妊娠7ヶ月-妊娠中期-妊娠24週~27週
赤ちゃんの体の機能が発達してきた証拠に、羊水の中で向きを変えたり、ぐるぐる回ったりしてしきりに動きます。
ママは子宮の重みで、体への負担が大きくなってきました。
妊娠7ヶ月のママの身体の変化と特徴
あお向け寝が苦しくなります
子宮はおへその位置よりも上がり、おへそのあたりまでふっくらし始めます。大きくなったおなかの影響や、ホルモンの影響で骨盤の関節が緩み、腰痛がひどくなることもあります。またおなかの皮膚が引き伸ばされると、みみず腫れのような赤紫色の線(妊娠線)ができることがあります。体質にもよりますが、急激に体重が増加するとできやすく、産後も白い筋として残ってしまいます。そろそろあお向けに寝るのが苦しくなるころ。シムスの体位(左側を下にした横向きの姿勢)などの、楽な体勢で休むといいでしょう。
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妊娠7ヶ月のおなかの赤ちゃんの成長
羊水の中でくるくると回転できます
耳や目で得た情報を脳へ送る配線が完成します。胴や手足が長くなり、目もレンズ部分が現れます。たいていは目をつぶっていますが、超音波検査で、まばたきをするところに出会えることも。脳の発達はさらに進み、体全体の機能をコントロールできるようになります。羊水の中でくるくると回転して、自分で向きを変えることもできます。この時期は産院で骨盤位 (さかご)と言われることもありますが、出産までには、頭位 (頭が下)になることが多いので、今心配する必要はありません。
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妊娠7ヶ月のママがおなかの赤ちゃんのためにできること
積極的に話しかけを。パパにもおなかを触ってもらいましょう
このころになると、赤ちゃんがおなかの中でぐるりと回転しているのがわかったり、足でおなかを蹴飛ばしたときなどは、モコッと足を突き出したような感じがしたり、胎動が強くなっているのを実感します。
パパにおなかを触ってもらって、おなかの赤ちゃんを感じてもらうといいでしょう。おなかの赤ちゃんを実感して父性をはぐくむことになります。パパがママのおなかを触ることはママのリラックスにもつながり、ハッピーな情報は赤ちゃんにも伝わります。ママとパパが一緒に働きかけると、おなかの赤ちゃんへのいい胎教につながるのです。
このころになると赤ちゃんの聴覚も発達してきます。おなかの赤ちゃんに積極的に話しかけましょう。少し大きめの声でゆっくりと、感情込めて話してあげることです。そろそろ赤ちゃんの名前候補を考え始めるといい時期。名前候補が決まるとおなかに話しかけやすくなりますね。
この時期やっておきたいこと
- ・赤ちゃんの名前を考える
- ・塩分・糖分のとりすぎに注意
赤ちゃんの顔を見てから名前を決めるパパとママも多いようですが、出生届の提出期限は出産日を含めて14日以内。産後にあわてないよう、名前の候補を考え始めましょう。妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病予防のため、塩分や糖分のとりすぎに注意してください。
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ここでは「妊娠超初期」とは妊娠が判明する前の妊娠0ー3週頃のことを指します。生理予定日付近からそれ以降に妊娠検査薬で確認することで、妊娠がわかる人が多いですが、生理予定日前から基礎体温の変化や出血・眠いなど体調の変化が感じられる人も。
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