【医師監修】妊娠初期(妊娠成立~妊娠15週)に知っておきたいこと

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妊娠おめでとうございます。妊娠が判明し、ママの体は出産に向けて徐々に変化を始める時期。この頃つわりがピークを迎える人も多く、不安が大きい時期でもあります。不安なこの時期に気をつけることは?妊娠初期症状は?暮らしの中の注意事項は?妊娠がわかったころに知りたい情報を、日本赤十字社医療センター 周産母子・小児センター顧問/東都文京病院 院長・杉本充弘先生に聞きました。
【監修医師】杉本充弘 先生

日本赤十字社医療センター 周産母子・小児センター顧問
東都文京病院 院長
Profile
1973年東京大学医学部卒業。日本赤十字社医療センター周産・母子小児医療センター長、副院長などを経て、2013年より日本赤十字社医療センター周産母子・小児センター顧問。現在は、東都文京病院 院長。日本母乳の会理事など兼務。「おなかの赤ちゃんと毎日対話して、明日の力にしましょう。」
杉本充弘先生の監修記事・書籍
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妊娠初期とは
妊娠初期とは、妊娠15週までのこと。ちなみに、妊娠が成立する時期を“妊娠超初期”と呼ぶこともあるようですが、医療的にこうした分類はありません。
妊娠が判明するころには、ママの体は早くも出産に向けて徐々に変化をスタート。妊娠初期は、いつもと違う体調の変化やつわりによって、不安の大きい時期でもあります。
受精~妊娠7週の特徴をチェック!
月経周期が28日前後の場合、最終月経(生理)の約2週間後(妊娠2週)が排卵日となり、受精すると7~10日で受精卵が子宮内膜に着床し、妊娠が成立します(妊娠3週ごろ)。このころは目立った妊娠の自覚症状はありませんが、中には熱っぽくなったり、胃がムカムカしたりしてつわりのような症状が出る人もいます。
月経が1週間以上遅れ、妊娠の予感が高まるのは妊娠4週ごろ。早い人では、つわりの症状が出てくることも。おなかの見た目の大きさに変化はありませんが、子宮は妊娠前よりひと回り大きくなっています。「妊娠した?」と思ったら、おなかの赤ちゃんへの影響・リスクを考え、自己判断での薬の服用や、お酒、たばこはやめましょう。
妊娠の兆候
妊娠すると、ママの体や心に変化が起こります。これは、妊娠すると大量に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きによるもの。基礎体温を上げ、子宮内膜を厚くし、子宮収縮を抑制するなどして、妊娠を維持しようとします。
また、プロゲステロンには内臓や血管を形作る平滑筋をゆるめる作用があり、胃腸や血管の収縮を抑制するため、胃腸の不快症状や便秘、頭痛などが起こりやすくなります。
「妊娠した?」主な症状は?
・眠い・だるい・頭痛がする・疲れやすい・おりものの量が増えた・食欲がない・吐きけがする・便秘になった・熱っぽい・胸が張る・生理が5日以上遅れている など
妊娠検査薬
妊娠の兆候があったら、妊娠検査薬でチェックしましょう。妊娠検査薬は、妊娠すると尿中に排出されるhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが検出されるかどうかを調べるもの。
妊娠検査薬で陽性反応が出たら、正常な妊娠かどうか確認するため、なるべく早く産婦人科を受診しましょう。
妊娠検査薬を使うタイミングは?
・熱っぽい、だるいなどいつもと違う体調の変化がある
・生理が5日以上遅れている
つわり
妊娠判明後から、胃もたれやむかつき、吐きけ、食欲不振などつわりの症状が出ることがあります。だいたい妊娠5週から始まり、16週ごろまでに終わるのが一般的といわれていますが、症状や時期は人によってさまざま。
中には、つわりがない人もいれば、妊娠中期まで続く人もいます。また、症状が重い場合は治療が必要になることもあります。
こんな症状が出たら早めに受診を!
