゃんの成長や、専門家からのアドバイスなど、妊娠日数や生後日数に合った情報を“毎日”お届けします。妊娠育児期にうれしいおトクなクーポンもあります。
ここでは「妊娠超初期」とは妊娠が判明する前の妊娠0ー3週頃のことを指します。生理予定日付近からそれ以降に妊娠検査薬で確認することで、妊娠がわかる人が多いですが、生理予定日前から基礎体温の変化や出血・眠いなど体調の変化が感じられる人も。
そんな「妊娠超初期」の体の変化や気をつけたいことをまとめました。
妊娠おめでとうございます。妊娠が判明し、ママの体は出産に向けて徐々に変化を始める時期。この頃つわりがピークを迎える人も多く、不安が大きい時期でもあります。不安なこの時期に気をつけることは?妊娠初期症状は?暮らしの中の注意事項は?妊娠がわかったころに知りたい情報をまとめました。
安定期と呼ばれる妊娠5カ月以降は、胎動が感じられたり、赤ちゃんの性別が分かる人も多い時期。ほっと一息つきがちなこの時期の注意事項は?気をつけたい症状は?安心しがちなこの時期に知っておきたい情報をまとめました。
出産まであと少し!お産のはじまりで気をつけることは?注意したい症状は?暮らしの中の注意事項は?赤ちゃんに出会える日への期待と不安が膨らむ妊娠後期に知っておきたい情報をまとめました。
出産まであと少し!お産のはじまりからの流れや出産方法、陣痛を乗り切るコツや方法、帝王切開についてなど、事前に知っておきたい出産のための基本情報をまとめました。
妊娠したら気になるお金、手続きについて、事前に知っておきたい情報をまとめました。
-
人には聞きづらい妊娠中のセックス、どうしてる?7割以上の先輩パパの答えは…【医師監修】妊娠・出産
-
先天梅毒で生まれる赤ちゃんが過去最多に。性行為で感染する「梅毒」が今、急増しているのはなぜ⁉【医師監修】妊娠・出産
-
気になる最新ニュース。つわりの原因とメカニズムがついに解明⁉注目の成分「GDF15」ってなに?【医師監修】妊娠・出産
-
【産院紹介】杉江産婦人科妊娠・出産
-
【産院紹介】医療法人光智会 のぼり病院妊娠・出産
-
選べる出産祝いカタログギフト導入院をご紹介!横浜労災病院妊娠・出産
-
先天性風疹症候群で生まれた娘を18歳で亡くし…。「妊娠前にワクチンを接種していれば」後悔してもしきれない。赤ちゃんを守りたい、母たちの願い【体験談】妊娠・出産