双子・三つ子の妊娠3カ月(妊娠8週・9週・10週・11週)の症状や体の変化、赤ちゃんの成長【医師監修】
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妊娠3カ月は、妊娠8〜11週にあたる時期です。つわりのピークをむかえます。多胎妊娠だから単胎よりつわりがひどいということはありませんが、無理せず体を休めましょう。この時期に多胎妊娠がわかります。早い時期に膜性診断をしておくことが大切です。
この記事では、妊娠3カ月のママの体の変化や症状、おなかの赤ちゃんたちの成長、多胎妊娠の基礎知識について、医師監修のもとで解説します。
妊娠3カ月のママの体の変化
赤ちゃんの姿が確認されます
何度かの診察を重ね、ようやく赤ちゃんが複数いることが確認されます。この時期に膜性のタイプを診断してもらい、それに応じたリスクを知り、管理のしかたの方針をあおぎます。ママはつわりのピークを迎えるころ。子宮はやや大きくなり、膀胱(ぼうこう)や腸を圧迫するために、頻尿や便秘になることもあります。
●ママの子宮の大きさの目安(3カ月末11週ごろ)・・・握りこぶし大
妊娠3カ月の赤ちゃんたちの体の変化
心臓の動きがはっきりと
「胎芽」だった赤ちゃんは「胎児」と呼ばれるようになります。少しずつ胎盤ができ始め、栄養は徐々にママからもらうようになります。超音波で心臓の動きが確認されれば、流産の心配も少なくなります。しっぽの部分はなくなり、頭・胴・足の3頭身に。目、鼻、耳の形が整い、だんだんと人間らしい顔だちになってきます。
●赤ちゃん(1人)の大きさの目安(3カ月末11週ごろ)・・・頭殿長約5cm/体重約20g
目安はあくまでも、参考として見てください。頭殿長とは頭からおしりまでの長さです。
妊娠3カ月に気をつけたいトラブル
つわりがひどいと脱水症状を起こしやすくなります。水も受け付けないようなときは、早めに受診を。膜性診断は12週までに受けて。その結果次第では、転院が必要になることもあります。
多胎妊娠の経過は膜性がカギ!早めに膜性診断を受けて
双子・三つ子の種類は、誕生後は卵性で、おなかの中にいる間は「絨毛膜性(膜性)」で区別しています。
絨毛膜は卵膜の一部で、赤ちゃんのいる部屋の壁のようなものです。これが2つなら二絨毛膜性(にじゅうもうまくせい)、1つなら一絨毛膜性(いちじゅうもうまくせい)と呼びます。
一絨毛膜性には胎盤が1つあり、2人で1つの胎盤を共有することに。二絨毛膜性なら2人で2つの胎盤があり(ただ癒合して1つに見えることも多い)ます。さらに一絨毛膜性の中でも1人が1つの羊膜に包まれているケースと、2人が1つの羊膜に包まれているケースがあります。
胎盤を共有している一絨毛性の場合は、妊娠中にリスクを生じる可能性が高くなります。ですから、リスクの高い妊娠かどうか予測するためにも、双子とわかったらできるだけ早い時期に絨毛膜の数を確認しておくことが重要です。妊娠12週を過ぎると膜性が確認しにくくなります。診断がないときは主治医に尋ねてみることも必要でしょう。もし、きちんと確認できなかったときは、一絨毛膜性かもしれないと考えて、それ相応の管理をしていくことになります。
双子の主な種類(膜性による分類)
一絨毛膜一羊膜(いちじゅうもうまくいちようまく/MM双胎)

赤ちゃんたちが1つの胎盤を共有し、1つの羊膜内にいるので厳重な管理が必要になります。
一絨毛膜二羊膜(いちじゅうもうまくにようまく/MD双胎)

赤ちゃんは別々の羊膜にいるが、1つの胎盤を共有。リスクが心配なので入念な管理が必要になります。
二絨毛膜二羊膜(癒合胎盤)

胎盤は2つあるものの、妊娠が進んでくると2つがくっついて発育し見かけ上、1つの胎盤になることもあります。
二絨毛膜二羊膜(にじゅうもうまくにようまく/DD双胎)

胎盤は2つあり、赤ちゃんそれぞれに持っているので、栄養や酸素の供給は安定しています。比較的リスク発生は少ないでしょう。
参考/最新版 双子&三つ子ママの妊娠・出産・育児 監修/青木 茂先生 イラスト/本郷けい子
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