・空腹、満腹を問わず吐きけが起こり、水も口にできない
・数日の間に5%以上の体重が減少(体重50kgであれば2.5kg以上)
・起きているとフラフラし、めまいや頭痛がする など
産院探し
妊娠が判明したら、住んでいる地域の産院情報を集め、分娩予約をしましょう。
産院は、自宅からの距離や施設の特徴をよく理解した上で選ぶことが大切です。
里帰り出産をする場合は、さらに早めの決断と情報収集が必要。里帰り先の産院の評判は、実家の家族や地元の友人からの情報が頼りになります。
産院選びでチェックしたいことは?
・自宅からの距離・医師・助産師の雰囲気・出産方法・立ち会い出産・母乳育児・健診・分娩費用・母子同室 など
妊娠8~11週の特徴をチェック!

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つわりのピークを迎えます。胃がムカムカするなどつわりによって食べられなくても、おなかの赤ちゃんは絨毛を通じて栄養をもらっているので大丈夫。食べられるものを食べたいときに少しずつ口にするようにしましょう。
妊娠12週を過ぎたころから少しずつ症状が落ち着いてくるママも多いようです。おなかの見た目はほとんど変わりませんが、下腹部に触れるとややふっくらした感触があるでしょう。
おなかの中では、胎芽から胎児と呼ばれるようになった赤ちゃんが、ヒトの赤ちゃんとしての成長をスタートさせています。
妊婦健診
妊婦健診は、ママの健康とおなかの赤ちゃんの成長を定期的にチェックするのが目的。妊娠経過や体調に問題が感じられなくても、必ず毎回受診しましょう。
おなかの赤ちゃんの心拍が確認でき妊娠が確定すると、医師から住んでいる市区町村の役所で母子健康手帳をもらってくるように指示があります。
母子健康手帳と一緒にもらえる妊婦健康診査受診票は、妊婦健診時に提出すると、健診の費用が一部助成されるので、母子健康手帳とともに忘れずに持参しましょう。
妊婦健診の間隔と目的は?
・妊娠2ヶ月ごろ…1~2週に1回(正常な妊娠かどうかを確定)
・妊娠3~4ヶ月ごろ…2~4週に1回(出産予定日が確定し、基本的な検査を実施)
・妊娠5~6ヶ月ごろ…4週に1回(安定した妊娠状態のための体調管理)
・妊娠7~9ヶ月ごろ…2週に1回(早産や妊娠高血圧症候群などトラブルの兆候の早期発見)
・妊娠10ヶ月ごろ…1週に1回(出産に向けた体の状態のチェック)
感染症
妊娠初期はとくに、感染症に気をつけたい時期。かかってしまうと、ママ自身につらい症状が現れるだけでなく、おなかの赤ちゃんに影響することもあるためです。
どんな感染症も予防が第一ですが、100%防ぐことはできません。早期発見・早期治療が重要になってきます。そのためにも、妊婦健診をきちんと受診することが大切。また、いつもと違う症状があったら、医師に相談しましょう。
妊娠初期に注意したい感染症と主な症状は?
・水痘(発熱を伴い、顔や全身に出た発疹が水泡になる)
・風疹(軽い発熱や発疹がある)
・インフルエンザ(発熱や頭痛、関節痛などがある)
・りんご病(手足に紅斑ができ、発熱や関節痛を伴う)
・リステリア症(発熱、悪寒、筋肉痛に加え、嘔吐、下痢などを伴う)
・カンジダ腟炎(外陰部のかゆみや、豆腐のかすのようなおりものが増える)
・クラミジア(おりものが増える)
・淋病(琳疾)(黄色くにおいのきつい膿のようなおりものが増える)
・尖圭コンジローマ(性器から肛門にかけてとがったいぼができる)
・トリコモナス腟炎(腟や外陰部に強いかゆみがある)
・性器ヘルペス(外陰部が腫れて痛み、水泡ができる)
・サイトメガロウイルス(風邪と似た症状が現れる)
ママへの主な感染経路と代表的な感染症は?
【空気感染】
空気中を浮遊している細菌やウイルスなどの病原体を吸い込むことによる
感染症例:結核、水痘、麻疹(はしか)など
【接触感染】
皮膚や粘膜の接触のほか、手すりやドアノブなど間接的な接触で病原体が粘膜に付着することによる
感染症例:インフルエンザ、サイトメガロウイルスなど
【性行為感染】
セックスによる
感染症例:クラミジア、淋病(琳疾)、尖圭コンジローマ、性器ヘルペスなど
ママから赤ちゃんへに感染する場合の、主な感染経路と代表的な感染症は?
【胎内感染】
胎盤を通して病原体が赤ちゃんに感染する場合と、子宮頸部・腟にいる病原体が赤ちゃんに感染する場合がある
感染症例:水痘、りんご病、風疹、サイトメガロウイルスなど
母子健康手帳
母子健康手帳は妊娠・出産の経過を記録し、これから生まれてくる赤ちゃんの健康状態、発育・発達の様子、予防接種の履歴を残していく手帳。産院で医師から指示があったら、市区町村の役所に妊娠届を提出し、交付してもらいます。
妊婦健診時に医師や助産師が検査の結果を記入してくれる、母子健康手帳は、いわばママと赤ちゃんの“持ち運び可能な”カルテのようなもの。健診時だけでなく、外出時も常に携帯するようにしましょう。
職場での妊娠報告
妊娠初期は、つわりで気分がすぐれなかったり、体調不良で欠勤したりすることもあるでしょう。また、妊娠を機に退職、あるいは産休・育休の取得など、職場に対応してもらうことも出てきます。
妊娠がわかり、流産の可能性が低くなる妊娠10週前後を目安に報告を。出産予定日、産休の日程や育休取得の希望なども伝えましょう。
性生活
妊娠の状態と体への影響が安定しない妊娠初期は、セックスを控えましょう。妊娠5ヶ月以降で妊娠経過が順調なら、ママの体に負担をかけない範囲でセックスをすることは問題ありません。
妊娠中のセックスは?
・ママのおなかを圧迫する体位や深い挿入は避ける
・コンドームを着用する
・時間を短めにする
早期流産
妊娠12週未満に妊娠が終了してしまうことを早期流産といいます。流産は妊娠全体の10~15%くらいを占め、その9割以上は早期流産です。 原因のほとんどは、おなかの赤ちゃんに理由があって発生します。仕事や家事、日常的な運動や妊娠判明前の一般的な薬の使用は、まず影響しないといわれています。
早期切迫流産
妊娠12週未満に、出血、下腹部の張り・痛み、おりものの変化といった流産と同じ症状が出ているもので、妊娠が継続している状態を早期切迫流産といいます。 おなかの赤ちゃんが元気で子宮頸管が閉じている場合、安静にしていれば症状が治まり、妊娠が継続する可能性が高いので、医師の指示をきちんと守って過ごすことが大切です。
妊娠12~15週の特徴をチェック!
心身ともに妊娠に慣れてきて、体調も落ち着いてきたら、衣・食・生活を見直し、おなかで赤ちゃんを育てる環境づくりをすることも大切です。
「衣」のポイントは?
体の冷えは血流を悪くして、子宮の働きを鈍らせます。季節や場所にもよりますが、カーディガンやストール、靴下などで、体を冷やさないようにしましょう。また、妊娠に直接は影響ありませんが、ヒールの高い靴や体のサイズよりきつめのスキニーパンツを長時間身に着けていると、下半身に負担がかかり、子宮の血流が悪くなる原因に。ローヒールの靴、下半身を締め付けない服に着替えましょう。
「食」のポイントは?
朝・昼・晩の三食を規則正しくとり、野菜をたっぷりと、バランスよく食べるようにしましょう。外食やファストフードが多い人は、家での食事に切り替えるだけでも違います。母子に必要な栄養をとり、適正な体重増加を心がけましょう。葉物野菜に多く含まれる「葉酸」は、妊娠する前から意識して取りたい栄養です。妊娠中はサプリメントで補うなどしてもいいでしょう。
「生活」のポイントは?
心身のストレスは大敵です。ストレスがホルモンに影響を与えることで、卵巣の働きや子宮の血流が悪くなってしまったりすることもあります。生活にゆとりを持ち、リラックスを心がけましょう。また、十分な睡眠は、おなかの赤ちゃんが育ちやすい胎内環境づくりの第一歩。夜更かしなどによる生活リズムの乱れは自律神経のバランスが崩れ、体の不調やイライラの原因にも。最低6時間は睡眠をとるようにしましょう。
後期流産
妊娠12週以降22週未満に妊娠が終了してしまうことを後期流産といいます。
原因は、子宮筋腫や子宮奇形などの子宮の異常や子宮頸管無力症、細菌感染による子宮内の炎症などが考えられています。
早い段階で対応ができれば、流産を防げる可能性も。おなかの張りや、生理のときのような出血があった場合はすぐに受診しましょう。
妊娠初期にありがちな症状Q&A

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【Q】茶色いおりものが出てきました。これも出血なの?
A.量が増えるなど症状が続くようなら受診を
おりものに少量の血がまじることで、茶色く見えているのでしょう。妊娠初期の少量出血は珍しいことではなく、それほど心配はありませんが、茶色いおりものであっても続く場合、生理2日目のような多めの出血になった場合、腹痛を伴う場合は、次の健診を待たずに受診を。
次の健診を待つ場合は、胎盤形成に伴い、子宮内にできる絨毛膜下血腫(じゅうもうまくかけっしゅ)という血のかたまりや子宮頸管ポリープなどが原因となっていることも考えられるので、健診時に出血があったことを医師に報告し、診察を受けると安心です。
【Q】妊娠がわかってから軟便が続いていて、時々下痢になることも。整腸剤も飲んでいますが、あまりよくなりません。
【A】食事の内容や服装も見直してみて
妊娠初期にはホルモンの影響で腸の働きが弱くなり便秘になることが多いのですが、食生活の内容によっては軟便や下痢になることもあります。消化のよい食事を心がけ、体を冷やさないように服装にも気を配って。医師に相談しながら様子を見ていきましょう。
【Q】妊娠してから頭痛がするようになりました。ときには発熱も伴います。何が原因ですか?
【A】ホルモンバランスの変化などさまざまな原因が
妊娠中はホルモンのバランスも変化しています。脳血管の拡張などが原因となり頭痛の症状が出るようです。個人差もあり、妊娠初期で治まることもあれば、妊娠中継続することもあります。
血圧が高いということがなければ大きな問題にはならないですが、日常生活がつらいときは、医師に相談しましょう。脱水による血栓症を防止するため、水分をしっかりとり、無理のない生活を心がけましょう
【Q】吐きけはだいぶ治まってきたのですが、今度は食後の胃痛、胃の膨満感がつらくてしかたないです。
【A】胃酸過多による胃痛かも 胃が痛いと訴える妊婦さんは多いものです。妊娠初期はとくにホルモンの影響で自律神経が不安定になり、胃酸過多で胃が傷つき、胃痛が起こっていると思われます。つらくて我慢できない場合は、妊婦さんにも安全な胃薬があるので、医師に相談しましょう。 胃酸の分泌を抑えるのに効果的な食品には、たとえば牛乳やヨーグルトなどがあります。なるべく消化のいいものをよくかんで食べることも大切です。
【Q】胸の張りというか痛みのようなものが急になくなりました。流産の可能性もあるのでしょうか?
【A】感じ方や持続期間には個人差が 妊娠初期の胸の張りや痛みの感じ方や持続期間には個人差があります。おなかの赤ちゃんの心拍が確認できているのであれば、あまり気にしないようにしましょう。 腹痛や出血、おりものがいつもと違うなどの症状が現れたら、産院に連絡し指示を仰いでください。
【Q】1日だけですが夜、30分くらい腹痛が続きました。出血はないのですが、心配です。
【A】痛みが続く、強くなるようなことがあれば受診を
子宮が大きくなるにつれて、腹痛を一時的に感じることがあります。現在、痛みがおさまっているということなのであれば、心配はいらないと思います。
痛みが続く場合や強くなる場合は、産院での診察を受けましょう。
ママが「妊娠した?」と感じる前から、体の中ではさまざまな変化が始まっています。ママにとって妊娠初期は、そうした変化に体が慣れず、つわりなどでつらいことも多い時期。
ですが、おなかの中では赤ちゃんが着々と育っています。おなかの赤ちゃんのことを第一に考え、なるべくリラックスした気持ちで過ごしましょう。
文/たまごクラブ編集部
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